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  1. 大垣市議会 1996-09-09
    平成8年第3回定例会(第2日) 本文 1996-09-09


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成8年第3回定例会(第2日) 本文 1996-09-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 165 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 2 : ◯市長(小倉 満君) 選択 3 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 4 : ◯第21番(津汲 仁君) 選択 5 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 6 : ◯市長(小倉 満君) 選択 7 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 8 : ◯第21番(津汲 仁君) 選択 9 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 10 : ◯市長(小倉 満君) 選択 11 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 12 : ◯第17番(小寺繁好君) 選択 13 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 14 : ◯市長(小倉 満君) 選択 15 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 16 : ◯第17番(小寺繁好君) 選択 17 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 18 : ◯第4番(木村文彦君) 選択 19 : ◯第4番(木村文彦君) 選択 20 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 21 : ◯市長(小倉 満君) 選択 22 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 23 : ◯民生部長(岡田武久君) 選択 24 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 25 : ◯文化部長(小林正司君) 選択 26 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 27 : ◯第4番(木村文彦君) 選択 28 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 29 : ◯文化部長(小林正司君) 選択 30 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 31 : ◯第4番(木村文彦君) 選択 32 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 33 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 34 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 35 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 36 : ◯市長(小倉 満君) 選択 37 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 38 : ◯病院事務局長(生田 聰君) 選択 39 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 40 : ◯民生部長(岡田武久君) 選択 41 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 42 : ◯計画部長(古坂 滋君) 選択 43 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 44 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 45 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 46 : ◯教育長(山本次能君) 選択 47 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 48 : ◯総務部長(安田 弘君) 選択 49 : ◯教育長(山本次能君) 選択 50 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 51 : ◯教育長(山本次能君) 選択 52 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 53 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 54 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 55 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 56 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 57 : ◯教育長(山本次能君) 選択 58 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 59 : ◯民生部長(岡田武久君) 選択 60 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 61 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 62 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 63 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 64 : ◯第7番(中沢清子君) 選択 65 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 66 : ◯市長(小倉 満君) 選択 67 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 68 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 69 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 70 : ◯計画部長(古坂 滋君) 選択 71 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 72 : ◯第7番(中沢清子君) 選択 73 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 74 : ◯第13番(岡田昭三君) 選択 75 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 76 : ◯市長(小倉 満君) 選択 77 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 78 : ◯助役(安村準一君) 選択 79 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 80 : ◯収入役(加藤 智君) 選択 81 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 82 : ◯計画部長(古坂 滋君) 選択 83 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 84 : ◯総務部長(安田 弘君) 選択 85 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 86 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 87 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 88 : ◯民生部長(岡田武久君) 選択 89 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 90 : ◯福祉部長(一柳瑞賢君) 選択 91 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 92 : ◯産業部長(早野正雄君) 選択 93 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 94 : ◯建設部長(井崎詩朗君) 選択 95 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 96 : ◯病院事務局長(生田 聰君) 選択 97 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 98 : ◯第13番(岡田昭三君) 選択 99 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 100 : ◯総務部長(安田 弘君) 選択 101 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 102 : ◯市長(小倉 満君) 選択 103 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 104 : ◯第13番(岡田昭三君) 選択 105 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 106 : ◯総務部長(安田 弘君) 選択 107 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 108 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 109 : ◯第22番(長澤忠男君) 選択 110 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 111 : ◯市長(小倉 満君) 選択 112 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 113 : ◯第22番(長澤忠男君) 選択 114 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 115 : ◯市長(小倉 満君) 選択 116 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 117 : ◯第12番(伊藤秀光君) 選択 118 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 119 : ◯市長(小倉 満君) 選択 120 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 121 : ◯教育長(山本次能君) 選択 122 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 123 : ◯第12番(伊藤秀光君) 選択 124 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 125 : ◯第15番(国枝三喜男君) 選択 126 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 127 : ◯市長(小倉 満君) 選択 128 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 129 : ◯第15番(国枝三喜男君) 選択 130 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 131 : ◯技監(北野和基君) 選択 132 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 133 : ◯第25番(杉原幸子君) 選択 134 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 135 : ◯市長(小倉 満君) 選択 136 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 137 : ◯教育長(山本次能君) 選択 138 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 139 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 140 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 141 : ◯教育部長(小倉武彦君) 選択 142 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 143 : ◯水道部長(森 富男君) 選択 144 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 145 : ◯福祉部長(一柳瑞賢君) 選択 146 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 147 : ◯文化部長(小林正司君) 選択 148 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 149 : ◯第25番(杉原幸子君) 選択 150 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 151 : ◯市長(小倉 満君) 選択 152 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 153 : ◯第10番(横山幸司君) 選択 154 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 155 : ◯市長(小倉 満君) 選択 156 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 157 : ◯計画部長(古坂 滋君) 選択 158 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 159 : ◯環境部長(高橋邦夫君) 選択 160 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 161 : ◯第10番(横山幸司君) 選択 162 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 163 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 164 : ◯議長(渡辺雄次君) 選択 165 : ◯議長(渡辺雄次君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時 2分   開 議 ◯議長(渡辺雄次君)  ただいまから本日の会議を開きます。本日の会議録署名者には、16番 藤崎紀久子君、17番 小寺繁好君の御両君を指名いたします。  この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 2: ◯市長(小倉 満君)  皆さんおはようございます。  今回、徳山ダムに関連して、新聞等で報道されました市の教育施設使用許可の取り消しの件につきましては、議員各位並びに市民の皆様に多大の御心配をおかけいたしましたことを、まことに心苦しく存じております。巷間誤解されている向きもあるように思われますので、この席をおかりいたしまして私の考えを申し述べさせていただきたいと存じます。  このたびのことは、使用目的が設置目的の内容にそぐわないため、施設を所管する教育委員会において使用許可の取り消しが行われたものでございます。当初の対応が不十分であったために混乱を生じましたが、私といたしましては、言論の自由を阻害するとか、運動を封殺するとか、そのような意思は毛頭ございません。もとより国民は法のもとに平等であり、思想、信教などの自由が保障され、差別を受けるようなことがあってはなりません。したがって、この精神に基づいて今日まで公正を信条に対応してきましたし、今後も努力してまいる所存でございます。今回の教育委員会の処置につきましては、その報告を受け、理解をいたしておりますが、今後も十分コミュニケーションを図ってまいりたいと存じます。なお、学習以外の活動につきましては、市民会館、総合福祉会館、中川ふれあいセンター等、本市の公共施設が利用できますので、御理解賜りますようお願いいたします。今後は、このような誤解を招くことのないように注意してまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 3: ◯議長(渡辺雄次君)  これより日程に入ります。  一般質問を行います。  順次、質問を許します。  21番 津汲 仁君。           〔第21番 津汲 仁君 登壇〕 4: ◯第21番(津汲 仁君)  皆さんおはようございます。  本定例会のトップバッターに質問の機会を与えていただきましたことを、他会派の皆さんに深甚より感謝申し上げる次第でございます。  通告に従いまして、自民クラブを代表して小倉市政の進展について質問をいたします。
     先日、クラブ会において、ぜひ小倉市長に来年の任期満了に伴う市長選挙に四選を目指して立候補していただきたいと、小倉市長を満場一致で推薦を決定いたしました。小倉市長は、昭和60年4月の市長選において、「若さ・情熱・行動力でチャレンジ」のスローガンのもと熱い市民の期待を受け、圧倒的な市民の支持を受けられ、初当選をされて以来3期11年半、清潔と公正を信条に市政を担当されてこられました。この間市長においては、悲しいこともうれしいことも、そして悔しいことも数限りなくあったことだろうと思います。時には市長をやめたろかと思われることもあったのではないかと想像をします。しかしながら、市長の不屈の精神とまちづくりの夢を見て乗り越えられてこられたものと想像をいたします。大垣市は大きな変貌を遂げようといたしております。市長、私どもの自民クラブの同志全員、小倉市長の積極的かつ大胆な大垣の将来を見据えた施策を支持してまいります。  先日、私岐阜からタクシーに乗る機会がありました。そのとき、タクシーの運転手は、大垣は岐阜に比べると活力がありますなあということがありました。私は、どうしてそんなことが住んでないのにわかるのかと聞きますと、運転手さんは、町全体の雰囲気が生き生きしているよと、岐阜はそれに比べるとというような話がありました。私は、こんなような声を聞くこと自身大変うれしく、町全体が少しながらも変わってきているのだなあということを感じたわけでございます。これまで市長は、街路樹の整備に全力投球をされ、その全力投球されたあかしがあるのではないかと感じたわけでございます。  21世紀を展望した国際化、情報化、高齢化社会への対応等積極的な行政手腕を発揮され、第三次総合計画前期基本計画も順調に事業実施されております。この達成率は非常に高いものであります。とりわけこの4年間の実績の中で、「西濃の中核としての機能的な都市基盤づくり」については、道路網の整備においては大きな実績を上げられました。大垣環状線は、計画の70%を整備、工事中であり、30%も間もなく着工の運びを迎え、南高橋神戸線、昼飯大島線、高屋桧線の整備等も促進されてまいりました。また、駅周辺の整備においては、北の玄関である北口の周辺整備も具体的に動き出そうとしております。「豊かで活力に満ちた産業づくり」においては、情報都市の基盤整備として情報発信の拠点とし、ソフトピアジャパンのセンタービルも竣工され、開場されました。同時に、第一女子高校の跡も人材育成機関である県立国際情報科学芸術アカデミーとして再出発しました。また、現在建設中の大垣市情報工房も大いに意義あるものになると期待されます。アカデミーの教育機関としての再出発は、この高校で学ばれた多くの卒業生も大いに喜んでいただけるものと思います。この事業は、小倉市長の市長としてのライフワークであると言っても過言ではないかと思います。情報都市としての出発であります。先日、ソフトピアジャパンのセンタービルで自民クラブの勉強会を開催いたしました。その際、財団の安藤副理事長は、小倉市長なくしてこの事業は完成しなかったと、功績をたたえられておられました。ソフトピアジャパンは、6月の開場以来15万人の人々が出入りをしているとのことであります。私は、情報に対する皆さんの関心の高さにびっくりしたわけでございます。センタービルの周辺には、第1期分譲で売却した土地に事業所のビルが建ち始めております。まさにソフトピアジャパンは、日本いや世界に示されるときもそこまで来ているのではないかと思います。「快適でうるおいのある生活環境づくり」では、治水対策も積極的に整備促進され、浅中公園の整備促進、杭瀬川スポーツ公園の整備促進と完成されてまいりました。また、阪神大震災における教訓を生かして、鯖江市、長浜市との相互支援の締結など、いろいろといち早くその行動に移されたものであります。この4年間では、ごみ処理の問題が大変大きな社会問題になりました。ごみの収集には、シール制によるごみの収集、そして分別収集などが特筆されます。そして、米野清掃センター改めクリーンセンターの改築整備も手がけられてこられました。「健康で心のかよう福祉のまちづくり」では、市民病院の第1病棟、診療棟の改築整備、そして養老華園、牧野華園の改築整備。在宅福祉、医療サービスの充実には、全国的に注目を集めた24時間ホームヘルプサービスの実施、また訪問看護サービスの実施、デイサービスの充実等、安心して家庭で過ごせるようなシステムづくりに励んでこられました。また、「学ぶ気風を培う創造性豊かな生涯学習環境づくり」については、生涯学習の拠点であるスイトピアセンターを充実されたこと、その中にこどもサイエンスプラザの建設、また現在建設中の武道館など市民に多く学ぶための場所、スポーツの場所を整備してこられました。伝統的な文化を継承することに力を注がれるとともに、郷土愛、新風土の創出のためにも積極的でありました。また、初当選以来「西濃はひとつ」の理念のもとに推し進められているスインク事業の定着により、西濃はだんだんと意識変革が起こっているのではないかと思うわけでございます。さらに、国際的な感覚を養うための国際化の事業推進も着実に成果を上げているような感じがいたします。こうした数々の実績の中で、私ども自民クラブは、市長が掲げられておられます「水を愛し 緑をはぐくむ 人間性豊かな産業文化都市」の創造を目指し、共生できる町大垣を目指して、現在第三次総合計画の後期基本計画のもと第3期実施計画が昨年から進行中であります。この第三次総合計画を仕上げるために、21世紀の扉を小倉市長のもとで開いていただくためにも、ぜひ来年の4月の市長選挙に立候補し、四たび市政を担当し、限りない大垣市の発展と市民の幸せのために御尽力いただきたいと思います。市長の明快なるお答えをお聞きしますことを期待いたしまして、自民クラブの代表質問をひとまず終わります。 5: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 6: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、自民クラブを代表されまして、津汲議員さんからまことに身に余るお言葉をいただき、至上の喜びでございます。私は、市長就任以来清潔と公正を信条に、市民の皆様の御理解、御協力を賜りながら、常に初心にかえって、市政の課題の一つ一つに勇気と決断を持って誠心誠意努力してまいりました。おかげをもちまして、公約として掲げました第三次総合計画の諸事業も、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御支援によりほぼ順調に進捗しており、心からお礼申し上げる次第でございます。  御承知のとおり、21世紀を目前にして政治、経済、社会等の構造が大きく変わり、地方分権や規制緩和をめぐる論議に象徴されるように、行政の仕組みや市民生活の分野まで新しい変化が生まれつつございます。こうした歴史の大きな転換期を迎え、さらには急速に進む高齢化、産業の空洞化への対応など、地方行政はかつてない厳しい局面を迎えております。本市では、昨年21世紀へのかけ橋となる第三次総合計画の後期基本計画に着手したばかりであり、今後進めていかなければならない重要な課題が山積しております。私は、これらの課題を責任を持ってなし遂げることが、私に課せられた使命であると考えております。昨年の夏御心配をおかけしました体調もすっかり回復して、体力、気力とも以前に増して充実しており、次期市長選挙で市民の審判を仰ぎたいと存じます。議員各位、市民の皆様方の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、大垣市政の進展についての答弁といたします。 7: ◯議長(渡辺雄次君)  21番。           〔第21番 津汲 仁君 登壇〕 8: ◯第21番(津汲 仁君)  ただいまは、市長より四選出馬の意思表明をいただき、我々自民クラブ所属議員はもとより同志は、今後小倉市政の四選に向け十分な支援体制を整えてまいりたいと存じます。そこで、当面する大垣市最重要課題について数項目要望を申し上げ、4期目にぜひ実現方をお願いしたいと思います。まず第1は、先ほど市長がおっしゃいましたように、大変厳しい財政の中で、今後市政の推進には非常に厳しいものだという御発言がありました。まさにそのとおりでございます。ぜひ行政改革を勇気を持って進めていただきたいということを要望いたします。第2番目は、道路網の整備であります。前の3期目につきまして、うちの岡本議員が質問いたしました。そのときに、道路網の充実をぜひお願いしたいと。この問題につきまして、大垣環状線を初め主要幹線につきましては、非常に大きな進展をしました。これからもそれが早期に完成するように御努力願いたいと思います。また、東海環状線の推進につきましては、是が非でも早期着工を、建設着工に向けて全力を挙げていただきたいと思います。3番目は、雇用の確保でございます。昨今、非常に雇用が不安でございます。大垣市全体の事業所も含めまして、雇用がだんだん減ってまいりました。そういう面におきまして、最近高校生でも就職ができない子が多くなったと聞いております。そういう面で、是が非でも雇用確保が十分できるソフトピアジャパンの第2期分譲、第3期分譲を早急に進めていただき、少しでも早くソフトピアジャパンに多くの人々が働ける場を与えてやっていただきたいと思います。4番目には、福祉のまちづくりでございます。大変厳しいこの経済状況の中で、私はみんなが安心して暮らせるまちづくりは不可欠なものだろうと思います。特に、高齢者対策につきましては、大変これからお金のかかる時代でございます。しかしながら、そこに対して手を抜くことはできません。私は、今度の4期目の選挙に向かいましてぜひともお願いしたいことは、バスの無料パス券でございます。昨今車の乗れない方、そして自転車でも大変交通事故も多くなってまいりました。お年寄りが安心して在宅福祉の中で暮らしていくには、ぜひともバスを利用していただけるような無料のパス券の配付をしてはどうかと思います。最後に私は、ぜひとも11年半「西濃はひとつ」という理念のもとにスインク事業を推進してまいられました。4期目にぜひとも、私は西濃市の実現のための施策、行動をしていただくことを強く要望します。  以上、要望を申し上げましたが、決意のほどがあればお答えいただければ幸いであります。今後とも健康に十分注意をしていただき、4期目の市政担当に向けて万全を期していただきますことをお願いしまして、質問を終わります。 9: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 10: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、4期目に挑む中で、成功の暁はぜひともこうした事業という行政改革、道路網の整備等5項目ほどの御要望を承りました。いずれの事項も大変重要な課題でございます。鋭意努力いたしまして、実現に努むべく今後も邁進いたしますので、よろしく御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。 11: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  17番 小寺繁好君。           〔第17番 小寺繁好君 登壇〕 12: ◯第17番(小寺繁好君)  皆さんおはようございます。  ただいま、自民クラブの幹事長よりの質問に対しまして、小倉市長の来年の市長選挙四選の決意を表明されました。民主クラブを代表いたしましてお尋ねをいたします。  市長として3期11年半の間、第三次総合計画の前期完了、後期につきましても目標は平成12年でありますが、前期、後期とも順調に進展してまいっていますのも、市長の申されました清潔と公正をモットーとした人柄と、多くの市民の理解と協力のたまものと存じております。小倉市長におかれましては、首長は3期が限度という考え方であったことも承知しておりますが、4期目の決意は、市長職が激務であるだけに大変だったのではないかと考える次第でございます。やはり市長の人柄と責任感が第三次総合計画の総仕上げに向けて初心貫徹の決意と、何といいましても現在の健康状態の自信が大きな理由と推察している一人であります。本当に喜ばしい次第でございます。私も含め多くの議員各位、市民の皆様も歓迎し、ぜひ小倉市長四選勝利をこいねがっているものと存じます。したがいまして、今後多くの市民グループ、団体等が推薦状を持って駆けつける事態を見ることでしょう。私も選挙を経験する身、うれしくありがたい限りでございます。しかしながら、市長も一人の人間、成功と喜びもあれば失敗と悲しみもあることは言をまちません。3期12年の経験と実績のもと、市政全般を知り尽くし、絶対的な自信の上に立って市政運営に臨まれると存じますが、自信過剰になって市政のかじ取りを誤りのないよう、そして健康にも十分気をつけていただきたいと存じます。21世紀を目前に、情報化、高齢化、技術革新、少子化等々の急速の進展が相まって、市民意識にあっては物の豊かさから心の豊かさを求める価値観の多様化や自然環境、文化生活への志向など生きがいを求めるようになってきておりますがゆえに、何よりも心の通った温かい市政運営を望んでやみません。  次に、市長は過去3回の市長選挙に当たり、不偏不党、公平な市政を堅持する等々の具体的な政策協定を結んだ経緯があります。次期もこれを継承されますかお尋ねをいたしたいと存じます。また、過去12年の間、勤労者、なかんずく働く労働者への政策などなどの心遣いに対し、特にことし完成の中小企業勤労者福祉センターの建設については大ヒットと、高く評価している次第でございます。勤労者並びに中小企業の育成と後世に大きく役立つことでありましょう。最近市民の声といたしまして一言申し上げたいと存じます。市長はよくやってはいるが、箱物ばかりで身近で希望している生活道路や水路改良等がどうなっているのかと、よく聞かされます。このような意見を投げかけるのは、ただ私一人ではないようにも思います。私なりにそれぞれの弁解に苦慮しておりますので、一考を賜りたいと存じます。  次に、具体的な要望につきましては、毎年予算編成の前にまとめて提出しておりますし、今後あらゆる機会を通じまして議論をしてまいりたいと思います。ゆえに省略させていただきます。  最後に、市長におかれましても健康は何よりの財産であります。それだけに十分の健康管理をしていただき、公人として市民が安心して市政を託すことができることをこいねがっております。また、議会と市長は車の両輪と理解しております。幾つかのことを申し上げましたが、本日の市長の答弁をいただいた後、労使並びに各種団体と過去3期同様の推薦の方向で相談してまいりたいと存じます。終わりに当たり、大垣市の限りない発展を期待しつつ、第1回の質問を終わります。 13: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 14: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、民主クラブを代表されまして、小寺議員さんから次期市長選に臨み市長としての政治姿勢と方途について温かい御示唆を賜りました。まことにありがたく存じております。  御案内のとおり、私は平成5年4月、市民の皆様の御支援を賜り、三たび大垣市長に就任し、はや3年余が経過いたしました。この間、懸案の重要な政策課題も、おかげをもちましておおむね順調に成果を見ておりますが、中にはさまざまな障害を乗り越えてようやく解決へと導かれたような困難な問題もございました。私は、これまで決して慢心することなく、初心忘るべからずを座右の銘として経験と実績を生かしつつ、常に新たな気持ちで全力を傾けてまいりました。これからも皆様からの声を真摯に受けとめ、不言の言に耳を傾け、一党一派に偏することのないよう市民党の立場で市の発展と市民福祉の向上のために精いっぱい取り組んでまいる覚悟でございます。社会が大きく揺れ動く内外の諸情勢を見聞きするにつきまして、地方行政を取り巻く環境は一層厳しくなるものと認識いたしております。しかしながら、このような状況のときこそ時代の流れを見きわめ、行政の本質を見誤ることのないよう衆知を結集して一歩一歩着実に市政を進めていくことが、みずからに課せられた責務であると考え、行財政改革に強い姿勢で臨むとともに21世紀に向け理念を高く掲げ、新しい時代にふさわしい大垣市を創造してまいりたいと存じます。特に、市民のニーズということで御指摘をいただきました生活道路とか生活水路につきましては、さらに整備に努力をしてまいりたいと存じます。もとより市と市議会は車の両輪の関係にあり、このバランスの上に乗って市政運営を行わなければならないことは深く認識いたしております。どうか皆様方には忌憚のない御意見、御批判をお寄せいただきますよう、そして引き続いての格別の御支援を賜りますようお願い申し上げます。市長四選出馬についてと、ただいまちょうだいいたしました件につきましての答弁といたします。よろしくお願いをいたします。 15: ◯議長(渡辺雄次君)  17番。 16: ◯第17番(小寺繁好君)  自席にて、市長の御答弁を今まとめてみましたので、誤りなければこれで終わりたいと思います。  一つには、初心に返って市政運営をすると、そういうことだと存じております。二つ目には、一党一派に偏することなく市民党の立場で市政運営を精いっぱい進めると。三つ目には、行政改革は時代の流れに沿って実行する。四つ目には、21世紀に向けて着実に地固めをする。五つ目には、議会を軽視することなく、市と議会は車の両輪である関係は理解する。以上5点につき、主な答弁と理解しております。  最後に再度不言実行を期待し、民主クラブを代表いたしましての質問といたします。どうもありがとうございました。 17: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  4番 木村文彦君。           〔第4番 木村文彦君 登壇〕 18: ◯第4番(木村文彦君)  皆さんおはようございます。きょうは雨にもかかわらず傍聴にお運びいただきまして、御苦労さまでございます。まず、私一般質問のトップを切らさせていただきます。  今年は、4年に一度のスポーツの祭典オリンピックがアトランタの地で開催され、各種競技で数々のドラマが展開されました。現今、中東情勢は不安材料がいっぱいではありますが、スポーツを通して世界が平和であることを願わずにいられません。大垣もスポーツを初めいろいろな競技に鋭意努力されておりますが、今年は市民が感動するようなことが少ないように感じられます。そんな中、市内在住のある商店の社長さんが、一向に景気の回復も見られず業績は苦しいけれど、何かひとつ頑張っている姿を見てほしいと一念発起され、仕事の傍ら練習に励まれ、夏の国体の県代表として出場されることを聞き、人生どんな立場であれ努力することの重要性を勉強させていただきました。  他方、10月には第15回全国消防操法大会が行われますが、大垣市消防団静里分団が岐阜県を代表して出場されます。団員の方々はおのおの仕事を持つ傍ら早朝から猛練習を続けておられ、火災ともなればお世話にならなければならないにもかかわらず、市民には余り知られていないのが現状ではないでしょうか。私も注意深く市内を見て回っておりますが、それを伝える表示が静里地内に1ヵ所あるのみで、全国優勝を目指して懸命に努力しておられる団員の方々及び団員を心から支えていただいている御家族並びに地元後援会の方々の並々ならぬ努力にエールを送る意思表示があってもよいのではないでしょうか。  ことしの夏は病原性大腸菌O-157が全国的に蔓延し、市民の食生活に大きな衝撃を与えました。幸い当市は発生せず、事なきを得たわけでございますが、いま一度現在実施されております学校給食のセンター方式がよいのか、単一方式がよいのか考えるときではないでしょうか。  前置きはこの程度にしておきまして、通告に従いまして3点質問させていただきます。  第1は、杭瀬川の改修についてお尋ねいたします。  平成7年6月議会において、杭瀬川、塩田橋周辺の整備について質問をさせていただきました。市長より、周辺整備については歴史的背景にも配慮し検討してまいりたいとの回答ではなかったかと記憶いたしております。今後とも十分検討していただき、第三次総後期基本計画の中で実現することを熱望いたしております。今回は、杭瀬川のしゅんせつ工事についてお尋ねをいたします。そもそも河川のしゅんせつ工事は、建設省の基準では何年に1回やることになっているか、それとも地元住民が陳情書でも添えてお願いをしなければ実現できないのか、不透明な面が多いように感じられてなりません。今回特にしゅんせつ工事をお願いいたしたいのは、塩田橋から旧塩田橋間の堆積作用による中州、すなわち土砂の山が年々大きくなっており、水の流れを悪くしているのが実態です。5月に杭瀬川隣接地元15自治会が、建設省木曽川工事事務所へ杭瀬川河川を改修する陳情が行われたと承っております。地元住民にとっては年々大きくなっていく中州を無視することができなくなり、一たん大雨でも降れば中州の増大により水の流れを阻まれ、水による被害も出ないとも限らない状況になっていると心配せざるを得ません。そもそも、塩田橋から旧塩田橋に限ってなぜ土砂がたまるのか。それは、塩田橋までの川幅が一定なため何の障害もなく下流へと水が流れ、塩田橋を境に、かつてのにぎわいを見せた塩田橋港跡が今でも残っており、急に川幅も広くなり水深もあり、水の流れも川の変化により流れそのものが鈍くなり、堆積作用が起こると考えられます。このようなことは、建設省におかれましても十分熟知しておられると思います。なぜ長良川が頻繁にしゅんせつ工事が行われているのか。それは、一定の水深を保ち水害を食いとめるために行われていると承っております。同じ1級河川として理解に苦しむとともに、何事も平等の原理原則をお願いしたいと思います。この10年間に杭瀬川のしゅんせつ工事は見たことがなく、前回は何年に行われたのかお尋ねいたします。また、地元住民の不安を一日も早く解消していただくためにも、早期実現に向け行政よりも強力に県、国に対して要望をお願いしていただきたく、再度要望する次第です。河川の改修は下から行うのが原則だと承っておりますが、もうそのようなことを言っている状態ではないということを申し上げ、実際に現場を見ていただきたく考える次第です。  第2に、市民サービスの向上についてお伺いいたします。  過日、他都市より転入してこられました方より貴重な御意見を聞く機会があり、もっと市民の側に立ったきめ細かいサービスの向上に努めるよう忠告をいただきました。当日転入手続のため窓口を訪れ、すべての手続を完了され家に戻られ、翌日ごみが出ているのでごみを出そうとしたところ、シールがない、ごみは出すことができないと指摘を受け、どこへ行けばもらうことができるかお尋ねされたところ、市役所の2階へ行けばもらえますと聞き、また市役所へ出向かれたそうです。そういったごみシール一つにしましても、転入手続と同時に渡してこそ市民サービスにつながるのではないかと思い、今後対処し十分検討していただきますようお願いいたします。少々気の早い話かもしれませんが、提言を述べさせていただきます。年が変わり2月、3月、4月ともなりますと転入、転出のシーズンがやってまいります。特に、転入の方々にとりましては地理カンもなく、どこへ手続に行けばよいのかわからないのが現実ではないかと思われます。そんなとき市役所へ転入手続に来られ、同時に電力、電話、郵便局、NHK、水道等公益事業が一堂に市役所内ロビーに特設されれば、市民となられる方の当市に対するイメージを大きく変えるのではないでしょうか。より行政のきめ細かいサービスを心がけねばならないと考えられ、市民からの評価も大きくなるものと思われます。私は、こうしたサービスを積極的に推進しておられます四日市を今年3月訪問させていただきました。ちょうどその日は平日でもあり、窓口業務も余り込み合ってなく、コーナーの利用者もまばらではありましたが、利用者がございました。そんな中、四日市市が引っ越しコーナーを設置された経緯について説明があり、平成4年12月議会の一般質問での提言を受け、これを行政が受けた形で実施し、その目的たるや転入、転出の手続に市役所を訪れた市民が1階ロビーに設けられた引っ越しコーナーを利用することにより、各公益企業への申し込み手続や相談等を一度に済ませることができる。市民サービスの向上につながることを主たる目的とし、今後もPR方法や運営方法についても一層工夫し取り組むとの説明をいただきました。他方、静岡市におかれましても、平成3年度から引っ越しコーナーを特設され、市民から大きな評価をいただいていると承っております。特に、両市におかれましては、3月最後の土日は、関係窓口業務を、休みを返上して開設されている点を見ましても、市民に対するサービス向上の努力がよく理解することができます。           〔チラシを提示〕 19: ◯第4番(木村文彦君)  ちなみに、チラシ等も職員みずからのこういった手づくりのチラシを作成し、市民からも温かい評価をいただいていると承りました。当市におかれましても、ぜひ実現に向け御検討を賜りますよう要望するものであります。  第3に、大垣市室内管弦楽団についてお尋ねいたします。この質問に入る前に、6月にオープンいたしましたソフトピアジャパンの野外のせせらぎステージについて、一言述べさせていただきます。このソフトピアジャパンができたことによって、待望久しく地域の活性化に向け大きく前進するものと市民は期待を寄せたことと思います。結果はどうでしょう。夏に稼働しなければならない野外のせせらぎステージはついに利用者がなく、大垣花火大会の見物客でにぎわったのみで、これも来年は大垣市情報工房の建物で花火も見えなくなり、宝の持ちぐされになりはしないかと心配いたす次第でございます。大垣市文化部におかれましても、巨額の投資がなされているソフトピアジャパンの活用に際しましては最大限の努力を払われ、大垣市吹奏楽団や中、高、大学の吹奏楽等の利用の場として積極的に納涼コンサート等を考えていただきたく要望するものであります。  さて、大垣市室内管弦楽団は、音楽を愛好する市民の熱き要望にこたえて結成されたものと承っております。行政におかれても、助成金を交付して支援をしておられるわけですが、片や同じ音楽愛好者で結成されている大垣市吹奏楽団には助成すらなく、練習場所も文化会館から南部公民館へと移行し練習されている実態を知る限り、アンバランスとしか考えられないと思われます。音楽関係者の助成のあり方について説明を求めるものであります。次に、この楽団の目的でございますが、規約によりますと、団規約第3条「本楽団は、演奏活動を通して大垣市における室内楽の普及をはかり、かつ、地域の音楽文化の振興に寄与することを目的とする」と記されており、この第4条には、「本楽団は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。(1)定期演奏会及びその他の演奏会 (2)地域における音楽文化振興のための、調査・研究ならびにその発展に資する計画の立案と実現を推進する事業 (3)前各号のほか、本楽団の目的を達成するために必要な一切の事業」となっておりますが、平成7年度定期演奏会以外の実績について御報告をいただきたいと思います。2点目として、団員構成のあり方について。団員募集に際しましては広報「おおがき」を活用され、公募されていると承っております。では、現在の団長の在住地は大垣市内の方なのか、仮に大垣市外の方であるとするならば、大垣市室内管弦楽団を代表するにはいかがなものかと申し上げたい。また、団員の市内在住者と市外在住者の比率はどのようになっているのか報告を求めるものであります。それにあわせて、出身校の構成比率についてもお尋ねいたします。大垣市室内管弦楽団は、当初の趣旨から外れることなく運営を望む次第です。第3点目は、第8条、入団に関して、「本楽団に入団を希望する者は、入団申込書を団長に提出し、入団審査委員会の承認を得なければならない」。そもそも入団を希望される方々は、大学なり社会で経験された方々が大半であると考えられ、審査とは何を意味し、審査委員の人数及び大学別はどのようになっているのか。ある音楽識者の弁をかりるならば、プロ審査と同じように受けとめられると漏らしておられました。今後とも、入団審査方法には大学別、職域別に偏ることなく設立趣旨を十分理解し、公平なる入団審査となるよう、今後の課題として取り組んでいただきたく、大垣市室内管弦楽団の健全なる運営を要望し、1回目の質問を終わらせていただきます。 20: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 21: ◯市長(小倉 満君)  一般質問の答弁の前に、幾つかの御示唆をちょうだいいたしました。ありがたく存じます。大垣市消防団静里分団は、昨年の岐阜県大会で優勝いたしまして、岐阜県代表として全国消防操法大会に出場することは御案内のとおりであります。10月16日、横浜市で開催されますこの大会に御健闘を祈るべく、昨日も大垣市消防団検閲訓練の大会がございましたが、その折にも激励を申し上げた次第でございます。議長からも激励のお言葉がございました。こういうように、私どもも市民こぞって応援するというのが当然の姿でございますので、10月16日に向けてさらに声を大にしてまいりたいと思います。その他につきましても十分理解をいたしました。  一般質問の中の杭瀬川の改修について私から御答弁申し上げます。  杭瀬川の改修につきましては、建設省により下流の高渕地内における特定構造物改築事業等、順次上流部へ向け鋭意進められているところでございます。きのうも現地へ参りましたが、明治29年ですからちょうど 100年前、多芸島の杭瀬川の堤防の破堤がございました。明治29年の大水害であります。承りますと、明治29年9月8日の午前6時だというふうに聞きましたが、ちょうどその高渕周辺が現在整備されております。去る8月29日には、杭瀬川改修の促進についてということで、杭瀬川河川改修促進期成同盟会の方々とともに建設省木曽川上流工事事務所へ陳情いたしてまいりましたが、その際にも御質問の静里地内の堆積土砂のしゅんせつ工事につきまして、早期に実施いただきますよう要望してまいった次第でございます。これら堆積土のしゅんせつは、治水上重要な事業でありまして、今後も引き続いて建設省へ要望してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いをいたします。市民サービスの向上について、大垣市管弦楽団について等担当部長より御答弁申し上げます。 22: ◯議長(渡辺雄次君)  民生部長。 23: ◯民生部長(岡田武久君)  市民サービス向上についてお答えいたします。  ロビーにおけるサービスコーナーの設置について、市民生活の多様化に伴う窓口行政サービスの向上を図る上で、先進都市、四日市市等事例を御教示いただきました。大切な方策かと存じます。現在市民課の通常業務におきましても、非常な混雑で御迷惑をおかけいたしているような状況でございます。2月、3月、4月の繁忙期には、市民課では転出、転入の届け出の受け付け、年金受給者の現況証明等、また保険年金課では国民健康保険証の更新、社会福祉課では助成金の交付申請などの業務が3課同時期になり、窓口が混雑し、市民がロビーにまであふれることがございます。このようなことから、ロビーにサービスコーナーを設置することは困難な状況でございます。コーナーにかわる方法といたしまして、転出、転入者に電気、ガス、電話など事業所の案内図を示したチラシなどで情報提供をしてまいりたいと存じます。将来、窓口行政サービスの向上を図るため取り組みを行ってまいりたいと存じますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 24: ◯議長(渡辺雄次君)  文化部長。 25: ◯文化部長(小林正司君)  大垣市室内管弦楽団について御質問にお答えいたします。  大垣市室内管弦楽団は、市民の音楽文化のより一層の振興を図りたいという期待にこたえて、平成6年7月にアマチュア楽団として発足したものでございます。当初は公募による41名の団員でスタートしましたが、その後より高度な演奏に必要なパートの演奏者を、経験者で日曜日の練習に参加できる人という条件によりまして、市の広報を通じまして募集いたし、書類審査及び面接等によりまして団員の確保に努めてまいりまして、現在52名を擁しております。したがいまして、御質問の出身学校等によりまして入団をお断りした事実はございません。団員構成といたしましては、市内の方が25名、県内21名、県外6名でございまして、専門の音楽大学卒業生を初め理系、文系等多岐にわたっておりまして、さまざまでございます。学校による隔たりはございません。特に、市民の皆さんの期待を集めまして発足した室内管弦楽団でございますだけに、団員の皆さんの練習も真剣そのものでございまして、毎月三、四回の厳しい練習に取り組んでおりまして、5ヵ月後の平成6年12月には第1回の演奏会を行い、その後年2回の定期演奏会を続けております。市といたしましても、当分の育成期間につきましては、大型楽器の購入資金等でバックアップしていく予定であります。今後とも、団の運営等につきましては、より適切な指導を行いまして、市民により愛され感動を与える管弦楽団に育ててまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。  また、ソフトピアジャパンの施設の活用につきましては、関係団体にPRをしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 26: ◯議長(渡辺雄次君)  4番。           〔第4番 木村文彦君 登壇〕 27: ◯第4番(木村文彦君)  ただいまは、市長様より杭瀬川のしゅんせつ工事について御答弁いただきました。より一層県並びに国にお伝えいただきまして、一日も早く実現することをお願いしたいと思います。  第2点目の市民サービスの向上についてでございますが、今回通告をさせていただいて、大体一日かからずして回答をちょうだいいたしました。他府県の例を参考にいたしますと、例えば静岡市の場合は、1日に 410名こなしておられるということが現状でございます。じゃあ本市はどれぐらいの稼働率であるかというのを調べさせていただきましたところ、一番忙しい3月期におきましても平均稼働率が79.4人でございます。そうした面からいきますと、やはり混雑状況は、日によっては混雑するかもしれませんけれども、やはり今後の大きな市民サービスの向上とした場合には、前向きに取り組んでいただきたいと思います。  第3点目の室内管弦楽団について、ただいまいろいろ厳正なる審査をいたしているということで、今回そういった問題がないというような御答弁でございましたけれども、現実にその書類審査、いろいろオーディション等をなされているということが現状でございます。特に、オーディションに入る前に審査方法で除外されておられるという方も市内の方におられるということが実態であるということをお受けとめいただきたいと思います。それと、先ほど一つ答弁でお聞きいたしました現在の団長の方の出身地、在住地でございますが、それもお答えいただきたいと思います。 28: ◯議長(渡辺雄次君)  文化部長。 29: ◯文化部長(小林正司君)  まず初めにお断りしたいのは、この室内管弦楽団は同好の会でないということをひとつ御理解いただきたいと思います。一つの楽団として演奏活動をしたいという、趣味で行う会でないということだけ御理解いただきたいと思います。なお、団長につきましては市内の、郭町の在住でございます。 30: ◯議長(渡辺雄次君)  4番。 31: ◯第4番(木村文彦君)  自席で失礼させていただきます。  今文化部長より、楽団は要するに同好の会ではないということはよく理解できるわけでございますけれども、やはり今楽団の中に発生している、これは他都市の件につきましても承りましたんですけれども、最終的にはこの楽団、高レベルの楽団を結成するために当たっては、やはり一つの大きな学閥ができるというような実態も承っております。そうした中で、ある自治体においてはこれを解散せざるを得ないというような状況も承っているわけです。だから、やはり大垣市においては、そうした室内管弦楽団につきましては、今後とも慎重にやっていただいて、そういう学閥ができないよう、ややもしますと、今団員構成の中には某大学の人数が多いとか、あるいは次の大学というような形で、どうしてもやはりそういったメンバー構成の中には大学依存型にならないよう、今後とも十分御留意いただいて運営をお願いしたいと思います。以上で終わります。 32: ◯議長(渡辺雄次君)  35番 内田秀雄君から一般質問の通告を受けておりましたが、都合により取り消しの申し出がありましたので御了承願います。  次に移ります。  20番 富田せいじ君。
              〔第20番 富田せいじ君 登壇〕 33: ◯第20番(富田せいじ君)  通告しております3点について質問いたします。  まず最初は、市内の地盤沈下防止対策についてであります。  私ども大垣市民は、長い間水に恵まれ、不自由なく地下から飲料水はもちろん農工業用水をくみ上げてきました。お金もそうでありますが、まだある、あると思って使用しておりますと案外早くなくなるものであります。先日も桑名へ参りましたら、海抜1m地帯である旨立て看板があり、よく見てみますと地盤沈下を防止しようと、スローガンが書かれておりました。大変なところなのだなと、市民全体で努力をしておられるのだなと感じた次第であります。2年ほど前、熊本市を視察しましたとき説明を受けたわけでありますが、公共施設にはほとんど飲料水以外雨水を使用できる設備を設け、水を大切にしておられました。折しも全国的に渇水著しい年であったように記憶しております。私自身市の南部の方に住んでおりますので、庭が下がったり、また隆起したりもしております。本当に垂井町などと比べますと悪い地盤だなと感じておる次第であります。昨今問題になっております久瀬村への産業廃棄物捨て場問題について、ぜひ将来ともにきれいな水を守る観点から、捨て場設置反対表明をしていただくのと同時に、徳山ダムの建設を目指していただき、農工業用水だけでも揖斐川から取水ができるように水利権確保をお願いいたし、地下水をくみ上げる量を減らし、少しでも地盤沈下防止対策をされるべきと考えますが、いかがでありましょうか。  2番目はHIV、エイズウイルスでありますが、感染防止等について質問及び提言をいたします。  我々は、数年前にHIVのことを聞かされ、何だろう、一体どのように感染してくるのであろうかと不安を持って思いめぐらしていました。そのころ、なぜか歯医者さんへ行くことをためらいもいたしました。男性の場合、理髪店へ行き目にした光景の中に、店の人が非常に注意深くかみそりなどを扱っていた姿を思い出すわけであります。ところが、菅厚生大臣になられてから一気に薬害エイズが表面化し、一層驚きを覚えたわけであります。私も息子と娘合わせ3人おりますが、長男など大学4年で就職時期を迎えているからでしょうか、社会の何に敏感になっているかと申しますと、企業の、特に民間の倒産、リストラ等についての将来不安とエイズを含めたウイルスに非常に関心を持ち、恐怖感さえ感じているのがわかります。先日も野口英世記念館に立ち寄る機会が二十五、六年ぶりにあり、館内の資料を見てみますと、結局エイズ、エボラと同じような黄熱病研究の途中アフリカで倒れられたわけであり、エボラ熱、エイズと同様アフリカで発生したのであります。先日も、NHKクローズアップ現代を見ておりましたら、今後将来あらゆる未解明のウイルスが人類を襲いかかろうとしていると報道されておりましたが、恐ろしさを感じた次第であります。そのようなウイルス類にどのように対応していくべきか。まずは防疫対策が必要であろうと思います。そのような気持ちから、当市の市民病院においても院内感染や医療従事者への感染防止策の一環として、出血を伴う手術や検査を受けるすべての入院患者に対し、本人の同意を得た上でHIV抗体検査を実施されてはどうでしょうか。それに必要な費用として、検査費用は病院が全額負担するため、恐らく二千万から三千万円でありましょう。予算化を要望するところであります。また、このことと同時に母子へのHIV感染防止を図る意味で、市内在住の妊婦さんに限って指定医療機関を定めていただき、無料にてHIV抗体検査を実施してはどうでしょうか。聞くところによれば、費用は1人 5,600円ぐらいとのこと。どうか市民が安心して暮らせるために予算の計上を強く要望いたすところであります。  最後は、行政についてであります。  まず、さきの議会にてお尋ねしております点について実施されていないこと、それから報告をいただいていない方もあり、お答え願いたく思います。  まず、高橋環境部長にお尋ねいたします。よく聞いておいてください。幾つかありますので。  不法、また不注意にての焼却による大気汚染の行為が多く行われているが、その後どのように行政指導し対応されたか詳細に答えてください。  次に、月1回ガラス瓶の収集を行い、この辺は傍聴者の方がおいでになりますのでちょっと説明を加えたいと思いますが、6月議会にお願い、また提言をしたわけでございますが、それが未解決のものを私今ちょっと指摘しておりますので、御理解いただきたいと思います。ガラス瓶の収集を行い、市内のカレットメーカーへ搬入しとのことだが、売却代金の増額、私は低いと考えておる議員であります。で、増額の交渉の結果、成果、それから自治会員への収益金の分配実施についてどう対応されたのかであります。  3番目、市農協、これは洲本のことでありますが、市農協に併設されております洲本支所交差点の危険なブロック塀についてでありますが、ちょうど6年ほど前、当時の川口支所長へもじかに申し入れておりますし、さきの議会でも強く撤去の必要性を訴えておりますが、いまだ実施されていないがどのように取り組んでおられ、どのような見通しかをお尋ねいたします。参考までに、ここにございますので、市長さん以下部長さんにちょっと写真を見ていただきたいと思います。           〔市長に写真を渡す〕 34: ◯第20番(富田せいじ君)  今小倉市長に見ていただいておるわけでありますが、この写真はちょうど4年ほど前、上の写真は内原の自治会長さんの奥様から依頼があり、早速御自宅へ参りましたところ、ちょうどこれは私が住んでおります近くの島里にありますNTTの敷地の植栽が生い、ちょうど 258に出るところの角地であるわけでありますが、生い茂っているために、非常に、その歩道を通学また通勤される方に見通しが悪いために、危険であるために、その奥様からどうか力をかしてくださいと頼まれたわけであります。相手はNTTという企業であるため少し迷い考えたのですが、まあとにかく当たれと、大垣のNTTの事務所へ電話で申し入れをいたしました。二、三日のうちに現場の方へ見にきてくださいまして、早々に写真のように刈り取ってくださいました。本当にNTTの方に感謝をしておる次第でありますが、農協とか市の支所などは何事においても民間をリードしなくてはいけないと思います。なのにこんなに放置されていていいのでありましょうか。早々の撤去を強く要望いたすところであります。  4番目、高橋部長、ずっと続いておりますのでお願いしますよ。さきの議会でも触れたインターチェンジの雑草の件でありますが、また生い茂ってきたのでありましょう、地元民の方から除草の依頼がありました。どうか高橋部長、公団へ次のように申し入れをしていただきたいと思うんです。その都度私がここで登壇して頼むんでなしに、定期的に公団がパトロールをし、住民の指摘がなくてもきれいにしておかれることを強く公団へ部長から申し入れていただきたいと思います。それから、以上が高橋部長であります。4点、後からまた飛んで一つありますので、全部で五つでありますので、答弁漏れがたまにありますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから古坂計画部長。ちょうど私の、やはり近くでありますが、リッチというホテルがありまして、そこの、ちょうど傍聴者の方おいでになりますので見ていただきたいんですが、お帰りには。国道 258号線がありまして、歩道が両わきにあって、歩道の真上にすごい看板がこうやって出ておることであります。単なることのようにとられる連合自治会長さんあたりが来ておいでになると聞きましたので、またそういう参考に見ていただきたいと思うんですが、そのことについて、これも3月から6月に触れてても、まだいまだに何かゆっくりやっておられるもんで追及をしておるわけでありますが、そのリッチの違法な看板について、いまだ計画部長、撤去実施が見られませんが、いかがなされるお考えか。どのように進めておられ、建設省なりに、また警察等にも立ち会いをされたというふうに聞いておりますが、その経過のほどをお聞きしたいと思います。  次に、山本教育長にお尋ねしたいと思います。リッチの西の出入り口についてでありますが、6月議会で安全をお願いいたしました。ところが、うっかり私も聞き漏らしたように思うわけでありますが、6月の議事録を実は3日ほど前に見ましたら、こんな教育長は答弁をなされたかなとびっくりしたんですが、リッチの西側に道路がありまして、これは 258号線の西側のことでありますが、そこから慌ててホテルへ出入りをされるということで、通勤、通学、一般市民の方の危険も入れたはずであります。それで、そこにちょうど通学路もありますので、やはり企業の方に、リッチの方に指導とか注意を私はお願いしたつもりであるのにもかかわらず、私はそれをちょっと聞き逃したんですが、上がっておったのか、教育部長の答弁ですと「リッチ西側の通学路につきましては、車の出入り口があり危険である旨御指摘を受け、早速、学校、PTAで安全な通学路の見直しを行っていただき、ことし4月から変更いたしましたので、御理解を賜りますようお願いいたします」。私は、子供さんたちが、その当時の学校長、PTA、教育長も入っておられるかどうかわかりませんが、それでよしと思って通学路を定められたものをですよ、私がここで質問したら通学路を変えてしまうというようなことを、自治会長さん、これはどうですか。そんなこと私はおかしいと思うんですよ。それでこの問題、小ちゃな問題ですけども、問題ととられるかわかりませんけど、私はそんなことをお願いしたんではなしに、企業側に、やはり安全対策等をお願いしたつもりですので、どうも私の質問の仕方が悪かったのかわかりませんが、ちょっとそこのところ御指摘したいと思います。  それから、江東幼稚園の障害の問題についても、どのように双方が納得のいく形の、あなたは努力、対応をされたのかお聞きしてないので、お尋ねしたいと思います。  次に、春田ケミカルと石川設電の件でありますが、高橋環境部長、春田ケミカルの件は、私自身平成6年9月議会にて汚水事故について指摘してきました。春田ケミカルの件は、さきの議会において他の議員さんよりも強く指摘がありましたが、そのことにどのように対応されたのか、同僚議員としてお尋ねいたしたく思います。私は高橋環境部長の答弁は問題であろうと思います。前向き、また取り組みの考えがないようにとれます。自分が市長から何の役を与えられ、市民、市長のために頑張らなくてはいけないということを、基本がわかってないように思います。職務と現場状況に対し認識がなさ過ぎると思います。甘いのではないかと思います。  次に、石川設電の件でありますが、この件でさきの議会で他の議員から指摘があり、私自身もその後現場を見、通告に際しじかに市役所から電話を入れてみました。全然応答がありませんでした。新年度に入ってからも看板だけの石川設電を一、二回指名なされていると電気工事屋より聞きました。どういうことでしょうか。何か理由でもあるのでしょうか。自然に見てみても指名がなされるのはおかしいと思います。さきの各議員の質問に答える形の中、小倉市長は4期目の市政を目指されるとの表明でありました。私は、10年市長とともに議会活動をさせていただく中、いい番頭格の人をお持ちで、公正、公平な行政をやってこられたと評価いたす一人であります。ただ、いろいろな問題をこの10年間、市長に質問という形にてぶつけてまいりましたが、ただ一つ理解がどうしても得られないのが、わからない件があります。またホテルで申しわけありませんが、しらさぎの改装時の西側の出入り口の設置に関する件であります。私にはどうしても市長が理解してくださらないこと、理由がわかりません。納得がいきません。地元の人の中には、急に私が黙ってしまったために、富田までが市長と取引でもしてしまったと思っている人もあろうと思います。事実、つい先日マスコミの方ですら、どうして急に引っ込めてしまったのかと、もう触れなくなったのかということを言われる方も現実にありました。記者クラブの中の方であります。どうか3期在任期間中に、危険性があり、何百人もの江東小学校、中学校の子供たちが毎日通う通学路であります。子供たちが危険を味わい、迷惑を毎日受けております。昨今は鎖もとれていることも多いとのことであります。同じ大きさの出入り口がすぐ南側にあります。西側に出入りのできないように鎖を引かれても、ホテルとしては不便さはそんなにはないと思います。また、ホテル改装以来一度も消防用自動車の出入りはなく、これは消防用の出入り口ということで申請がされて、許可がおりているということでございます。自治会長さん、そういうことであります。で、出入りがありますのはホテルの利用客の車だけであると聞いております。できれば、私もすっきりした気持ちで市長の四選に向けて支持、応援をさせていただきたく考えております。どうか、いやそれをやってもらわな応援せぬとか、そういう意味ではありませんけども、もっとすっきりとやりたいという気持ちであります。どうか今後も行政に全力を挙げていただき、このしらさぎ問題にいたしましても善処をいただくようにお願いし、1回目の質問を終わります。 35: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 36: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、3点、行政については細部にわたるわけですけれども、御質問いただきました。私からは地盤沈下防止についてをお答え申し上げます。  本市におきましては、豊富な地下水を生かし企業誘致した歴史がありますが、限りある地下水資源を守る目的で、昭和49年に西濃地区地下水利用対策協議会が設立され、各企業の努力によりまして、設立以来30%以上の揚水量削減が図られてまいりました。最近発表されました平成7年の濃尾平野地盤沈下状況によりますと、沈下量が比較的少なく、沈静化したと公表されております。本市の地盤沈下はありませんでした。安堵をいたしております。御指摘の雨水利用でございますが、確かに水不足を来す地域においては雨水利用が図られておりますが、費用の面で問題もございますので、将来の課題として考えてまいりたいと存じます。また、地下水保全の意味から揖斐川の取水についての御指摘でございますが、現在揖斐川からの工業用水、水道水の取水権はございませんが、建設中の徳山ダムの新規利水として、県内の水道用水として毎秒 1.5t、工業用水として 3.5tを供給可能量として確保しようと検討されております。したがいまして、将来本市においては、かなり地下水保全が図られるものと考えております。こうした状況にございます。西濃地区地下水利用対策協議会、ちなみに申し上げますと1市5町でございまして、大垣市と神戸町、垂井町、そして揖斐郡の揖斐川町、大野町、池田町、1市5町でございます。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。  その他につきましては、担当部長より御答弁申し上げます。 37: ◯議長(渡辺雄次君)  病院事務局長。 38: ◯病院事務局長(生田 聰君)  市民病院へ入院の全患者にエイズ検査を実施してはどうかについてお答えいたします。  エイズ感染予防対策としての検査は、妊婦につきましてはHIウイルスは妊娠により発症しやすいと言われているところから、母子感染対策として、早期発見、早期対応の観点で、患者さんの同意を得て実施いたしております。その他の入院患者さんにつきましては、手術、輸血等医師の判断により必要とする方について、同意を得て実施しているところでございます。入院患者全員のエイズ検査につきましては、プライバシーの保護、告知、同意、検査料の自己負担などの問題がありますので、実施は困難と存じます。なお、職員の感染予防対策といたしましては、院内感染対策委員会、防疫衛生委員会において、血液等の取り扱いについての指導、教育の徹底を図っているところでございます。いずれにいたしましても、必要に応じた検査とあわせて、より一層の感染予防に努めてまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 39: ◯議長(渡辺雄次君)  民生部長。 40: ◯民生部長(岡田武久君)  妊婦に無料エイズ検査を実施してはどうかということでございます。お答えいたします。  現在、我が国のエイズ感染者は、平成7年4月末で 3,308人でございます。このうち母子感染者は6人で、全体の 0.2%で、県内ではまだございません。エイズ検査を行う際の基本的な考え方は、本人の同意を得る。結果の取り扱いについては、プライバシーの保護に十分配慮することが必要かと思います。大垣保健所では、人権尊重の立場から希望者に匿名で検査を実施されております。このように慎重な取り扱いが必要でありますので、県、保健所、大垣市医師会等関係機関と協議し、十分研究をしていきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 41: ◯議長(渡辺雄次君)  計画部長。 42: ◯計画部長(古坂 滋君)  6月議会において御質問のありました屋外看板についてお答えいたします。  この件につきましては、関係いたします国道大垣維持出張所、県土木事務所に幾度となく早期解決が図られるよう強く要望いたしているところでございますが、8月23日には、岐阜国道工事事務所管理課長を初め国道大垣維持出張所長、大垣警察署、市の立ち合いのもと、国道 258号の不法占用取り締まりを実施いたしました。特に、御指摘のホテルの看板につきましては、国道大垣維持出張所から直接ホテル支配人に対し早期改善するよう強く指導していただき、その折、支配人からは改善するとの回答をいただいております。今後とも、この経過を見守っていくとともに、関係いたします国、県との連携をとりながら改善に向けて対処していくつもりでございますので、御理解賜りますようお願いいたします。 43: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 44: ◯環境部長(高橋邦夫君)  6月議会の質問に対するお答えを申し上げます。  まず、島里町地内のブロック塀の件でございますが、前回も申しましたとおり、地権者に対しまして御協力を依頼をいたしましたところ、ブロック塀の改善を行うので工事着手までいましばらく時間をいただきたいという返事をいただいておりますので、御報告申し上げます。  次に、大気汚染についてどのような指導をしているかということでございます。私どもといたしましては、この前も御回答申し上げましたとおり、パトロール並びに通報等により指導しておりますし、このことについては広報等を通じてお願いをしていきたいというふうに思っております。  また、ガラス瓶のことでございます。リサイクルのことでございますが、値段の交渉をしたかということでございますが、私どもといたしましては、現在交渉をしておりません。年間でお願いをしておりますので。来年度については、そのような旨を業者等とまたお話をいろいろして値段の決定をしたいということでございますが、このことにつきましては、リサイクル運動運営委員会の方でいろいろお願いをしております。そちらの方で、収益配分ということよりも、むしろリサイクルに向けていろいろな機器材を購入したりというようなことで行うということで、自治会の方に配分ということは現在のところは考えていないということでございます。  それから、インターの草刈りということでございますが、インターの草刈りについては、私どもも再三お願いをしております。そのように、もう一度議員の御指摘のように向こうの方へ交渉をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、春田ケミカルの件でございます。御指摘の件は、草道島町にある産業廃棄物の処理業者でございますので、敷地内において発生するしゅんせつ汚泥等の焼却時及び水処理の過程で発生する臭気でございます。これは、一般的に濃度の低い複合臭であるとも考えられております。私も再三現場の方に出向きまして、管理者と接触し、指導してまいりましたが、焼却につきましては、排ガス洗浄装置の設置をしたため排ガスの臭気濃度が以前より大幅に減少しているものと思っております。また、水処理につきましても、受け入れ方法を密閉式に変更したということで、この前のときにも御報告を申し上げましたが、臭気の放出については抑制されているということで、基準以下であるということも確認をしております。今後は、従前にも増して現場を訪れて、改善努力をするよう強力に指導してまいる所存でございますが、さらに環境美化対策といたしまして植樹等を行い、イメージの高揚にも努めるよう指導いたしているところでございます。この辺の件につきましては、大垣保健所と、先ほども申しました大気汚染の問題も野焼きの関係等も一緒でございますが、大垣保健所と合同で定期的にパトロールをしながら、私どもとしては公害の防止に努めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。 45: ◯議長(渡辺雄次君)  教育長。 46: ◯教育長(山本次能君)  先ほどお話のございましたリッチの西側の出入り口の安全確保についてでございますけれども、この前御指摘をいただいて、早速PTAで検討をいただいて通学路の変更をいたしまして、これで一応通学路としての安全は確保できたというふうに思っておりますが、ただいまお話しのように、一般の人を含めて安全対策が必要だということでございますが、一応この問題につきましては、環境部とも協議をいたしまして検討を加え対策をとってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 47: ◯議長(渡辺雄次君)  総務部長。 48: ◯総務部長(安田 弘君)  御指摘の看板だけの営業所についてでございますが、建設業法により営業所の範囲は、本店または支店もしくは常時建設工事の請負契約を締結する事務所をいうと定義づけられていることは、御案内のとおりでございます。これを受けまして、本市におきましても、電話、看板等の設置状況を初め営業所に対する県などの建設業許可、法人市民税等の課税状況等を入札参加申請書の条件として確認をいたしております。したがいまして、こうした条件を満たす営業所につきましては、大垣市指名競争入札参加者選定要綱の指名基準により、工事の施工能力や技術的適性等を勘案しながら、公正な業者選定に努めてまいる所存でございますので、御理解を賜りたいと存じます。 49: ◯教育長(山本次能君)  議長、もう1点お願いします。 50: ◯議長(渡辺雄次君)  教育長。 51: ◯教育長(山本次能君)  先ほど続けて御答弁すべきでしたが、失礼をいたしました。  6月議会で御質問いただきました子供の後遺症問題でございますけれども、教育委員会としては、双方の親さんと校長を交え話し合いを重ねてまいりましたが、傷を負った児童の父親からは、後遺症に対する補償問題を子供には知られずに解決したいというお話がございました。また、一方傷を負わせました児童の父親は、傷跡が後遺症と認定があれば補償も考えたいというふうに言っておられます。また、6年も経過した今この問題が起きたのは非常に理解に苦しむと、そんなようなことも言っておられますが、校長は傷を負った児童の親さんに対し、法律的に明るい方に一度御相談いただきたいと申し上げましたが、今のところ話がなく今日に至っております。教育委員会といたしましては、慰謝料など、まず訴訟があって始まることであり、金銭の話はできないのが通例でございまして、今苦慮をいたしておるところでございます。今後話し合いの進展があれば御報告をいたしますので、御理解を賜りたいと存じます。 52: ◯議長(渡辺雄次君)  20番。           〔第20番 富田せいじ君 登壇〕 53: ◯第20番(富田せいじ君)  今答弁をお聞きしておりまして、全体で感じますのは、何というのかな、対応が、姿勢がというのか、私は全体に、市長も4期目目指して頑張るとおっしゃっておられるのに、何も部下だけがたるんでおるという意味を言うわけではありませんが、何か取り組み方には、私は非常に問題であるように思います。中へ一つずつ入っていきますが。  教育長、今御答弁がありましたが、6月の議会のときには今も若干おっしゃいましたが、けがをした子供の方から、受けて立つから訴訟をやってこいということのように聞こえるわけですね。傷つきやすい年代で、傷というのか受けたとこというのは男の急所のところでありますので、今その子は中学1年生、子供の気持ちは教育長どうなるんですか。万一負ければそのまま、勝訴であれば補償してやろうということですか。話し合いを避けられ、裁判を望まれるわけですか。たまたま今新聞で、市長も冒頭新聞記事に対してのお話がありましたが、徳山ダムの反対派の施設の使用のこともあったわけですが、そのことで取り消しの問題が起きておるわけですが、今回強硬に対応に出られているわけでありますが、もっと行政として許可の段階にて慎重さに私は欠けていたのではないかと思います。私は一度オーケーしたものを取り消すというのはよくないと思います。お粗末過ぎると思います。また、随分と大垣市の信用も失墜したと思います。提訴され、万一教育長、あなたは負けられたらどのようにこれは責任とられるつもりですか。この、こちらのことでちょっと関連しましたので、関係いうのか感じましたので、お尋ねします。  それから、さっきのリッチの西側のことについては、PTA、PTA言うてかぶせられるのも役人さんのお得意やとはテレビでようやってますけども、PTA、PTAってね、まあいいですわ。もうちょっと期待をしておりました。そして、私の質問がどっちへ向けておるのか、どっちを向けて質問をしておったかぐらいしっかり聞いてやってください。それで結構です。  病院の局長に、また民生部長さんですか、お願いなりお尋ねしたいんですが。母子感染、例えば私は子供3人おりまして、今後はそういうことが女房にもないやろうと思いますのであれですが、もし万一そういう形になったらいかぬからお願いなりをしておるわけであります。で、逆の理論で言うなら、私がここで強く申し入れをしたから、即聞いてもらう必要のあるものではないです。そうだとは思っておりません。しかし、私はそう大した金額でないということも調べましたし、指定の医療機関を定められ、指定のところを定められて、大垣市在住の方に。知れた金額じゃないですか、本人の、もちろん同意の上でやられるということは、やはり検討に値すると思いますので、もう一度お尋ねをしたいと思います。  それから、あちこちしますが、リッチの看板の件でありますが、これもですね、告発ができるのかできぬのかは、担当部局は、ちょっと議長、ざわざわしてやりにくいから注意してください。やりにくいんです傍聴者の、本当事実やりにくいですのでお願いします。ほら見よ、忘れてまったですよ。計画部長、やはりそのまだ、議長ちょっと注意を与えてください。やりにくいです。それでね、本当に忘れちゃうんですよ。その立ち会いを8月23日されたということは、古坂計画部長から私は聞いております。うちの事務所の者のメモですと、警察の人と管理課の人とパトロールをしてきましたと。リッチの支配人に会い話してきましたと。見積もりとっているが、お金がかかるので考えていると。県道の方も近々には云々という話で報告をしてくださったようでありますが、これは見積もりの件はもう前から話が出ておるわけなんですよね、部長さん。やはり、何も強権発動してくれというわけではないですけど、やっぱり物事を、傍聴者の方もありますので見ておいてほしいんですが、まるきりね、部長、1mも1m50も歩道の上に設置されておる看板なんです。何も私は2cm出ておる、3cm出ておることを言っておるわけではありませんので、部長、もうちょっと強い腰でぶつかっていただきたいと思います。また、お願いをしていただきたいと思います。  それから、環境部長、不法なり不注意によってのごみの野焼きというのか、いうもの、一向に、余り改善されてないように思うんですね。それで何ですか、広報に載せたとかパトロールしておいでになるということですが、もう少しそうしたら、私がちょいちょい目にするだけでも、やはり悪意は私はないと思うんですね。ですけど、それはあんな状態であれば、そのものだけでなくても車の排気ガスもありますから、工場のばい煙もありますからあれでしょうけど、それは肺がんなんかにしてもですね、私はなると思います。それはもうかなりの汚染が、それは四日市のようなことはありませんよ、四日市のようなことは。ですけど、大垣は大垣の行政をやっておるわけでありますので、環境部長、部長職を与えられたらどういうものであるかということを、先ほど申し上げたようによく認識していただいて、そんな広報に載せておるとかね、私はちょっと対応が甘いと思います。もう少ししっかりした一遍答弁をいただきたいと思います。あなたの肩に市民の環境に関することはかかっておるわけでありますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、瓶のことについてですが、空瓶のことについて、空き瓶のことについてですね。それはどういうことかといったら、仮に大垣ですと耐酸壜さんなりいろいろあるとしますね、瓶会社の方が社員を雇ってですよ、御婦人の方が洗ってですよ、こういうふうな形でラベル外してやっていったとしたら、あの労賃では上がらぬということを私は6月議会で申し上げておるわけですので、何も今のやつを即倍額にとか、何も僕は、このガラス屋さんに何も恩もなけらな、そんなうらみも何もあるわけでございませんので、ただ何となくずうっとよその都市と云々と、自分の計算してみてもですよ、労賃のこんな高いときに。そして私は逆に言うと、ものすごく厳しいものを、官僚的にこういう文章をつくられてばあんと出されているから、私は一番感じておったわけですよ、ものすごい条件でね。それで、奥さん方は律儀な方ですので一生懸命、夫婦間でももめるような話ですね、あんまり厳しいもので。だから私は、あれこんなもの、それなら瓶会社はきれいに洗浄なりかなんかしたらいいんじゃないかと。そうしたらですよ、ほかの都市なんか今でもですよ、ごみの中に瓶も一緒に入れてくださいいう都市があるわけですからね。だから私は一国民として、資源の再資源を私は重要視しているから質問しておるわけで、それは私は質問し、それを考えておるわけで、よその都市ではいまだに構いませんからほってくださいと、中へ入れてくださいと、そのままばあんとほうり込んでるところ幾らでもあるんです。なぜならば、こういうものはこういうものの缶ジュースなり、そうじゃないですか。瓶のジュース買ったら、この枠も私は料金払っておるわけですから、ほかろうと何しようと、私の自由と言や私の自由ですからね。ですけど、私はそういう意味じゃなしに、再資源というのは大事なことやということで私は申し上げて、それを少しでも買い上げを交渉してほしいということと、それはやはり自治会の中の婦人なら婦人の方が一生懸命やっておいでになるわけだから、何も私はリサイクル運動何とか委員会が不透明、会計不透明とは言っておりませんよ。ですけど、私らにはよくわからない。よくわからないということは不透明という意味じゃないですよ。やはり当然ながら一生懸命それを出したところへ、例え云々でも戻したらどうですかということを、還元されたらどうですかということを申し上げておるわけであります。  それから、洲本支所のブロック塀のことについては、部長、前向きに今検討させておるということでありますので、期待をしておりますので、ああっと思いますと、おめでとうございますというふうなことの1月になりますので、そんなことにならぬようにどうか努力をしていただきたいと思います。  それから、インターチェンジのことについても、私今やっとわかっていただいたと思いますが、どうぞ1回1回言わぬでも、やれよというふうに公団の方に申し入れしてください。たしか公団の方から医療体系的な協力も云々で、資金も向こうから来ておるんでしょう。だからそういうもの、ちょっともうもらわぬでもいいでしっかりやってくれよと、そっちの方が大事だということをね、やはり表玄関でありますので、大事なことを環境部としてやはり訴えておいていただきたいと思います。  それから、環境部長、春田ケミカルのことですけどね、基準があるわけでありますから、基準以下でありますからいいんじゃないですかということも、私が環境部長だったらね、もうちょっとやっぱり議会で言われるからでなしに、周りの住民の方が困っておられぬならいいですよ、草道島の方が。困っておられたら、ちょっとでもやっぱり環境改善してくれというふうに、私はやっぱり1回よりも2回、やはり言っていただく必要があるのではないかと思います。それから、今環境の状態において、何ですかグリーン何とかをやって環境の、どうおっしゃいましたかな。そんな何と言うかな、グリーン地帯をつくって、そんな私はちょっとおかしいように聞いたんですが。何もそんなベルト地帯つくったりグリーン植えたりしてね、環境が、まさに木が植わってるからきれいになったような形を、私はむしろすべきかどうかも疑問やと思いますので、環境部長。そんなものはごまかしになってしまうわけですから。工場でも今の焼却場にしても、木が植わっておったら、それは人間の目はごまかせるかもわかりませんが、そんなレベルのことを私は、さきの岡田議員だと思いますが、6月議会に質問されておるのも、そういう意味でおっしゃっておられませんので、もっともっと認識をもう新たにしていただいてですね、やっていただきたいと思います。そんな岡田議員だったと思いますが、6月に受けられて私は聞いておりまして、何たる御答弁されておるなと思いました。なぜかと言ったら、岡田議員だってそんな草道島に何の用事があられるか、忙しいところ行かれてですよ、そんなもの、そのあたりの草道島の住民の方が非常に困っておられるから受けてこられたわけですね。なのに、その辺グリーン的なものを植えて何とか環境整備、環境整備はその後のことであって、環境そのものを、もとを断たぬことにはあかぬということをですね、部長さん。よろしくもうちょっと、こんなところで私に言わせぬようにお願いしたいと思います。  それから、あとは石川設電さんのことについて総務部長から御答弁ありましたが、そうですね、やっぱり看板だけのとこなんですよね。だから私は、そのそういうことの姿勢を言うておるわけでありますので、また前向きに御検討、善処していただくということで、2回目は終わります。 54: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 55: ◯環境部長(高橋邦夫君)  私が申し上げたことが誤解を招いておるといけませんのでお答えをいたしますが、グリーンベルトをするということで、それで隠すということじゃございませんので、その辺のところだけは御了解をお願いしたいと。決して私どもも、住民の方が非常に迷惑をこうむっておられるということも存じておりますので、強力に私どもも再三昨年からやっておるわけでございます。その辺のところの努力もひとつお認めを願いまして、今後御支援をいただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  それから、ひとつこれも御理解をお願いしたいわけでございますが、リサイクル運動運営委員会は、きょうも来ていただいておりますが、連合自治会、婦人会の方たち、私どもも入りまして組織をしているわけでございますので、そこで瓶の収益金の使途については決めまして、そしてどうするかということをやっておるわけでございます。ただ、議員がおっしゃるように、他都市においてそれは洗ってない、ごみと一緒に出しているじゃないかということは、リサイクル法が施行されております。リサイクル法の中にも分別をして排出者は出しなさいということが書いてございます。これが基本になっております。ですから、私どもとしましては、市民の方に大変御迷惑でございますけれども、お手数はかけますが、分別をしていただくようにお願いをしているわけでございます。おかげさまをもちまして、県内では非常にいいというお褒めもいただいておりますが、まだまだ私どもとしましては努力が足りない点も十分認めております。その辺のことについて、今後私どももさらにリサイクルについて進めていきたいということでございますので、議員皆さん方につきましても、その辺のところを御認識願いまして御協力を賜りたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  大気汚染等につきましては、これは再三私どもも、私の方が決してこれを容認しておるわけではございません。これにつきましても、実はごみの減量のときに焼却炉を、各家庭の焼却炉も補助をしてはどうかという、いろいろ議員の皆さん方からも御提案がございましたが、私どもとしましては、焼却するということは、個々に焼却するということは反対であると、大気汚染につながって、またいろいろ個々でやられては心配であるということを含めまして、焼却炉については私どもは補助金を出さないということにしておるわけでございます。その辺のところもお含み願いまして、決して私どもとしましては、焼却をすることがいいことだというふうには思っておりませんし、そのようなことがあるということは残念だということでございますが、家庭で紙を燃やされるとか書類を燃やされるということもございますので、いろいろな点、焼却といいましても大きなところでやられる場合は、私どもは保健所と一体になって注意をしたり、いろいろ行政指導を行っておるわけでございますので、その辺のところも御理解を賜りたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 56: ◯議長(渡辺雄次君)  教育長。 57: ◯教育長(山本次能君)  先ほどの後遺症の問題についてお答えをします。  このけがは、2人の子供が幼稚園時代に遊んでおって起きた事故でございますが、医者にかかりましたときに、医者の方は後遺症の心配はないと、そういうようなお話であり、親さんも子供同士のことだから心配ないようにということで、双方の話し合いによって解決済みであると、そんなふうに聞いております。したがいまして、健康会におかけすることも、これはよろしいというふうに遠慮をされましたし、したがいまして、事故報告も上がってきていないというのが現状、事実でございます。したがいまして、こういった問題に対する慰謝料とか補償の問題につきましては、日常的にも、それはたくさん子供が生活しておりますので、起こり得ることでございますので、これは慎重に対応しなきゃならぬと思いますが、この場合は、やはり後遺症があるという認定をいただくことによってその話が進むと、そんなふうに思っておりますので、このことについては格段の御理解を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 58: ◯議長(渡辺雄次君)  民生部長。 59: ◯民生部長(岡田武久君)  先ほどの妊婦の無料エイズの検査につきましてでございますが、御答弁申し上げましたとおり、それぞれ非常に慎重な取り扱いが必要かと存じます。今後とも研究を重ねてまいりたいと存じますので、御理解を賜りますようお願いいたします。 60: ◯議長(渡辺雄次君)  20番。
              〔第20番 富田せいじ君 登壇〕 61: ◯第20番(富田せいじ君)  今お聞きしますと、リサイクルの関係の方もおいでになっておるということでありましたので、ちょっとつけ加えだけさせていただきます。瓶の先ほどの問題は、価格は年間二百幾らでしたか部長さん、今ちょっと手元にないんですが、その金額がもう少し多くてもいいんじゃないかと。皆さん方のとこへもう少し配分が多くあってもいいんじゃないかということを申し上げたわけでありますので。  それから、焼却炉のこと部長が御答弁なされましたが、私は悪意なく市民の方が焼却炉を設けたり野焼きのとこで、要するに化学的なものをですね、普通のわらを燃やしたらいかぬと、わらを燃やしちゃいかぬとか紙を燃やしちゃいかぬということを言ってるんでありませんので、そういう燃やしちゃあかぬような油物とか云々は指導をもっときちっとしてくださいと、こういうことを言っておるわけでありますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。  最後に、市長に申し上げたく思いますが、行政の多くは立派に3期やってこられたと思います。4期当選も私はかたいところであると思います。しかし、ここであります。巻町の住民投票にもありましたように、町長に当選したらすべてを託されているというのでなしに、自分の思いですべてやっていいというものではないと思います。どうか本日の質問させていただきました点についても、市民は何を望み、何が市民全体のためになるかを考えられ、今後の市政を担当していっていただきたく思うところであります。また、失礼であろうかと思いますが、3期なり4期終わられてからも、市民に愛され名の残る市長となられることを切望いたしまして降壇いたしたく思います。今後とも期待をしております。どうか健康に留意し、頑張っていただきたく思います。これで終わります。 62: ◯議長(渡辺雄次君)  この際、暫時休憩いたします。              午前11時59分   休 憩            ──────────────────              午後 1時 1分   再 開 63: ◯議長(渡辺雄次君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  7番 中沢清子君。           〔第7番 中沢清子君 登壇〕 64: ◯第7番(中沢清子君)  午前中に、市長より四選出馬の意思表明がございましたが、どうか市民の皆様の期待にこたえるべく、全力で頑張っていただきますことを心から期待をし、通告をいたしました3点について質問させていただきます。  第1点目は、交通安全対策についてであります。  本市では、交通安全の町として昭和36年、交通安全都市宣言をされ、事故防止に努めておられるところでありますが、スピードの出し過ぎで交通事故を起こしたり、わき見運転や居眠り運転、最近では携帯電話をかけていて事故を起こしてしまったというケースが大変多くなってきているようであります。一人一人の交通事故や交通安全に対する意識が薄くなってきているのではないでしょうか。阪神大震災の後、急に自分の家の耐震性が心配になった人は多いようでありますが、どこかで毎日必ず起きている交通事故については、自分は大丈夫と思っている人が意外に多いのではないかと思います。しかし、加害者ばかりでなく被害者として、いつ我が身に降りかかってくるかもしれません。そこで、本市ではさまざまな機会を通して、交通ルール、マナー等教育、啓蒙をし、地域ぐるみの交通安全を展開するなど、安全な交通環境の実現を目指し鋭意努力をされているところであります。岐阜県におきましては、交通事故での死亡者が、平成6年 239人、7年には 268人、8年はきのう現在で 150人と、年々増加しているにもかかわらず、本市では、平成6年17人、7年14人、8年は7人と少しずつ減少傾向にあり、交通安全思想の啓蒙など、積極的に努力をされた成果であると、心から敬意を表するものであります。  さて、私のところへこんな電話がかかってまいりました。国道 258号線沿いの名和病院の前に設置してあります信号機のことで、疑問に思っているので聞いてほしいとのことでした。それは、北から南へ車で走って行き、赤信号になったらとまるのは当然ですが、その後信号が青に変わり発進するのですが、その信号が見にくいというのです。ですから、後部についている車が早く出発せよと言わんばかりに、ブーブーとクラクションを鳴らし急がせるのです。のぞき込むように信号を見てみると、青になっていることに気がつき慌てて発進したとのことでありました。そこで、私もその人が言うように実験してきました。昼間の強い日差しを避けようと、車の日よけを前に倒し進んで行き、そこへ停止してみますと、信号がやはり見えないのであります。信号機の位置をもう少し南の方に設置すべきではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。検討され、見直していただきますよう要望するものであります。  次に、停止線についてお伺いをいたします。平成7年第1回定例会にも質問させていただきましたが、再度お尋ねをいたします。  安井町7丁目、子の子のところでありますが、南から北へ進もうと停止線のところで信号待ちをしていますと、東から左折をして来る車が小さい車の場合はいいかもしれませんが、大きな車が来ますと、道路の狭いせいもあり、ぶつかりそうになり、ひやっとしたことが1度や2度ではありません。停止線の位置をもう少し南へ下げてはどうか。公安委員会にはお願いをしていただけたかどうかお伺いをいたします。  次に、禾森の交差点でありますが、ここは交通事故の多発地帯でございます。県道大垣一宮線でありますが、西側の道路は低く、国道 258号線に向かって坂になっております。東西の道路が湾曲しているからか、白線に沿って東側から西へ向かっていく車が、東から右折しようととまっている車にぶつかりそうになることがしばしばあります。一日も早く見直しをされ、改良をお願いしたいと思います。また、信号機にいたしましても、今までは赤信号で右折の矢印が出、そして矢印が消え赤になっておりましたが、最近では、その後黄色になって赤になるという信号に変わってきております。きっと交通事故防止につながるものと思います。大きな交差点の信号機だけでも、早急に見直しをしていただきたく要望するものであります。  次に、歩道の段差解消につきましては、高齢者の方々を見てみますと、足腰が弱くなり、ちょっとした段差にもつまづき転んでしまう場合が少なくありません。また、車いすを利用されている方なども、歩道に段差があるため人の手をかりないとなかなかスムーズには進まないとおっしゃっておりました。夏休みのある日、高校生のA君が私のところへやってきました。何かあったのかと聞いてみますと、伝馬町からジャスコへ行く通りが段差がひどく、あれではかごの中の物が飛び出してしまうし、買い物に行ったお母さん方も、卵のような壊れやすい物は振動で割れてしまう。何とか歩道の段差を解消をしてほしいというものでした。3日ほど前にも市民の方から、総合庁舎の東側の通りを北へ、毎朝押し車を引きながらお年寄りが散歩をされている。しかし、歩道の段差が激しいため、わざわざ車道を歩いてみえるんですよ。その姿を見ていると、危なくて危なくて、事故が起こってからでは遅いので、何とかしてあげてほしいとのことでした。ぜひ、一日も早く歩道の段差解消をお願いするものであります。  次は、街路灯の設置についてであります。  あるお母さんからの訴えでありますが、娘さんが夜会社の帰りにバス停から歩いて帰って来るのですが、変な男の人に跡をつけられ危険な思いをしたので交番に届けたとのこと。そこで、1時間以上にわたってその男の人の人相、髪型、どんな服を着ていたのか、背の高さは、どんなふうに襲ってきたのかなどと聞かれたといいます。それからは、なるべくお母さんがバス停まで迎えに行くようにされたのですが、何か用があって迎えに行けないときに限って跡をつけられ、今までに3回も怖い思いをしたとのことであります。街路灯の設置は、自治会に偏らないようにしていると伺いましたが、駅前の明るい地域と郊外とは違いますし、自治会の広さ、世帯数など状況によって随分違ってくるのではないでしょうか。夏休みに入る前、各地域で地区懇談会やミニ集会等が行われ、各自治会やPTAの方からも要望が出されたことと思いますが、特に郊外における街路灯の設置を強く要望しておきます。  第2点目は、公園についてお尋ねをいたします。  以前、ある保育園で事故が起きたからと、Kさんから私の家に電話が入りました。その後、その遊具を撤去するかどうか検討をされ、部分的に使用禁止をしたとの報告を受けたことがありました。それまで園児たちが使用していたものでしたが、危険であると判断をされたわけです。以前、私もさびてひどくなっている遊具や根元でぐらぐらになって危険なものを見かけたことがあります。大垣市には公園が 117ヵ所と児童遊園地 100ヵ所ございますが、遊具の点検などはどのようにされているのでしょうか。さらに、子供たちの目で見た遊具のあり方、またお母さん方の意見を取り入れた遊具になっているのでしょうか、疑問に思うところがあります。見た目だけにとらわれないで、丈夫で子供たちに合った遊具の選び方をお願いしたいと思います。また、ベンチにつきましては、小さい子供さんを公園で遊ばせている若いお母さん方の姿をよく見かけますが、ベンチが少なく、妊婦さんが大きなおなかを抱えながら困っていることもあります。おばあちゃんやおじいちゃんが、お孫さんを公園で遊ばせベンチで見守っているのならいいのですが、足腰が痛く、長時間立っているのはつらいものがあります。ベンチの増設をお願いしたいと思います。また、破損したベンチが公園に置いてあるのですが、これはけがのもとであります。何とか対処してもらえないものでしょうか。なお、トイレの設置でありますが、 117ヵ所の公園のうちトイレなしが23ヵ所もあります。一日も早く公園へトイレの設置を要望するとともに、管理の方もよろしくお願いします。また、砂場のある公園は72ヵ所と聞いておりますが、公園の砂場の衛生管理はどうでしょうか。犬、猫のふん等で砂場を汚されて、大腸菌などで汚染されてはいないでしょうか。砂の入れかえや砂の殺菌消毒を行うなど、砂場の衛生管理をくれぐれもよろしくお願いします。なお、砂場のある公園はもちろん手洗い所が必要でありますが、まだ手洗い所のない公園が見受けられます。衛生上問題があるのではないかと思います。早急に手洗い所を設置されるよう強く要望するものであります。  次は、樹木の高さについてお尋ねをいたします。  市民生活に潤いを与え美しい環境づくりには、心なごむ花や緑、そして水辺など大切な要素であると思います。歩道につくられたちょっとした花壇が、散歩している人たちをほっとさせてくれます。私7月4日から17日までの2週間、全国市議会議長会欧州行政視察団の一員として、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、イギリスの5ヵ国を訪問させていただきましたが、広々とした緑あふれる公園、どこを見ても整備が行き届いており感心いたしました。大垣へ戻って何日か過ぎたころ、Sさんからお電話をちょうだいいたしました。それは、樹木の高さについてであります。確かに緑は大切かもしれない。しかし、車を運転する者にとってはもう少し低い方が危険度が少ないのではないか。樹木に隠れ、車が走ってきてもそれが見えない。つい最近大きな事故があったばかりだ。何とかしてもらいたいというものでありました。私も時々ひやっとすることがあります。先日その話をしておりましたら、Fさんも、実はうちの女房も同じことを言っていましたよと。やはり同じような経験をされた方がいらっしゃるのだと思いました。ぜひ点検の上、樹木の高さをもう少し低くしていただけるよう要望いたします。  第3点目は、市庁舎の建てかえについてであります。  現在の市庁舎は、昭和39年に建設され32年になります。当時に比べ、だんだん人口もふえ、利用する人も多くなってきております。15万都市の庁舎にしては駐車場も狭く、訪れる市民の皆様に不便を感じさせているのではないかと思うのであります。私議員になって5年と5ヵ月、この間に駐車場において車にぶつけられてしまったことが今までに2度あります。乗車していないときばかりでしたので、けがをすることはありませんでしたが、もう少し駐車場のスペースがあったなら、そんなことにはならなかったのではないかと思われます。また、事務スペースが狭いため人が通るのに仕事の邪魔になったり、会議室なども同様に狭く、苦労されている姿を見かけます。広いところで伸び伸びと仕事をすればもっとはかどるのではないでしょうか。先般、北海道の滝川市を初め小樽市、苫小牧市の3市へ、私ども市議会公明と新政クラブさんと合同で視察に行ってまいりました。滝川市は、人口4万 8,000人程度の町でありますが、地下2階地上11階建てで49億 5,000万をかけ今年度建設されたばかりのぴかぴかの市庁舎に案内され、そのすばらしさにうらやましく思った次第です。市庁舎は、わかりやすく、使いやすく、親しみやすくをモットーに建設されたと伺いました。市民の皆様にわかりやすい内部構成になっており、特に市民の方々の利用が多い窓口を1階と2階に設置されておりました。利便性と安全性を重視し、座ったまま手続ができるローカウンターや低い記載台など、高齢者や障害者に優しい庁舎となっておりました。市民手づくりの壁画が飾られ、明るさとくつろげるスペースづくりを大切にし、議場もどんな人にでも傍聴できるよう工夫されておりました。もちろんマイクは議員席にも設けられておりますので、自席からの発言もしっかり聞き取ることができます。発言は時間制限となっているため、あと何分と、残り時間が表示されるようにもなっておりました。現在大垣市も市庁舎建設の基金の積み立てを行っておりますが、市民の皆様にとって利用しやすく、職員の人たちにとっても働きやすい、そんな市庁舎の建設を願っております。そこで、現庁舎が建設され32年余経過しておりますので、建てかえをするのに移転を考えてはどうかと思います。それにつきましては、東邦レーヨンの跡地を利用する案や、国道 258号線近くの南部に持ってきてはどうかなど、さまざま論議がされていることと思いますが、市民の皆様にアンケートをお願いして、皆さんの希望により近い場所で、また大垣市を訪れた方々にすばらしいと言っていただける市庁舎の建設をここに要望し、第1回目の質問を終わります。 65: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 66: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、交通安全対策について、そして公園について等、いろいろ御質問やら御要望がございました。それぞれの担当部長より御答弁申し上げますが、市庁舎の建てかえについて私から御答弁申し上げます。  御承知のとおり、現庁舎は昭和39年建設されまして、その後に一部増築いたしましたものの、これは昭和48年と聞いておりますけれども、施設の老巧化と事務事業の多様化、OA機器の導入等によりまして、事務スペース、市民フロア、会議室等が狭隘となっております。大変御迷惑をおかけしているのが現状でございます。また、駐車場につきましては、従来 129台のスペースを確保しておりましたが、本年6月、庁舎北側に24台分の増設を図ってまいったところでございます。こうしたことを踏まえまして、市庁舎の建てかえにつきましては、第三次総合計画の後期基本計画の中で、長期的な展望に立った構想の策定を明らかにしてまいりたいと存じます。今後とも、予算の許す限り基金の積み立てを図ってまいりまして、市議会を初め市民各位のコンセンサスを得ながら、十分検討を重ねてまいりたいと存じます。幾つかの新しい庁舎、地方自治体の庁舎も見てきておりまして、今御指摘の部分等、市民のニーズを十分取り入れての設計というようなことも承知いたしております。今後ともそうした面で努力してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 67: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 68: ◯環境部長(高橋邦夫君)  御質問の安井町の信号機の設置場所及び停止線の位置につきましては、公安委員会に改善を要望いたしましたところ、早期に改良したいという回答をいただいておりますので、よろしくお願いいたします。また、交差点及び信号機の見直しにつきましても、事故多発地帯の交差点等につきましては、国、県を初め公安委員会など関係機関の協力を得、同時に地元住民の御理解を賜りながら、随時改良を進めているところでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  歩道の段差改良につきましては、高齢化社会となりつつある今日、この解消は必要なものと考えております。このため、道路の新設及び改良時には段差を解消していただくよう国、県等関係機関に要望し、随時実施していただいており、今後においても強く要望をしてまいりたいと存じます。市道につきましても、逐次改良を行ってまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  交通安全灯の設置でございますが、自治会の御要望により設置をいたしておりますが、光公害など農作物に対する影響などもあることから、設置に十分配慮しなければなりません。また、この7月には郊外を中心といたしまして夜間調査をいたしたわけでございます。今後の設置につきましては、これらの資料と地元要望を考慮に入れながら、随時設置をしてまいりたいと思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。  また、樹木が高いのではないかということでございます。  低木の植樹は、刈り込み時期が遅くなりますと、御指摘のとおり高くなることもあり、交通に支障を来すことになります。十分注意をしているところでございます。県、市道につきましては、市の管理となっておりますので、現地確認の上、速やかに対処をしてまいるよう関係各課にお願いをしているところでございます。また、国道につきましては、建設省が直接管理をしておりますので、建設省へ申し入れをしたいと存じておりますので、よろしくお願いいたします。 69: ◯議長(渡辺雄次君)  計画部長。 70: ◯計画部長(古坂 滋君)  公園についてお答えいたします。  近年、余暇時間がふえたことにより、公園の果たす役割はより大きなものになってまいりました。市が管理を行っております公園は 117ヵ所が市内に点在してあり、ほかに地元が管理しておられます児童遊園地 100ヵ所がございます。市が設置します公園の遊具につきましては、地形等を考慮し、子供の安全を念頭に整備を行っておりますが、今後とも公園整備に当たりましては、利用者の御意見を取り入れながら整備を行ってまいりたいと存じます。管理の現状でございますが、小規模な修理におきましては、市の職員が現地を巡視し点検を行い対応をいたしており、また大規模な修理におきましては、業者に発注をしておりますが、安全管理に十分配慮してまいりたいと存じます。なお、トイレ、手洗い場等の設置につきましては、順次整備を行ってまいりたいと考えております。また、ベンチの設置につきましては、公園の現状を調査いたしまして、検討をいたしてまいりたいと存じます。また、砂場につきましては、市が管理をいたしております公園のうち72の公園に砂場を整備しておりますが、心ない人々によりまして、犬、猫のふん等で砂場を汚されるということは残念でありますが、各公園内には看板を設置し啓発に努めておりますとともに、広報「おおがき」に啓蒙記事を掲載し、飼い主へのモラルの徹底を図っております。また、砂場の砂の入れかえも順次行っておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 71: ◯議長(渡辺雄次君)  7番。 72: ◯第7番(中沢清子君)  自席で失礼します。  交通安全対策につきましては、信号機の設置、場所並びに停止線につきまして、早期に改良してくださるということでございましたので、ありがとうございました。交差点の改良また歩道の段差の改良につきましても、今前向きな答弁をちょうだいいたしました。街路灯の設置でありますが、郊外を中心に夜間調査を行ってくださったというふうに今伺ったわけですが、ぜひ設置へ向けよろしくお願いします。  なお、樹木の高さにつきましては、見直しをされ、高過ぎるものは低くしていただきたい、そのように思います。  公園につきましては、遊具でありますが、子供の目の高さといいますか、お母さん方の意見を取り入れながら、よろしくお願いしたいと思います。ベンチ、トイレの設置につきましては、検討をしてくださると御答弁いただきましたが、砂場の衛生管理につきまして、一日も早く手洗い所を設置していただくようくれぐれもよろしくお願いいたします。  市庁舎の建てかえにつきましては、市民の皆様へのサービスがより一層充実できますように、十分検討の上よろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。 73: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  13番 岡田昭三君。           〔第13番 岡田昭三君 登壇 市長に写真を渡す〕 74: ◯第13番(岡田昭三君)  通告いたしました件についてお尋ねいたします。  その前に一言。けさ私起きて中日新聞を見たんですけども、県版に「「徳山ダム建設中止を求める会」の集会 大垣市教委が「ノー」 波紋広がる施設使用取り消し問題」。その次が、「反対、賛成運動はダメ」、これは市の教育委員会。「言論の自由侵し、不当 『求める会』」。その下に横書きで、「争いは司法の場へ」ということを、けさ私これ読みまして、先回もテレビでも報道されておったものですが、多少どうしても考え方が平行線であれば、争いは司法の場よりやむを得ないと。多数決で決めるという性質のものではないので、それはやむを得ないと思うんですけれども。私は、スイトピアセンターの会場を借りるとき、私が直接よく行きますけれども、フロントいいますか受付で、あれで新入社員の方だろうと思うんですけども、受け付けをされます。それで、年配者の女の方、お名前は知りませんけども、あの方はちょっと古くから見えると思うんですけども、課長席は一番奥にあると思うんですが、それで、いつかあいてませんかと、まあ、この日にちを会場を貸してもらえませんかと言いますとね、すると受付のことし4月に入った人かどうか知りませんけども、パソコンかあれで見てですね、ああ何月何日があいてますなあと、なら受付に申込書があるからこれにサインをしてくださいと、お金はこれこれですということで、あいとれば自由に貸してもらえると、こういうことなんですよ。それで、事がこんなに、きょう市長さんも最初からお話あったんですが、現状はそうでないかと思うんですよ。それで、課長さんが、けさの新聞でも、「担当課長の判も押された」と。で、この借りに行かれた方は、別に建設中止とかどうとかそんな問題やなしに、ただ会場をあいておったら貸してもらえぬかと行かれたんじゃないかと私は思うんですよ。それで、それはあいておるということで事務処理はされていったんではないかと。課長職のとこで、借りるときは決裁判は女の子も男の子でもとりに行ってないですよ、私見てますけどね、私事実行ってますから。課長さんが判を押したいうのは、自己判断でその一日なら一日のまとめを判を押されるんではないかと。借りに行くたびに課長席まで行って決裁をとっておられるということは、私はないというふうに思っとったんですよ。この新聞を見るとえらい大げさになってますけども、事は、私はどうしてもスイトピアというものの使用についていろんな制限があるということでありましたら、このマニュアル的なものをフロントに置いて、そして処理をさせて、どうしてもこういうケースに適合しないということであれば、先ほども言われましたように、中川ふれあいセンターとか市民会館とか、どこかそういうとこを紹介するような方法を持ってかれたらこんな問題はできなんだんじゃないかと思うんですよ。まあ一方的にそういうことになっていかぬということになると、こういう問題起きますけれども、事は会場を借りるだけですから、会場が借りれなまた次を借りるというような方法で、今後そんなような方法で扱い方を検討され、そんな課長さんが一応決裁をしたものをあかぬと言うのも。課長さん、また後から私いろんな問題出ますけども、本当は市長さんに一々決裁判をもらわなあかぬということになるんですけども、市長さんもとっても分刻みで忙しい体ですが、末端との、部長さんのことも後から出ますけども末端との、課長級以上の部長、課長、まあ市長さんは忙しい体ですから、助役さんも見えることですが、もう少し方法を検討されたらいいんじゃないかと、まあ長年やって見えたんで、私が言うまではないと思うんですけども、こんな問題はどうなるか知りませんけども、私はそういうふうに思います。  次に、もう一つだけちょっとお願いしたいんだけども。私たちは一般質問をします。年4回です。それで、一般質問するには通告書が要るわけです。通告書を出してくれと。で、今回ですと4日の日が通告で、このくじを引くわけですね。私今回は、まあ事務局の方に委任しましたけども、そうすると4日の朝いうと2日しかないんです。今度の提案される予算書から2日たって一般質問の申し込み抽せんですね。それで、その件について、私はせめてその議事録ですね、その議事録というものはここに今いただいておりますけども、議事録をつくるのにどうしても3ヵ月、どうしても要るということを言われるんですよ、3ヵ月ですよ。だけども、市長さんに私はお願いしていきたいというのはですね、これだけパソコンの発達しておる時代に、情報化産業の今一番力を入れてみえるとき、またアカデミーという学校といいますか研究所を設立されたら、まあ、アメリカでは音声によって、英語ですからワープロいうのか活字になっていってしまうと。日本では要するにやっぱり英語ではいかぬから、漢字変換をせんなんで時間はかかりますけども、3ヵ月はちょっとえらいと思うんですよ。それは、一般質問はこれは公文書になってますから、どうしても発言についても注意をしないかぬし、前回の答弁がですね、やっぱし照らし合わせていく必要もあるし、前回どういうような答弁されたかなあということは、それは、ならテープを聞きに来いということですよ。私テープを聞きに来て録音させてもらえぬかと言うたら、いや録音はいかぬと、聞くだけだと。一遍市長さん、議会事務局のテープレコーダー一遍やってもらったけど、そんな小さなやつを、子安さんここにおりますけど、子安さんに、これはまだ民生環境委員会の議事録ですけども。だけども、そんなピーと、ピーやないか要するに早いんですよ、発音がね。あれで早うしたり遅うしたりできるんだけども、子安さんも余り得手やないんか知らぬけどもしっかりわからへんのですよ。で、まあ本会議のこの議事録はまともだと思うんですけども、委員会の議事録は大分抜けておるんですよ。子安さんに、何で抜けておるんですかと言うたらね、それは委員会は要点筆記で必要ないというようなことを。子安さんは、書記やったらテープレコーダーを聞いてそれを転記すればいいんやないかと。あんたが要点筆記でこれをどうするこうするということは必要ないんやないかということは、私論したんですけど。それは別として、できたらひとつソフトピアの方で、市長さんいつも研究に出てみえることですから、そういうことは何とかならないかということをひとまずお願いしていきたいと思っております。  本題に入りますが、本題の1ですけども。平成8年度の予算についてでございますが、平成8年度ももう半分過ぎたようなもんだと思うんですね。3月議会はですね、来年の3月議会は平成9年の予算が関連してくるもので、恐らく来年の話ばっかだと思うんですけども。もう8年度というともうあと12月ですか、1回くらいあると思うんですが、今年度の前回も詳しく歳入歳出については金額的に説明いただけましたので、3ヵ月の間ですけど、詳しいことは、必要は私求めようとは思いませんけども、あと残り半年ですね。市長さんの頭の中では、私いつもお聞きするんですけども、どれくらいまた金が要るのか、予算に対することをお尋ねをいたしたいと思うのであります。  次に、2ですけども。前回の議会のとき、まあ途中省きますけども、まあ議事録に載ってますから省きますが。その中で市長の答弁の中、この議事録でいきますと本年度末の、本年度末いうと市債残高見込額やで本年度ですね、平成8年か。 541億余となっております。また、平成7年度の市債残高、前期ですね、市債残高の借入金内訳は、政府の金が 280億円余、公庫が19億円余、銀行縁故債が 181億、その他24億余となっております。これらの市債の借入利率、私は今度は借入利率について、今度は本命は聞きたいんですよ。で、借入利率につきましては、平成7年度につきましては政府資金は 3.4%だと、金利ですね。それから公庫は 3.5。次に来る問題ですけどね、銀行等縁故資金は 3.3%。要するに本命である共立銀行からの金利は 3.3ということは前回の答弁で言ってみえるんですけども、これらの借入金の支払う利息は年間 170億円要ると。その内訳は、政府資金に 103億円弱、公庫に9億円弱、銀行縁故資金は55億円等になっておりますというような答弁です。私の意図するところはですね、銀行縁故債資金の借入金の 3.3%は、こんだけの経済情勢が悪い中ですから、まあ国のは何ともならぬとしましても、 3.3%は高いんじゃないかと私思うんです。現在は3は切っておると思うんですけども、これは後から収入役さんの方に聞きますけども、これはやっぱし市長さんの関係らしいんですけども。縁故債の利息の引き下げについて、ぜひひとつ交渉はできないか。言うなりになって出しておる必要はないんじゃないかと。たくさん金を借りてみえることですから、その点をお伺いをいたしたいと思っております。予算については以上で終わります。  次に、病原性大腸菌O-157。これは今問題に一番なっておる、現在のニュースでは一番大きな問題ですが。給食による病原性大腸菌のO-157の食中毒の再発を防ぐため、各地の学校、病院では、調理器具や衛生器具チェックや食材の加熱を徹底するということですが、今度はこの菌というものについては、マスコミ等のいろんなものを見ておってもはっきりしてないというようなことですが、大垣市も継続されておると思うんですが、どんなようにこの問題について対処されてきておるのか聞いておきたいと思いますので、お願いをしたいと思います。  次に、公害についてでございますけれども、前回に引き続いて質問は同じです。  1点目は赤坂新田について、前回市長さんの議事録答弁書のとおりに読みますと、私は新田のあれはハヤサキ木工がやっておる工場やないかと思うんですが、しっかり中身は調べてませんが、シンナーが出るということは質問しました。そしたら、市長さんの答弁書をよくこれ写したんですが、「その後指導をいたして施設改善を行いました結果、正常に運転されていると思っております」と。「現在では付近の皆さんから直接の苦情は出ておりません」と。「改善をしていただけたその成果ではないかというふうに思います」。それで、そこへ嘆願書を今持ってきましたけど。地元の人が全然言うてこないということを言っておられますので、また地元の人にそう言うたんですよ。そしたら、なかなか田舎というとこは名前出すのは嫌がるもんで、ならまあその人がどうしてもそれは納得できないんで市長さんに嘆願書を書いてくれと、出すということで預かってきたんですが。もう一度、これは昼間は検査に見えるから昼間は出さないそうですよ。シンナーを夜出すということだから、ハヤサキ木工、あんな大きなところそんなけちけちしとらぬでもいいと思うんだけど、よそさんの会社のことについてどうこう言うことございませんが、もう一度夜点検したってほしいと、そう思っております。  それからもう1ヵ所は草道島地内の、先ほども富田議員から出たとおりですけども、この問題についてもいろいろ答弁はいただいておりますが、結論のとこですね、結論のとこ悪臭が出るということなんですよ、実際出るということなんですよ。先ほどもそういうふうに富田議員も言われましたが、そのとおりです。そこで、何とかこれは、まあ県が許可してまったので仕方ないとしても、何とかしないかぬと。私たちは地元から頼まれれば何とかしないかぬのだけども。そこで、私はけさ出がけに環境課へ電話して、一般廃棄物収集許可、これはどことどこと出しておるんですかと聞いたんですよ。そしたら、いや一般廃棄物運搬業の許可だと言われるんですね。ああなるほどねと、運搬業。で、どことどこということ言いましたら、大垣メンテナンス、それからギフサービス、それから春田ケミカル、それから国乃産興、それから野々村商店、そんなようなことを聞いたんですけども。それでは、産業廃棄物についてはどうかと聞いたら、それは1社だということで、春田ケミカルということですね。そこで、私は県に問い合わせたら、これは産業廃棄物は私の方、許可基準を持ってますと。保健所の方へ協力してやってもらえばよろしいということですが。そこで、先日ですね、先日といっても7日の日でしたかね、7日の日に私の近くの鹿島町でピストル事件があったですね。その新聞を見ますと、中谷組の息子さんは社長だね。それは大垣市と国乃産興というのか、取引しておられるんですよ。最近、この前私は、春田組に汚泥の仕事をさせぬとおいたらどうかということを私は提案したと思うんですよ。そしたら、二、三日前あそこ通って行ったら、私21号線を通るもんですから、国乃産興というようなのがどべを上げるやつをやってましたので、ああこんな新しい会社も取引してござるんだなと。で、けさ治水課へ聞いたらですね、要するに4社それを委託しておると。ヒルムタ興業、それから今の国乃産興、それから株式会社イシイ、それから春田組と、そういうことなんですよ。それで、この国乃産興というのは、市長さん御存じのとおり中谷組の息子が社長ですよ。これは、今度ピストルを撃って今逮捕されておるという新聞は、きのうかおととい出たと思うんですよ。まあ、完全なこの業界はその絡みが絡んでおると思うんですよ。それで、この運送業の運搬にしましても、だれか新しい人がやりたいと言うておるが、やらしたってまえぬかと私が頼みに行くと、もうこの4社で十分ですと、5社ですか。ということで言われるので、その意味がわかったんですよ、今度初めてね。ありゃ暴力団やないですか。そんな人を殺す、発砲してピストル持って。その社長の会社と大垣市が取引をするということはやめたらどうですか。そりゃそういうような規定はないのかどうか知りませんけども、要するに一般運送業という運送については、市長さんの決裁権でできると思うんですよ。まあ、今の春田ケミカルは県の関係が絡んでますから市でどうしても、先ほども出ましたけども、どうしても片つかぬと言うても、これは私は二村化学で経験ございますからね、絶対できぬことはないんですよ。やる気があれば私は悪臭というものは消えると思うんですが、その点再度、要するに暴力団というものは私はもう大嫌いなんですよ。私はホテルでも、暴力団の人たちは帰ってまってくれと言うんですよ。すると怒るんですよ。で、すぐ警察呼ぶんですよ。私がこの人は泊めたくないんだと、暴力団とは私は絶対かかわりを持つということは、もう絶対そんなもんにかかわったらいかぬという考えを持っておるんですよ。市長さん、暴力団の絡みだけは大垣市としても断固としてもうやめたらどうですか。私はそれをお伺いしたいと。公害の問題、同じようなことで聞くけども、今度ははっきりしたものが出てますから、そんなもの似たり寄ったりやないですか、一般の市民の人は言うてますから。いや春田ケミカルもそうだというと、私は名誉毀損かなんかでやられるかもしれぬけども、一般の人はこの現状はよく知っておるから私たちのとこへ来ておるんですよ。私も聞いておるけども、まともに言うてまったら、また私も何を言われるかわからぬのですが、何とかそういうとこをよく研究されて、警察と連携されたらいいと思うんですけども、やめたらどうですか。まあ、治水課の問題も入っておる。また産業廃棄物も、そんな4社くらいだけでやらして、そのうちに暴力団が二つも三つも入っておると。まあ、あとのことは知りませんよ。知りませんけども、推して知るべしではないかと私思うんですよ。  以上が市長さんにお伺いしたいことです。  次に、助役さんですけど、これは助役さんでいいか悪いかということを、一般質問で出したときにあったけど、まあ助役さん、土地開発公社の理事長さんでもあるので、関連する仕事ですから、助役さんに答弁願ったらありがたいと思うんですけど。東邦レーヨンの土地について地元の人は、せっかく市が何とかされるなら、とにかく市民病院は満員で何ともならぬと。後からまた言いますけども、せめて分院くらいはつくってもらいたいというのがあの辺の近くの人が言うんですよ。そんな情報化産業だとか何とかそんなもん、わしんた生きておるうちにどうなるわからへんで、それよりも今差し当たりそういうもんつくってほしいということですが。どうも何か都市開発推進機構というのと、何か話をしておられるというようなことをこの前言われましたので、その経過についてお尋ねをしたいと、そう思っております。  それから次、大垣北口の問題ですけども、オーミケンシは売買交渉は私は済んでおると思っておったんですよ。そういうふうに聞いたような覚えがあったものですけど、まあ市民の皆さんに、あそこは3分の1はオーミケンシの土地を買わしたので北口は広い通りができますよと。3年くらいになったらできるんじゃないですかというて言うておるんですよ。その後その進行状況、要はオーミケンシが土地を売らなこれはできないことで、そしたら聞いたらまだ売買ができてないという話らしいですが、それが本当かどうか助役さんでいかぬですか、それを答弁を願いたいと思っております。  それから次が収入役さんですけども、前議会でお尋ねして答弁をいただいております。そのときの答弁内容は、5月末の歳計現金の預金額は、53億 4,500万。要するに、共立銀行か十何ヵ所かに、53億 4,500万は預けておるんだと。それでその中で、もしも金を借りに行かんなんというために、指定金融機関に借越契約を45億 6,000万を結んでおると。その利率は0.07か、ものすごい安いんですが、まあ、借りる方も安い、貸す方も安いというんですが。それでは、例えば前年度ですね、平成7年度を、ならどれだけ、いつも金を預けっぱなしやったら安い金利だね。だけど、借りる場合も安う借りると言うんだけれども、それでは1年のうち何回借り込まんなんかと、借り込む金額はどれくらいかと私ちょっとお尋ねしたいんですよ。それは、もう全然こういう書類面にあらわれてきませんから。いつもかも金が足らぬというわけではないわね、5月末には53億も預金しておると言われるので、赤字になるときもあるので、赤字になって借りるときは、いつといつというようなことはお尋ねをしたいと、かように思っております。  それからその次、総務部長さんにお尋ねをするんですけど、競輪場の北側について、前回も私はお尋ねをしておるんですよ。どうとかこうとか、まあ議事録を一遍さきたぐってみなわかりませんけども、いやあれは歩道ではないんだと。要するに東小学校の南側の道路の南側は、あれは歩道ではないんですと。競輪場の土地ですと。土地ですからそんなことは自由ですよということですが。私は歩道だと思っとったんだけど、競輪場の一部分ならそれでもいいんですが。車がはすかいに置いていただけばいいんだけど、皆真正面に入れておるんですよ。で、後ろへ車が全部半分ずつ出ておるんですよ。それでどうしても南へ広げてまう予算がかかるなら、まあ何台あそこに駐車されるか知りませんけれども、とめてほしい。何かとめるには、私この前聞いたんですけど、ガードパイプというのかバリカーとかいうて筒で上げてチェーンでやるやつだね。そういうのをつけてもらったらどうかというふうに。これはもう南側は、本当にきれいにどけてもらえるようになって感謝をしておりますが、もう一歩進んで北側の方の問題も解決してほしいと思っております。  それから環境部長さんにお尋ねしますが、これも前回の議会でも、私いつも関連性になっていってしまうんですが、はっきりしないもんですからそういうふうになってくんですよ。私たちは市民の方から、今度の議会ではこう聞いてくれと言われるんで聞くですね。これが、答弁がおくれていってしまうというようなことですけども、私の今聞かんとするところは、大垣斎場周辺に対する周辺地域の夜間ですね、あれは何トン車か、トレーラーのような車が3台くらい毎日並んでおるんですよ。それで、駐車禁止区域に警察の方へ頼んでもらえぬかということを、私は言うたつもりでおるんですよ。だけども、それはもうできないとかどことやらに駐車場借りるとかいう話はされたと思うんですが。だけども、あの近くにはすぐ三城駐在所がございますから、夜駐在所からひとつ巡回してもらうように、市の交通課から話してもらったらどうかと思うんですよ。それで、要するに駐車禁止区域でないのでこれは自由に車を置けますわね、違反にならへんけれども。車買うときは車庫証明というものが要るんですよ。どこかに車庫がなけないかぬのですが、車庫へ持って行かぬでもそこへ並べてけばだれも文句言わぬと言うんですが。周辺では事故が多いとかいろんなことが出ますから、これをひとつ検討してほしい。まあ、これは大垣署の関係がございますから。  次に、タマコシの北側に押しボタン、先ほども押しボタンの話が出ましたけども、押しボタン式の信号があるんですよ。あの辺の人があの押しボタン式でタマコシへ買い物に行くんだけども、非常に点滅が遅いのでいらいらするということを言うんですね。さあ、それは私ではできぬけども、まあ市から一遍署の方へ交渉してまわなしょうないなあということを言うとったんですけど。環境部長さん、もう一遍骨折ってもらったらどうかと思うんですが。それは、流れがあってそこだけを短くとかどうとかということはないと思うんですが、特に長いらしんですよ。これは、長沢方面の人も言うし鶴見地区の人も言うからこれは間違いないと思うんですがね。ひとつその点お尋ねをして、またお願いをしたいと思うんです。それから、荒川地区の場所についても、田中印刷とうちとの間の関係ですけども、昔はそうあそこを車通らなんだんですけどね、田中印刷の西側、私の学校との隣の道は。だけど最近非常に車がよく通るようになって、田中印刷の一番最終のとこでよく出会い頭で衝突するので、カーブミラーをつけるかそれともどっちかんぞとまれという規制をしてほしいと。これは前回もお宅の方へ私直接お願いに行ってますけども、その点についてお尋ねをしたいと思っております。  福祉部長さんのやつは一番最後にして、産業部長さんにお尋ねするんですけど。まあこれも前回から言うておる西濃用水に関連する青墓地区の問題ですが。去年度まではどうとかこうとかということで話が進みませんが、結局、平成8年度で調査費を計上するとのことで、前年度よりの引き続きを8年に持ち越されたわけですが、もう8年いっても半年たったわけですから、今度私一般質問に立ったんですが、この前見えた課長さんですか、聞くと、調査に、入札は出してあると。まあ、結果は来年の2月ころしかわからぬというような話でしたが、いかにも長過ぎるんじゃないかと。で、入札は、費用は幾らくらいでどこの会社に依頼されたら教えてください。私どもその会社へ一遍電話してみたいと思うんですよ。こんな長うかかるはずがないと思うんですけど、来年の2月までかかるという話らしいんですけど。あかぬならあかぬ、いいならいいでわかると思うんです。  それから今度は建設部長さんでいいと思うんですが、建設部長さんのとこで、担当が違っとっても答弁同じようなことですから。私のとこへ投書が、大垣市をよくする会という会の方から来ておるんですよ。前略はまあ抜いて、河川の草刈り作業が行われております。これはすばらしいことだと思います。しかし、この作業に出席できない家は、1戸当たり 5,000円の罰金を取っています。市は、何を考えてこの自治会に作業をさせているのでしょうか。ボランティア的な作業であり、罰金を課してまで自治会がやらねばならないのか。ぜひ9月議会の一般質問を云々と書いてあるんですよ。一般質問で聞いてくれということでしょうが。これは難しい問題かもしれませんけども、まあ御見解だけを、どうしよこうしよということは私の権限ではできませんが、御見解を聞いていきたいと思うんですけども。  それからもう一つ投書が来ておるんですけど。水路の不法占用について。不法に水路上を占用し、橋をかけたり物置をつくったりしている。合法に許可を得て占用料を払っている者はばかを見ている。正当な取り締まりを云々やね。水路に鉄骨を組んで物置をつくっている。水路が詰まり浸水のおそれがあります。これは、場所は中部電力、 258号南の西側、永井ビルF1喫茶店古都南側の水路上の物置。私見に行ってきましたら、なるほど物置がしっかりした鉄骨で水路に組んであったんで、ああこれだなと思ったんですが。それから今写真を見せましたけども、これは西濃運輸の経営のトヨタビスタですけども、歩道に看板を立てて、まあ商売屋ですからやられることは自由ですけども、ひとつ違法性があるんじゃないか。ビスタの看板、歩道上に置いてあり、通行上の支障ありと。市が水路をみだりにふたをするのはよくないのではないか。これは云々ですけども。そしたら、今写真を私撮ってきましたから、ビスタの方へ言うたってほしいと思うんですが、私たちはそのどけさせる権限もないし、言うこともできませんから、お願いをしていきたいと、こう思っております。これは建設部長さんの問題。  それから計画部長さんですね。電波障害ですけども、またどうしても同じことを言わんなんことになるんですが、共立中央ビルから出る電波障害によって、前回の議会で質問をしておりますけども、3万 6,000円の個人負担の件ですけども、前回の答弁では、町内会長がみんなを集めて了解とったと言うんですけども、町内会長が勝手に共立中央ビルと話をして、町内の同意を多数決で反対者には、多数決ですから反対者は納得しないから私のとこへ来ると思うんですけども。この問題について、藤江町7丁目のときに計画部長さんは、共立ビルの電波障害については責任を持って私は解決をさせますと言うてござったものだから、私もそれを信用しておったんですが、今になってから、あれは特別の経営自体がもう変わってるんだと。あれは会社と個人団体と話をしてもらわな困るというような答弁ですが。それではああいう建物、建設委員会で視察に金沢だったか、助役さんたも一緒だったと思うんですけども、金沢でそういうような、新しい今後のそういうビル建築についての政府資金持ってったり何かするということで、市が骨折ってやられたと思うんですが、あの建物もその類ではないかと思うんですが。関連してですね、そう金額大したことないんで話をつけたってほしい。それをお尋ねしたいと思っております。  環境部長さんの関係では公園の整備についてですけども、この問題については、藤江町の公園やであれは何丁目になるか知らぬけども、お宅の方へもう言うたんですよ。そしたら便所の上に、公園には便所がありますから、便所の上に子供が遊んでおる。どうやって登ったかどうか知りませんけども、もしもあれが落ちてけがをしたら困るから何とかしたってほしいと。一遍市の方へ頼んでほしいということであったんですよ。で、市から見に行ったら、市はすぐ町内会長のところへ行かれるらしいんですが、町内会長は、そんなもんほかっといてくれ言わしたとかどうとかこうとかいうことですが、そんならそれでいいとしても、もしも子供が、一般地域の人があんなことではあかぬということを私のとこに言うてくるのに、あれは町内会長は何にもやらぬでもいいと言わしたのでと言うたら、子供のことですからもしも事故が起きたら、環境部長あなた責任持ちますか。何とかしたらないかぬのと違いますか。ただそれだけで閉めてしまうということでは、そんなもん大した問題ではないと思うんですけども、それはどんな事故が起きるかわかりませんからお尋ねをします。  次に、市民病院の局長さんにお願いしますけども。市民病院は私は直接かかってませんので、わからぬというのか、運営についてはわかりませんけども、非常に小言いうのか苦情がようけ来るんですよ、見えるかな局長さん。局長さんにはお話ししたとおりやわね。それで、一番最初にこの前の議会のときにおける、何か新聞に出たとか何とかいうて市長さんが謝られたと思うんですけども。何か聞くところによると、今度はもらった物は病院の玄関に公開すると。幾らもらっただれだれに、菓子箱だれだれ、果物だれだれということを町の人が言うておるんですよ。で、例えば物を持っていってまっては困るというて書いてあるのも、あれは物を持ってこいということじゃないんだろうかと、そう言う人もおるし、やっぱ物を持って行ったらてきめんに違ったと、そう言う人も見えるわけだね。そこで、どうなったかわかりませんが、これが1点。それから、ものすごい朝早く行っても3時ごろに帰ると。それは科によっても違うと思いますけどね。そやけども、先日も局長さんに話したとおりです。お医者さんをですね、9時に出勤されると始まりはいつから始まっていくのか知りませんけども、まあ時差出勤でもして、早く来てもらう人と遅く来てもらうとかして何とか処理をしてもらえないかと。そやけどあれだけのたくさんの患者さんですから、まあもう何ともならぬと。今までは駐車場を、車が遅いとかどうとかいうことをどんどこどんどこと言われて、もう私の方事務局の方へ言うこともできないということを言うておるんですけども。そこで、一つはお医者さんの時差出勤と、それから検査結果が非常に遅いということを聞きます。それから駐車場は満員ですけども、極端に言うと看護婦さんとお医者さんの駐車場はどこかへ持ってってもらいたいと言う人も、まあ極端な例ですけど言う人もあるが、駐車場が満員であればバスに頼るより仕方ないが、だんだんだんだん近鉄バスも営業が成り立たぬので、特にソフトピアジャパンに車が1台行くようになったので、今度は三城の方から来る車は市民病院を通らぬようになってしまったらしいんですよ。だんだんだんだんと市民病院の前のとまる率が少ないので、局長さんの管轄ではないかもしれぬけども、やっぱお客さんのためを思って近鉄バスと、前回も申し上げたかもしれませんけども、近鉄バスは市営ではないんでこれは頼むより仕方がないと思うんですけども。これは陸運局の営業許可権が要りますからね、どこでどうということは。運行状況についてうまく文章をつくっておるんじゃないかと私は思うんですけども。一遍陸運局へ調べに行かないかぬと思っておるんですが、ひとつ局長さんから近鉄の方へ交渉してほしい。  その次、完全看護であるというふれ出しはいいんだけども、なかなかスムーズにやってもらえないと。点滴が終わっても連絡しても30分も来てもらえないと。どうしても夜間の看護婦さんが少ないんじゃないかとかいろいろありますので、その点いかがで、もうこれ以上は何ともならぬとおっしゃるのか。その点についてお尋ねしたいと思っております。  次に、けさほどエイズの問題が出ましたが、私はミドリ十字についてお尋ねするんだけど、これだけもう社会問題になっておるので、大垣市民病院が取引はしてないということはない。ないと言ってみえたらないと思うんですが。どれくらいの期間取引をしてみえたのか、どれくらいの数量を扱われたのか、その関係で亡くなられた人は何人くらいあるか。それはその病気によるでしょうけども、どうも伏せたるようなふうに私は思うんですけども、その点について取引はもちろんあると私は思うんですよ。もういろんな資料をとってみると全部のとこへ行ってますから、これは今まで全然出てませんけれども。その間に、もしも死んだとした人に対しての責任はね、結局今は厚生省、厚生省と、厚生省が許可をしたからその薬を使ったんだと。私もそう思うんだね。私も栄養剤を飲むにしても、これは厚生省の許可があったら飲む。これは厚生省の許可がないで飲まないというようなふうで、恐らく厚生省の責任であろうとは思いますけども、道義的責任は問われるようなことはありませんかお尋ねしたいし、きょうは全部一遍検査しよとかそういうような話でしたけども、私は過去についての実績についての調査範囲を明らかにしてほしいと思うんです。わかる範囲で結構でございます。わからない点については、また質問もございますからね。  最終になりましたが、ちょっとこれは時間が長くなりますけども、皆さんちょっとすみませんがお願いをします。いつまででもやっておるなあと思われるかもしれませんけども、私は納得できませんから。福祉部長さんと民生部長さん両方についてお尋ねしますが、ことしの6月19日に民生環境委員会がありました。両部長も出席でございましたね。それについてお尋ねしますが、私は議会事務局に6月19日及び6月21日の委員会の議事録をいただきました。ここに持っております。いただきましたが、どうも抜けておると思うんですよ。抜けておるので、先ほども言いましたように子安さんに、これは抜けておるんやないかなと言ったら、いや要点筆記だとこう言われるんです。で、仕方がないで、テープを聞かさせてもらったんだけども、テープもさきに言うたようにばあっとこう早口でぱぱあっとしゃべるもんで、私の耳にははっきりしたことが読めませんが。だけども委員の方、また委員外の方もお見えになりましたので、間違っていないと思いますけども、テープのことですから、聞きにくいテープを私はここで言うんですから、その点はあれは言うたで間違っとるで、また問題にせぬように議員の方お願いしたいと思います。6月19日の委員会があったんですよ。それで、大体全部終わってから野村委員長が、以上で報告が終わりましたと、質問を受けたいと思います。なし。野村委員長、ないようで、ただいまの報告について了承願いますと。そのほかありませんかと言うたら杉原委員外が質問をされたんですね。で、質問された。それから梶本委員も質問されたと。そこで、一柳福祉部長が答弁をされておるわけですが、非常に長くなるので要点に絞りたいと思うんですけれども。要するに大垣、これは梶本委員が言ってみえるんですけども、大垣市訪問看護ステーションは、7月1日からやるんだろ。委員は知っているのか。詳しく説明しないといかぬ。何で黙っている。資料があったら説明してもらいたい。で、ここで一柳福祉部長が答弁してみえるんですが、梶本委員は何といっても詳しいんで。なら事務局はどこにあるんかと。対象者は何人かということを聞いてみえるんですよ。すると、まあいろいろ答弁をされております。それから小寺委員は、主体は市なのか社会福祉事業団なのかということを言ってみえるんですね。すると一柳福祉部長は、この認可については、厚生省から県へ認可権を委譲し、地方公共団体や社会福祉法人、医療法人が設立体制等整っておれば認可がされますと。今回の場合は、大垣市の医師会のバックを受け社会福祉協議会が認可を受けたわけですと。そんなことでなら問題はいいんですが。そこで、梶本委員の発言を見ますとですね、医療部分、医療部分と言うけれども、お医者さんがやる部分と看護婦がやる部分と違う。ひっくるめて医療部分と言うと誤解を招く。それは、どういう作業を言うのかと、細かく言わぬのかというようなことであったら、一柳福祉部長は、看護婦さんの仕事としては、医者から指示を受け、褥瘡というのか褥瘡の処置や体位の変換になっている。梶本委員は、注射はということを聞いてみえるですね。そしたら部長は、注射はお医者さんだと。そうするとそこで梶本委員が、本当かよく調べてほしい。褥瘡の処置や体位変換だけが、こんな大事な問題を資料も出さぬと、民生部長と福祉部長が答えてどっちが担当なのかというときに、民生部長も福祉部長も何も言わなかったので黙って。これは議事録から削除しておるんですね。黙っていればよいものではない。顔を洗って、これは出直して来いと言われたかどうか、その辺がちょっと聞きとれぬだけども。委員からこれだけのことを言われるということは、福祉部長は素人ではないんですから、だんだんだんだんと積み上げてこられた方がそんなことではいかぬのではないかと。それについての、そのときの心境を私はお尋ねをしたいと思うんです。で、そこで休憩に入りまして再開して。今度は21日ですね、19日にやって、19日に、老人看護ステーションの件については、資料を含めて21日本会議終了後、委員会を開会いたしたいと思いますが、よろしいですか。異議なし。これで打ち切られておるんですよ。そこで、21日の説明はずっとあったんですが、何か市長さんの本会議答弁と福祉部長との違いがあって、その問題がまた問題になって結局、ただいま理事者から24時間対応ホームヘルプサービス事業について説明をしていただきましたが、十分な説明と対応、体制について、次回の委員会で行いたいと思っております。そのように了承願いますというふうに、第2回目もまた次回の委員会ということになっておるんですよ。その以後委員会が、まあないわけですが。私は8月前半家にいなかったものですから、何か議会事務局の局長さんが私に電話で言われるのには、この問題は、議長と副議長と委員長と副委員長とで話をつけたと。何の話をつけたというようなことは、私しっかり聞いておらぬので。どういう話になって、これは今度の次の委員会でということで私は締めくくってあるのが、どういうような話をされたか、その点をお尋ねをしたいと思っております。  以上、第1回の質問を終わります。 75: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 76: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、幾つかの御質問、御提言がございました。私からは御指名を受けました3点について御答弁申し上げます。続きまして、助役、収入役、総務部長と、それぞれの担当部長が御答弁申し上げます。  まず、平成8年度予算についての現状でございますが、本市の平成8年度6月補正後の一般会計予算額は 522億 4,000万円余となり、うち市債額は58億円余となっております。また、一般会計の平成7年度末の市債残高は 506億円余となり、その主な内訳は政府資金 280億円余、公営企業金融公庫資金19億円余、銀行等縁故資金 181億円余等となっております。御質問の長期借入金であります市債の平成7年度分の借入利率につきましては、さきの6月議会で御答弁申し上げましたとおり、政府資金 3.4%、公庫資金 3.5%、銀行等縁故資金 3.3%となっております。このうち銀行等縁故資金につきましては、地元金融機関と借入時点の5月の政府資金貸出金利 3.4%、それから長期プライムレート 3.6%、公募地方債 3.4%等を参考に交渉を重ね決定しております。また、今後の補正につきましては、人事院勧告に基づきます人件費のほか、現在取りざたされております国の補正予算に伴う国庫補助事業が予想されますが、これらの補正に伴います財源につきましては、国庫補助金、市債及び市税等において対応してまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いを申し上げます。細部につきましては、総務部長より御報告いたしますが、もう一つお話に出てまいりました市内でのけん銃発砲事件でございます。不幸な出来事でございますが、中谷氏が関係しているということで、国乃産興につきましては、本市の指名競争入札参加者名簿に登録されておりますので、後ほどこれも総務部長よりその後の報告を申し上げます。  大変な大きな事故となりましたが、病原性大腸菌O-157についてでございます。  この感染症は、本年に入りまして県内を含め全国各地で多発し、重大な事態を引き起こしております。幸いにして、市内における同感染症の発生事例はございませんが、感染源、それから感染経路が不明であるだけに市民の不安は大きく、その解消と感染予防対策を主目的とし、8月19日に大垣市病原性大腸菌O-157等対策本部を設置し、全庁的に万全な対応をとっているところでございます。なお、関係部署におきましては、6月中旬より国、県から指導通達を受けまして、連絡会議や調整会議を再三開きまして、何回も会議を重ねまして、衛生管理等の周知徹底を図り、予防対策に努めてまいったところでございます。一方、特に問題となりました給食関係につきましては、県の指導のもと厳しい体制をとっておりますが、対策本部といたしましても、市の関係部署を通じ8月26日付で、ボランティアで給食サービスをしていただいております民生委員、婦人会等の方々にも食材及び調理器具等の取り扱いについて、衛生管理の徹底をお願いいたしたところでございます。いずれにしましても、同感染症は一部地区で沈静化の傾向が見られますが、まだまだ予断を許さない状況が続くと思われます。今後とも万全の体制で取り組んでまいる所存でございますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。  次に、公害問題の中で悪臭についてでございます。  先ほど嘆願書ということで、一市民からの文書を拝見をいたしました。赤坂新田地内におけるシンナーの臭気については、建屋内で家具の塗装を行う際に出る臭気が、屋上のダクトから放出していることに起因しておりますので、指導しました結果、早急に施設改善が行われまして、正常に運転がなされていると判断しておりますが、引き続き厳しく指導してまいります。この方の嘆願書は、9月5日ということになっておりますので、まだごく最近でございます。特に、夜の状況を調査してみたいと、このように存じます。
     次に、先ほども答弁申しましたが、御指摘の草道島地内の臭気につきましては、さらなる指導をいたしておるところでございますが、焼却につきましては、焼却炉での完全燃焼ができるように、排ガス洗浄装置の洗浄液を水酸化カルシウムから、より効果のある水酸化ナトリウムに変更しました結果、排ガス中の臭気濃度が大幅に減少いたしました。また、水処理の廃棄物の受け入れにつきましては、有機汚泥の密閉式受入槽を設置しまして、臭気の放出を抑制しております。基準値以下の臭気と判断しております。なお、環境対策の一環といたしまして塀を改造するとか、あるいは外観が、まず先ほども植栽をということ、まあグリーンベルトを設けるというんですか、植栽等で環境美化を図るということも指導しておりますが、塀を改造しまして外観が整えられております。まだまだこれから、さらにそうした植栽によります多少はカバーできると思いますし、美観環境も整備されるというようなことから、さらに指導してまいりたいと存じております。今後におきましても、大垣保健所と連携を密にしまして、地域の方に迷惑のかからぬように立ち入り検査及び指導してまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いをいたします。 77: ◯議長(渡辺雄次君)  助役。 78: ◯助役(安村準一君)  土地の利用について私からお答えをいたします。  まず東邦レーヨンの土地についてでございますが、東邦レーヨン大垣工場は、ことしの3月に工場が閉鎖をされまして、その工場跡地は民間都市開発事業の用に供される見込みがあるそんな土地として、財団法人民間都市開発推進機構が取得をされました。この件につきましては、総務委員会等で御報告を申し上げておるわけですが、この工場跡地は、御承知のとおり市の中心部に位置をいたします約11.3haのまとまった土地でありまして、土地の分散化を防ぎその有効利用を図ることは、市にとって大変重要な課題であります。このために市は県とともに、この土地が有効に利用されるための支援をしていくことと考えております。今後は、東邦レーヨン、財団法人民間都市開発推進機構、県及び市の四者が共同で3ヵ年をかけまして、本格的なこの土地の利用計画を策定することとなっておりまして、市の発展に資する優良な民間都市開発事業の立ち上げができますように努力をしていく所存でございます。  次に、大垣駅北口線についてでございますが、大垣駅北口線は平成8年、ことしの1月26日に駅前広場を含め都市計画決定がなされました。今年度は県におきまして、北口線の国道21号からオーミケンシ北東に位置しております信号交差点までの区間 769mでございますが、これを第1期事業といたしまして事業認可を受けて着手をしてまいりたいというふうに考えております。また、現在県では道路及び橋梁の設計と景観整備計画を進められておりまして、設計ができ次第地元等の説明会が行われることになっております。なお、北口の広場に関しましては、事業化に向けて調査を行うとともにオーミケンシと協議を進めている段階でございます。買収云々ということでございますが、今そうしたすべて買収のできます事前のためのいろんな手続を開始をしておりまして、まだ買収というところには至っておりませんので、御理解賜りますようお願いいたします。 79: ◯議長(渡辺雄次君)  収入役。 80: ◯収入役(加藤 智君)  お尋ねの借入金についてお答えを申し上げます。  前にも御説明申し上げましたけど、当座借越契約とは、定期預金で運用しながら一定の限度額を定めてその範囲内で一時借り入れするものでございます。お尋ねの7年度の借り入れ回数につきましては、年間 124回に及んでおります。月平均10回ぐらいということになろうかと思います。非常に回数が多うございますけど、支払い準備に支障を来さないようにしながら、余剰金を手元に置かずにいかに有利に運用するかということでございます。今後とも歳計現金の運用につきましては、でき得る限り効率的に運用を行ってまいりたいと存じますので、御理解いただくことをお願いいたします。 81: ◯議長(渡辺雄次君)  計画部長。 82: ◯計画部長(古坂 滋君)  電波障害についてお答えをいたします。  御指摘の丸の内2丁目地区の電波障害につきましては、今回申し出のありました8名の関係者と共立中央ビルとの間で話し合いが行われ、大垣ケーブルテレビに接続するという方法で対処することになりまして、6月中に全戸工事は完了いたしました。これに伴う経費のうち、工事費は共立中央ビルが全額負担し、維持管理費につきましては共立中央ビルと各戸が折半ということで話し合いが済み、そのうち6名の方々からは既に維持管理費の納入がなされ、近々1名の方からも納入されるとのことでございます。残り1名の方につきましても、当事者と事業者との話し合いが続いておりまして、事業主として責任を持って解決するということでございます。市といたしましても、当事者同士よくお話し合いをし、円満に解決されるよう今後とも指導してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。  もう一つ公園設備についてでございます。  御質問の藤江公園に設置されています便所の屋根に子供が登り危険であるということでございますが、早速現地を調査いたしましたところ、敷地境界のフェンスより地元で管理を行っております防災器具庫、これを伝って便所の屋根に登ったということでございました。当公園で、夏休みの期間中ラジオ体操が行われており、その際地元自治会におきまして、地区の子供、保護者方に対して厳重に注意がなされ、最近はこのようなことは見られないようでございます。今後とも、地元住民の方々の御協力を得ながら、危険防止に努めてまいりたいと存じますので、御理解賜りますようお願いいたします。 83: ◯議長(渡辺雄次君)  総務部長。 84: ◯総務部長(安田 弘君)  まず、 506億円の市債に対する借入金の額でございますけれども、先ほどの岡田議員のおっしゃったのは、これはあくまで8年度以降完済までの利息でございまして、合計で 170億円ということでございます。おのおの政府資金については 103億円余、公庫資金については9億円弱、縁故資金等については55億円余ということでございますので、御理解を賜りたいと存じます。  次に、新聞での報道による銃砲発砲事件の国乃産興につきましては、本市の指名競争入札参加者名簿に登録されている業者で、社長が殺人未遂容疑で逮捕されたという事件でございます。現在、警察当局によります捜査取り調べ中で詳細は定かでございませんが、今後の推移を見守りながら的確に対応をしてまいりたいと存じますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。  次に、競輪場の北側の道路に面する公園の駐車場についてでございますが、競輪場付近の違法駐車対策につきましては、これまでも所轄署の御指導のもとに、迷惑駐車防止の立て看板の設置を初めガードマンによる駐車場への誘導など種々方策を講じております。御指摘の場所は、議員御指摘のとおり道路ではなく公園敷地であり、東公園を訪れる方々や競輪開催日のお客様の駐車帯として活用する一方、この付近での迷惑駐車などを防止するために整備をいたしたものでございます。今後は、さらに御指摘の箇所も含め、ガードマンによる一層の指導をしてまいりたいと存じますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。 85: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 86: ◯環境部長(高橋邦夫君)  交通安全につきまして御回答申し上げます。  まず、夜間路上駐車についてでございますが、これは道交法第11条で、8時間以上路上に駐車してある車及び保管場所に保管していない車は駐車違反車両として対処することができるため、大垣警察署に巡回をお願いし、違法駐車車両をなくしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  信号機につきましてでございます。  タマコシ前の県道上の押しボタンの信号機の待ち時間が長いとの御質問でございますが、この道路は1日の交通量が非常に多いと。県の交通管制センターにおいて東西の信号、ここの信号機を挟みまして東西に信号があるわけでございますが、東西の信号が自動制御されているために、簡単にその待ち時間を変更するということは難しいわけでございます。そういう回答も得ております。仮に短縮ということになりましても、数秒間の短縮にしかならないというような回答も得ておりますが、公安委員会の方に要望をしてまいりたいというふうに思っております。  それからカーブミラーにつきまして、この交差点、西部中学校の通学路として毎日多くの生徒が利用しております。周囲には会社関係の駐車場が多くあり、車の往来も多く危険な交差点としてカーブミラーの設置とのことでございますが、この交差点は狭隘な上に電柱が障害物となり設置が困難ということでございます。このため、公安委員会に一時停止、要するにとまれという表示でございますが、の要望をしてあるところでございますが、現在結論を待つというところでございます。結論が出るまで、道路の優先を明確にするために優先道路の方にラインを引きまして、標示をして対処しているところでございます。よろしく御理解を賜りたいと思います。 87: ◯議長(渡辺雄次君)  民生部長。 88: ◯民生部長(岡田武久君)  老人訪問看護ステーションにつきましてお答えいたします。  このステーションのサービスの内容は、かかりつけ医師の指示に基づき看護婦等がその家庭に出向き、病状観察、床ずれの処置を初め家族の介護指導等に当たります。1回の実施時間は30分から1時間30分を標準としており、週3回利用できます。また、利用時間は午前9時から午後5時まででございます。利用料金については、1日目が1万 2,300円、2日目以降は 8,200円でございます。個人の負担額は、老人医療受給者が1日につき 250円、これ以外の医療保険受給者は、各種保険の負担割合によって異なります。例えば社会保険の本人は1割で、家族は3割を負担していただきます。このステーションは、平成8年7月から市内で、社会福祉法人大垣市社会福祉協議会と医療法人社団大誠会の2ヵ所で、知事の認可を受け運営をされております。よろしくお願いいたします。 89: ◯議長(渡辺雄次君)  福祉部長。 90: ◯福祉部長(一柳瑞賢君)  ホームヘルプサービスについて御答弁いたします。  24時間ホームヘルプサービスについてでございますが、ホームヘルプサービスは、従来から実施しております全市を対象とした通常時間帯、午前8時30分から午後5時までの滞在型サービスに加えて、昨年の7月から厚生省のモデル事業として指定を受けました24時間巡回型老人ホームヘルプサービスを旧市内5地区で実施しているところでございます。6月定例会の民生環境委員会におきまして、24時間体制の未実施地区であります新市内と、身体障害者を対象に加えた事業拡大の要望がありましたが、現在これを全市内に実施することは困難であり、滞在型の時間延長によって巡回型に準じたサービス事業を実施したい旨御説明を申し上げましたが、予算、実施体制等につきまして、さらに検討を加えなさいということで、今回の議会へ御提案させていただきましたので、御審議を賜りたく存じます。よろしく御理解賜りますようお願いします。 91: ◯議長(渡辺雄次君)  産業部長。 92: ◯産業部長(早野正雄君)  西濃用水についてお答えいたします。  西濃用水青墓地区の用水につきましては、現在、当地域の受益地全体への安定給水の可能性について調査を進めているところでございます。調査工期は、平成8年7月17日から平成9年2月28日まで、調査業務委託先は若鈴コンサルタンツ株式会社岐阜営業所で、委託金額は 381万 1,000円でございます。鋭意作業を行っているところであり、結論までにはいましばらく時間がかかりますが、御理解賜りますようお願いいたします。 93: ◯議長(渡辺雄次君)  建設部長。 94: ◯建設部長(井崎詩朗君)  河川の草刈りについてお答えいたします。  住民の御協力による除草につきましては、昭和51年の9・12豪雨を教訓にいたしまして、堤防の危険個所の早期発見と水防意識の高揚を図り、さらに地域住民の連帯感を強くするとの意味合いから、住民皆様の自発的な意思により始められたものであります。除草に参加されなかった場合の現金徴収の件につきましては、各自治会内部の問題でありますので、市として立ち入ることは差し控えたいと存じます。いずれにいたしましても、各自治会において行われる除草作業は、自治会の自発的な意思によるものでありますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。  次に、河川の占用許可につきましては、建築施設としては水防倉庫、病院、その他公共性のある施設のための通路などが許可されるものであります。一般的には、住家と道路等を連絡するための通路橋がございます。また、道路占用につきましては、道路本来の目的である一般の交通に支障を来さないように工作物、物件または施設を設け、道路を使用することであります。内容としましては、水路占用とほぼ同様であり、道路の目的以外の特別使用として許可されるものであります。路上の看板、商品の陳列等の不法占用物件の撤去につきましては、年2回、警察と県とともに実施しております。御指摘の南高橋町地内の水路上にある物置や歩道上の看板などにつきましては、早急に撤去されるよう指導してまいりますので、よろしくお願いいたします。 95: ◯議長(渡辺雄次君)  病院事務局長。 96: ◯病院事務局長(生田 聰君)  市民病院の運営についてお答えいたします。  外来受付、病棟ナースステーションに心づけの御辞退の掲示板につきましては、検討してまいりたいと存じます。  次に、医師の時差出勤についてでございますが、現在市民病院の診療体制は、午前中に外来診察と病棟回診を行い、午後は内科系では検査を、外科系は手術を基本といたしております。したがいまして、医師が時差出勤いたしますと、午後の業務に支障が生じるため実施することは困難と考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。  次に、市民病院経由のバス路線の変更につきましては、本年6月1日から市民病院経由のバス路線が変更になり、中川、和合、三城地区からの患者さんには、大垣駅前等で乗りかえていただくことになり大変御不便をおかけしております。御質問の趣旨につきましては、バス会社へ要望してまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、検査結果の迅速化についてでございますが、市民病院では、血液検査を初め多くの検査を実施しており、そのほとんどは即時もしくは数日間で結果の得られる検査でございます。しかしながら、その内容によりましては、結果までに2週間ほど必要なものもございますが、患者さんの心情を考慮いたしまして、少しでも速く結果が得られるよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。  次に、市民病院の看護体制につきましては、その充実を図るためかねてから鋭意努力を重ねてまいりました。本年度当初の看護婦数は 609名で、前年度に比べますと31名増加しており、国の定める基準看護における看護婦数は充足をいたしております。看護業務につきましては、看護職員の指導を一層強化し看護サービスの向上に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、ミドリ十字等からの非加熱血液製剤の購入についてでございますが、御承知のとおり血液製剤は、血友病等、出血がとまりにくい疾患の治療に用いられております。当院におきましては、ミドリ十字の非加熱血液製剤は、昭和57年まで使用しておりましたが、それ以降につきましては、バイエル薬品、バクスターの2社から購入し、血友病等の患者さんの治療に使用いたしておりました。いずれも国の承認薬剤の中のことで、その後は安全な加熱血液製剤に切りかえております。非加熱血液製剤の投与によるHIV感染者は現在のところございませんので、御理解を賜りたいと存じます。 97: ◯議長(渡辺雄次君)  13番。           〔第13番 岡田昭三君 登壇〕 98: ◯第13番(岡田昭三君)  第2回の質問ですけど。  総務部長さんに、ひとつはっきりしてませんから。 3.3、 3.4%かね、銀行の方はね。それを何とか交渉してまけてもらうように私は質問したつもりですが答えがない。それから競輪場の北側については、この前も同じような答弁、今度も一緒と。総務部長、どういうことでそういうことになるんですか。前進する気持ちはないんですか。要するにですね、あれは歩道ではない。幅がものすごく狭い、私調べに行ったら。歩道いうたらどれだけあるか知りませんけど。あれは2間も、2間くらいしかないんですから、大体あそこにそんな駐車を、置こうという考え方であればもう少し広くとるべきであったと思うんですが。もうできてまっとったらもうとめたらどうですかということを私は言うておるんですよ。それをガードマンにまたやらせるとかどうとかという御理解では、私はもう限界線が来ておると思うんですよ。もう予算がなくて南へ広げることはまあやらないんだと言われたらとめたらどうですか。もう何台とまるか知らぬけども。それは私はとめるべきだと思うんですよ。そのとめるパイプのガードレールか何か知りませんけども、幾ら予算がかかるか知りませんけども、それの方が安く上がるんじゃないかと私は思って、少しくらいの車を置けるというようなことに未練を持たずに、思い切ってやめたらいいと私は思うんですが、どうですか。それが私総務部長さんにお願いすることと。  それから今の中谷組がやっておる会社の社長が、普通の入札で談合をしたとか、これはまた事が違うんで、そんな会社と市がかかわり合っとったらね、恐らく春田ケミカルがかまってって、私はその4社か何かが疑わしいと私は思うんですよ。同じ同業者が寄って話をすることは当然なことなもんで、もう少しふやしてもらう。どうしてもいかなんだら、第三者をふやしてもらうということが必要だけども、差し当たり警察の取り調べが終わったら、恐らくそんなもの簡単にこの判決というものはなかなかできないと思うんですけども、その取引をやめるというような規則は、まだ何もつくってないのかどうか、第2点の質問として総務部長にお尋ねをします。私総務部長さんだけで今度はやめます。 99: ◯議長(渡辺雄次君)  総務部長。 100: ◯総務部長(安田 弘君)  まず1点目の政府資金の金利に対して縁故資金はどうかということでございますが、縁故資金は 3.3%でございます。  それから駐車場の問題、公園の駐車帯でございますけれども、再度どういう状態が可能かということをさらに検討を加えてまいりたいと存じます。可能であるのか本当に不可能であるのか、おっしゃるとおりはみ出していることははみ出しておりますが、その他の面でも二重駐車等ということも出てまいりますので、そういったことも含めて一度検討を加えたいと存じます。  それから、先ほどのと申しますか、発砲事件の問題でございますけれども、私は言葉に非常に苦慮するわけでございますけれども、この問題につきましては、要するに一般廃棄物においては市の指定を受ければいいわけですけれども、産業廃棄物につきましては、これは県の指定が要りますので、それを取っておる業者を指名業者といたしておりますので、そういった業者も入っておるということでございますので、御理解をいただきたいと存じます。 101: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 102: ◯市長(小倉 満君)  総務部長という御指名でございましたので、総務部長がお答えしましたが、銀行等縁故資金 3.3%ということでございます。地元金融機関からの借入利率が高いのではないかというお考えでございますが、御承知のとおり、本市の縁故資金の償還期間は2年据え置き15年償還ということでございます。非常に長期資金ということになります。ですから、2年据え置き15年償還でございまして、政府資金の利率が、先ほども御案内のとおりであります。先ほども申し上げましたように 3.4%、公庫資金が 3.5%ということで、ここで比較しますと、若干でございますけれども低利で借り入れております。今後とも、もう当然のことながら、市債の借り入れに当たりましては、より有利な条件で借り入れるように交渉を重ねさらに努力してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 103: ◯議長(渡辺雄次君)  13番。           〔第13番 岡田昭三君 登壇〕 104: ◯第13番(岡田昭三君)  最後の質問になりましたが、総務部長さんに。  ガードレールの問題というのか道路の問題はよく検討すると。それで、ぜひひとつもう駐車禁止にしてほしい、私はそう思います。それが一番早い方法だと。ガードマンにやらしてみたって、南側も今ガードマンにお願いしておるし、とても無理だと思いますから早急に検討してください。これは私の個人の意見だと思ってまったら困るですよ。あちらの方の人が皆そう言うんですから、岡田さんどうなったんだと。南側はよくしてまったけど北側もひとつということですが。よく私も現地を見てみると、恐らく狭過ぎます。歩道でもない駐車場でもない、ありゃ公園の敷地だと。公園敷地に車を置くというようなことは不可能ではないかと私は思って、前回も課長さん見えたときに、何とかパイプでやったら一番いいということを申し上げておいたんですが、検討してみるということですが、12月までに結論出ますか、その答えをいただきたい。  それから市長さんが答弁してもらえたのであれですけども、市長さんはお忙しい人ですから、総務部長が金利の交渉はされるということであったなと思って、私は総務部長さんに言うんですが、絶対 3.4まで出さぬでも今の状況やったら安くなりますよ。それは2年であっても、要するに変動相場制に切りかえてもらったらね。今はものすごい金利が安いですから交渉の余地はあると。いやこれはもう何ともならぬのだという考えは捨てていただいたらどうですか、お伺いします。  それで、3回目で質問は黙っておってもそれはそれでいいかもしれませんが、総務部長そんなひきょうなことせずに、締めくくりだけはしてくださいよ。皆私きょう言いたいと思ったんだけど、3回目は勝手にしゃべっとってもいいということを私言いましたけど、やっぱ非常識に思うんですよ。お互いに顔を合わせる仲ですから、一遍締めくくりで答弁をしてもらえるとまた会いいいと思うんですが、お願いします。 105: ◯議長(渡辺雄次君)  総務部長。 106: ◯総務部長(安田 弘君)  縁故債の件につきましては、期間が長いものほど高くなるということで、短いものほど低くなるというのが一般的な金利の利息でございます。  それからガードレールの件につきましては、前向きに検討してまいりたいと存じます。 107: ◯議長(渡辺雄次君)  この際、暫時休憩いたします。              午後 3時10分   休 憩            ──────────────────              午後 3時30分   再 開
    108: ◯議長(渡辺雄次君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  22番 長澤忠男君。           〔第22番 長澤忠男君 登壇〕 109: ◯第22番(長澤忠男君)  質問に入る前に少し時間をいただきたいと思います。  小倉市長が同僚議員の質問に対し、来春の市長選挙に四選を目指しての決意を表明されました。3期12年の実績のもとに再度立候補されるわけですが、どうか健康に留意されまして、大垣市民が願う、住んでよかった、いつまでも住み続けたい。そんなまちづくり、さらには10年、20年、30年後になって大きな評価を受けられる。そんなまちづくりに全力で取り組んでいただきたいと思います。私はそんな思いを込めて質問をさせていただきます。  それでは、通告にしたがいまして、第三次総合計画の見直しと今後のまちづくりについて質問いたします。  初めに、国の内外の情勢について少し触れたいと思います。  かつては経済大国と言われた日本ですが、バブルがはじけて以来、その力が急速に弱まってきています。10年前には、アメリカが国の財政赤字と貿易赤字、いわゆる双子の赤字に苦しんでいましたが、日本もこのままでは21世紀の初めにはアメリカの10年前と同じになるのではないかと思われております。なぜなら、ことし、1996年の動向を見ても、製品輸入の急増、人の出入りも観光等で圧倒的に出ていくことが多く、貿易黒字の圧縮と貿易外収支の大幅赤字によって、21世紀の初めには赤字に転落するのではないかと危惧されているのであります。一方、国の財政面についてはどうかといいますと、平成8年度末の国債発行残高が 241兆円となり、借入金も旧国鉄等の債務が約80兆円、地方債の残高が 136兆円あり、合計 460兆円となります。この金額には重複分もあると思いますので、それを割り引いても 440兆円以上はあるのではないかと思います。国内総生産、GDPに対する国と地方の起債を中心とする累積債務残高、すなわち借金は、日本がGDPの90%、GDPは大体 500兆円と言われておりますが、アメリカが63%、ECの 58.59%であります。日本はまさに危機的な数字であります。私は、財政面から日本の現状と将来を考えたとき、大変な事態となっていくように思います。市長は、財政面から見た日本の現状と将来をどのように思われているのかお聞きしたいと思います。  こうした情勢の中で本市は、21世紀に向け第三次総合計画を立て後期の2年目に入っております。この三次総は、今日まで着実にその事業を進めてきました。本市は、バブルがはじけて以来も積極的に投資を進め、市民が願う近代都市をつくるために邁進してきました。小倉市長は、就任以来特養老人ホームを初めとする福祉の充実、クリーンセンターの改築や下水道の拡充などの生活環境の充実、さらには生涯学習や文化活動の拠点づくり、そしてスポーツ全般にわたる諸施設の充実などは、他都市に先んじて取り組まれ、まさに先取り行政を実行されてきました。この業績は内外から高く評価をされているものと私は思います。そこで、小倉市長に残された三次総の事業を誤りなく21世紀につないでいただくために提言をし、市長のお考えをお聞きしたいと思います。本市は、まちづくりの基本理念としての将来の都市像を「水を愛し 緑をはぐくむ 人間性豊かな産業文化都市」を定めました。そして、三次総の事業はこの基本理念に基づいて推進されてきたと思います。そして、これからもさらに推進されていくものと信じています。そこで、私は本市の将来のまちづくりのために現状をお互いに十分認識し合い、その上に立って事業の推進を図るために一言発言したいと思います。  本市の財政は、バブルがはじけて以来税収が伸び悩み、一方では市民の多様化したニーズにこたえるための支出が増加するという厳しい状況下にあると思います。特に、ここ3年間ほどは大型事業に取り組んだこともあって、急速に市債の発行額が増加しました。私が調べたところでは、平成4年度決算時の市債残高は 270億円だったものが平成8年度末には 540億円となり、5年間で2倍にも膨れ上がるのであります。ここで信頼できる研究所の調査結果を述べてみたいと思います。全国の 666市を調査したものでありますが、 666市の市債残高は平成7年度末で31兆円、前年度比16.6%増となっています。全国的に見ても市債の残高は大幅な増加をしているのであります。平成8年度の当初予算に対する7年度末の市債残高の比率を都市別で見ますと、奈良県の大和郡山市が16.5%と最も低く、最も高いのは阪神大震災で被害を受けました兵庫県の芦屋市で 206.6%となっています。ちなみに、本市は比率の高い方から 167番目の98.5%で、岐阜県内の14市の中では恵那市に次いで2番目に高い比率になっています。本市は、現在予算に占める公債比率が12%台になっており、武道館の事業の推進によってさらに13%台の後半になるのではないかと予想されています。私は、市債の比率が高い低いということで、その単純な評価をするつもりではありません。むしろ本市の場合は、市民のニーズにこたえて、そのまちづくりの中から市債の発行比率が高まったものと理解をしているのであります。したがって、私はこうした状況の認識の上に立って、私なりの21世紀に向けた今後のまちづくりについて提言したいと思います。  ここ10年ほどの間に、全国の都市ではいろいろな施設をつくってきました。いわゆる箱物行政と言われてきたものであります。しかし、こうした箱物行政はこの時点でもう終わり、つくった諸施設に魂を入れて活用し、そして物の充実もさることながら、これからは財政面を重視しながら、どうしても取り組まなければならない重点課題に絞って、まちづくりをする時代に入ったのではないでしょうか。今どうしても見逃すことができない事業は、一つは、さらに進む高齢化社会における福祉関係への取り組み、二つには、阪神・淡路大震災の教訓からの防災への取り組み、三つには、市民生活の快適環境づくり、これは下水道や道路等の日常の市民生活に直結した事業の取り組みなどであります。第三次総合計画の後期については昨年よりスタートしていますが、当然今述べました課題も折り込まれています。しかし、さきに述べましたように、国の財政や本市の財政状況を考えたとき、今後の三次総の推進に当たっては極力市債の発行を減少させ、市民生活に密着した事業中心の政策を進めていかなければなりません。そのためには、三次総の見直しも毎年考慮に入れながら事業の推進を図り、我慢のできるものはこの際思い切って繰り延べるなどして、財政面から将来に禍根を残さない、そのようにしていかなければなりません。小倉市長は、今後4年間さらに大垣市民の先頭に立ってまちづくりを進める決意をされていますが、どうかしっかりした財政運営をしていただき、21世紀につなげるまちづくりをしていただきたいものと願ってやみません。  以上、いろいろ私なりの財政面での心配を述べましたが、今後のまちづくりについて市長の考えをお聞きしたいと思います。 110: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 111: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、第三次総合計画の見直しとまちづくりについてという中で、特に財政面の健全化を、御懇篤なるアドバイスをちょうだいいたしまして、まことにありがたく存じます。  国の財政はというお話からスタートしたわけですけれども、81兆円余の平成9年度予算、かなりの赤字国債でカバーをしていかなきゃならない国の財政でもあるわけです。で、我々の事業につきまして、国、県の事業につきましても、かなり厳しい状況下にございます。国としましても、非常に厳しい状況で我々指導を受けているわけでございますが、一つの流れの中で対応していかなきゃならないという状況下にございます。国際社会の中での日本国の財政という問題、我々としてもしっかり受けとめて、倹約にこれ努めなければならないと、このように存じます。  本市を取り巻く行財政環境につきましては、ただいま議員さんから具体的な数字等で御指摘をいただきましたとおりでございます。産業の空洞化、国際経済の摩擦、さらに国、地方を問わない起債残高の増加等の財政事情の悪化など、大変厳しい状況と認識しております。今も改めて再認識したところでございます。本市の財政につきましても、平成8年度末の一般会計市債残高は 540億円余となるわけでございまして、こうした予測をいたしております。今お話しいただきましたように、市債残高の当初予算比率、全国の 666の都市のランキングの資料をいただきました。今御指摘のとおりでございまして、岐阜県では関市が一番財政が健全でありまして、大垣市は今お話しのとおりであります。恵那市に次いで98.5%という数字が挙げられております。特に、私どもはこうした状況下で、今後対応していかなきゃならないと思いますが、今お話しいただきましたように、特に平成4年度末からの伸びが著しくなっております。これは、本市が第三次総合計画の前期基本計画での中身、お話しいただいたとおりであります。クリーンセンターとか中川ふれあいセンターとか牧野華園、養老華園、両施設の改築とかこどもサイエンスプラザ、ソフトピアジャパン周辺整備、特に市単事業で高屋桧線あるいは昼飯大島線等、街路整備などにも重点事業を位置づけましてやってまいりました。議員各位の御支援のもとに積極的な取り組みを行ってきたところでございます。こうした事業に起因いたしまして、5年の間に市債残高が倍近く膨れ上がったという御指摘をいただいたところでございます。今後は、後期基本計画に位置づけました産業の振興、高度情報化の推進、それから高齢化への対応、市民生活に直結した生活環境整備等々、大垣市発展のために重要な事業の推進に努めてまいる所存でございます。また、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえての防災対策は重要な課題であると認識いたしておりまして、公共施設耐震調査につきましては、ただいま分析中でございますが、結果を踏まえ今後も積極的に取り組んでまいる所存でございます。今後の財源確保につきましては、大変厳しい見通しでございますが、これらの事業を積極的に進めるべく決意を新たにしているところでございます。事業の実施に当たりましては、重要度、優先度を十分に精査いたしてまいりたいと存じます。特に、将来負担となります起債につきましては、重要な事業への重点的な充当を図ってまいります。また、組織、機構の見直しを進めるとともに、積極的な財政基盤の見直しを行い、簡素で効率的な行政運営と健全財政の維持運営に努めてまいる所存でございます。さらに、今後の財政収支の見通しを十分見きわめながら適正な実施計画の進行管理に努めるとともに、市民生活の向上につながる効率的な事業配分により、第三次総合計画の将来都市像であります「水を愛し 緑をはぐくむ 人間性豊かな産業文化都市」の実現を目指して邁進する所存でございます。一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 112: ◯議長(渡辺雄次君)  22番。           〔第22番 長澤忠男君 登壇〕 113: ◯第22番(長澤忠男君)  2回目の質問を簡単にさせていただきたいと思います。  今市長から、これからの財政運営その他まちづくりについての御答弁をいただきました。私は、特に今回財政面を取り上げましたのは、一般的には、地方都市の財政運営の中で、特に公債比率の問題が重要視されております。一般財源に占めるその割合がどうかということでその都市の力を評価される、こういう時代にもなっております。例えば、一般的に言われております公債比率、一般財源に占める比率は10%以内でありますとそれは健全な運営であると、こういうふうに言われております。さらに15%を超えますとこれは一つの危機といいますか、将来に向かってのその町の運営そのものが危ない、注意して財政運営をしなきゃならぬと、こういうふうに言われております。さらに20%を超えますとこれは完全にその都市の財政機能を麻痺させておる。こういう厳しい国の管理下にもすべて置かれる、こういうようなふうに今言われております。本市の場合は、今後いろんな面での行政改革やら、そして財政面でのいろんな取り組みをしていただくわけですが、ぜひ今後将来に向けて、この公債比率が少しでも縮まるように、ぜひ運営をお願いしたいと思います。そこで、参考までに先ほど市長の方からも関市が一番いいと、こういうふうに言われましたが、関市はいい方から28番目になっておるわけですが、従来大垣市は、このいい方から何番目というところに位置しておったわけです。したがって、悪い方から、先ほど言いましたけれども、いい方から見ますと 500番ぐらいに下がっておるわけです。お隣の岐阜市に至っては約88.8%、大垣市と逆転していい財政状況になっておるわけです。したがいまして、阪神・淡路大震災のように、万が一のそういう災害があったときに、余裕を持ってお金が借りれて市の運営ができる。そんなまちづくりになるようにぜひとも配慮していただきたいと思うのであります。最後になりましたが、第三次総合計画終了時には、一体どのくらいの市債残高になるのか、もしつかんでおみえになりましたら、その予想の数字をお尋ねしたいと思います。もしわからなければわかる範囲のお答えをいただいて、2回目の質問を終わります。 114: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 115: ◯市長(小倉 満君)  第三次総合計画の最終年次、平成12年の一般会計市債残高はどれだけになるかという、その予想額ということでございますが、ちょうど平成12年は2000年ということです。第3期実施計画が平成7年から9年まで、これが後期の前半でございます。平成12年の一般会計市債残高の予測額は、平成10年度から最終12年度まで、この10、11、12のこの3年間が三次総の後期の後半になります。御案内のとおりであります。すなわち第4期実施計画としてございまして、平成9年度に策定いたしますので、この中で市債残高が適正な規模になるよう十分検討してまいりたいと存じます。平成9年度、これがお話し申し上げましたように、後期の前半が終わるわけでありまして、後半10年、11年、12年と、この後半に十分適正規模、財政の硬直化を防ぐべく十分検討してまいりたいと存じます。なお、第3期実施計画の最終年度の9年度末、上期が、前期が第1期、第2期と、後期が第3期、第4期と、そんな計算をして便宜上対応しておりますけれども、最終年度の9年度末での一般会計市債残高の予測額は、現時点での試算では9年度新規市債が約50億円でございます。償還元金分が約28億円を差し引きますと、9年度末で約 562億円となる見込みでございます。事業の実施に当たりましては、先ほども申し上げましたように重要度、優先度を十分に精査をいたしまして、特に将来負担となります起債につきましては、重要な事業への重点的な充当を図ってまいります。特に、総額においては改善に努めてまいらなきゃならないということでございますが、ただいま申し上げましたような、今後十分健全財政、財政の健全化に努めてまいる所存でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 116: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  12番 伊藤秀光君。           〔第12番 伊藤秀光君 登壇〕 117: ◯第12番(伊藤秀光君)  質問に先立ち一言申し述べさせていただきます。  市長は、本会議冒頭我がクラブを代表しての津汲幹事長の四選出馬に向けた要請に対し、引き続き市政を担当したい旨の決意をお伺いしました。市民の中には、健康を心配する声もあり、ぜひ健康には十分留意されまして、万全を期し御精進あらんことをお祈り申し上げます。そして、15万市民のみならず西濃40万圏域のリーダーとして御活躍いただくことをお願い申し上げます。  それでは、通告に従いまして2点について質問をさせていただきます。  まず初めに、スポーツ振興によるまちづくりについてであります。  私たち日本人にとりまして人気のあるスポーツといえば野球であり、プロスポーツとしても長い歴史と伝統があります。しかし、世界に目を向けてみますと、最も人気があり盛んに行われているスポーツは、プロ、アマを問わずサッカーであります。その熱狂的な応援は、その勝敗によって暴動や国家間の戦争にまで発展することがあると聞いております。さて、日本においては1993年、平成5年、サッカーのJリーグが華々しいオープニングセレモニーのもとスタートし、今日までそれぞれが地域に根差した、地域住民に愛されるクラブチームとしてすばらしい発展を遂げてまいりました。また、ことし6月には、西暦2002年ワールドカップの日韓共同開催が決定し、オリンピックでは強豪ブラジルに1勝するなど、ますますサッカーの人気が沸騰するものと信じております。大垣市においても、毎年3月に開催されます全国高校選抜サッカー大会、そして7月には全国自治体職員サッカー大会、8月には全国中学校サッカー大会と、サッカーに極めて縁の多い年であったと思います。さて、先般Jリーグ2部制の参加条件が公表されるに当たって、JFL、ジャパン・フットボール・リーグ所属の4から5クラブチームが地元企業、市民、自治体等の支援のもとJリーグ参加の準備を進めていると聞いております。幸い、私ども大垣市にもJFL所属の西濃運輸サッカー部があり、活躍を続けているのは力強い限りであります。あすのスポーツの町大垣づくりのために、Jリーグに参加し、地域住民に愛されるクラブチームを育成することは大切なことであり、またとない最初で最後のチャンスと考えます。Jリーグ参加に向けた運動についてのお考えをまず最初にお伺いいたします。  今年の夏、熱い戦いの第 100回アトランタ・オリンピックが繰り広げられ、そのテレビ放映を見るために夜の更けるのも忘れて日本選手の応援をしたのは私ばかりではないと思います。まさに、スポーツはプレーをする者と見る者の心を一つにするすばらしい魅力のあるものであります。しかし、残念なことに国別メダル獲得数を見ると、1位アメリカ、2位ロシア、3位ドイツであり、我が日本は23位でありました。日本の経済力に比べて、メダル獲得数が少な過ぎるように思うのは私ばかりでしょうか。先日の新聞報道でこの問題についてニュースキャスターの木村太郎氏は、日本という国はすぐれたスポーツ競技者を育てられない構造的な欠陥があるのではないかと指摘しております。また、文部省でもオリンピックの成績不振の教訓を生かし、中高校生の一貫性のある指導で選手育成を図るスポーツの教育改革に乗り出したとの報道があり、まさに学校部活動依存からの脱却を目指しているわけで、大いに期待したいと思います。岐阜県においては、スポーツ王国岐阜を目指して、「1・1運動」が平成2年からスタートし現在に至っております。しかし、国体や全国高校総体、通称インターハイの成績を見ると、十分な成績が上がっているとは思われません。これも同様に構造的な欠陥があるのではないかと思われます。本県では平成10年、第11回全国スポレク祭、平成12年、全国高校総体、インターハイの開催が決定され、大垣市においても幾つかの種目が実施されます。  そこで、二つ目に、平成12年に開催される全国高校総体は、将来青年たちが各種のプロスポーツやオリンピックなどを目指す競技力向上のための祭典であると思われます。この大会における地元選手の活躍は、大垣市民のスポーツ熱をさらに燃やすことになるものと確信しております。その大会に出場できる選手は、現在の小学校6年から中学2年が対象となるわけですが、優秀な成績をおさめる将来性のある選手の発掘や育成は急務と考えますが、その対策はどのようになっているのかお伺いをいたします。また、今年度から始まった、学校部活動を離れ小中学校の児童生徒を対象にフェンシング競技と水球競技のスポーツクラブが設置、実施されたと聞いております。その事業の充実発展を期待すると同時に、さらなる競技種目の拡大と選手やチームのレベルアップを願うところであります。さらに、本市では県下に先駆けてスポーツ少年団を結成し、活発な活動がなされております。しかし、優秀な人材が中学校において十分な成績が上げられていないように思われます。その原因として、指導者不足や小中学校の指導の一貫性が図られていないことが考えられます。そこで、全国総体に向けた小中の一貫した指導体制の確立とスポーツクラブの充実についてお伺いをいたします。  3つ目に、平成10年開催の全国スポレク祭は、いつでも、どこでも、だれでもが日ごろから体力や年齢、好みに応じたスポーツレクリエーションを通じて、心豊かで健康的なライフスタイルを自分のものにするなど、生涯スポーツとしての祭典であろうと思われます。今年度の群馬大会の開催日を見ると、産業、スポーツ、文化、ふれあいなど、各種イベントを開催するスインク事業とおおむね重なっております。そこで、全国から参加される選手の皆様を市民総ぐるみで大歓迎をするために、スインク事業をドッキングさせ、大垣市を全国に向けてアピールする絶好のチャンスにすることが考えられます。スポーツの交流だけでなく、さまざまな交流ができる伊藤私案を提言させていただきます。  次に、水と緑のまちづくりを目指しての質問をさせていただきます。  21世紀のキーワードとして、環境、自然、健康という言葉をよく耳にします。私は、先日根尾村で開催された宗次郎のオカリナコンサートに参加しました。山の緑、根尾川の清流、夜空の星、澄み切ったオカリナの音色、どれもこれも私の心をいやすものばかりでした。きっと全国各地から集まった 5,000人を超える方々も同じように心洗われる感じを持たれたのではないかと思います。まさに、水と緑、そして土からつくられたオカリナの音色、自然は人間の心をいやしてくれる最大のものと思います。本市におきましては、「水を愛し 緑をはぐくむ 人間性豊かな産業文化都市」のキャッチフレーズを掲げております。その施策がどのように実行されているかが大切であろうと思います。水都大垣のイメージの一つには、豊富な地下水、おいしい水、水まんじゅう、自噴水であり、またもう一つは市内を流れる多くの川、1級河川水門川のほかに13河川も存在することです。さらには、輪中に象徴されるように洪水に悩まされた歴史のイメージも含まれるかもしれません。今回は、川の浄化についてお伺いをいたします。  先日の新聞報道によりますと、平成6年の調査で、水門川の二水橋付近が中部建設局管内でワーストワンと言われるほどの汚れで、どぶ川並みであると書かれてありました。市内の水門川は、修景整備や青年クラブの皆さんの河川パトロールによってごみなどはきれいにされておりますが、それでも川岸におりていって水に触れてみようとは思えないのが現状であろうと思います。先日ある本を読んでいましたら、水三尺流れれば水清しと言われたころの川は土壌や水草で覆われた岸であり、今のようにコンクリートで固められた岸では、微生物を初め多くの水生植物、魚類が息絶えようとしており、自然浄化能力も殺してしまっていると書かれてありました。また、ドイツでは、ビオトープという運動が盛り上がっております。ビオトープとは、トンボやカエル、ミズスマシなど、昆虫や小動物からウサギやアヒルに至るまで、さまざまな野生生物が豊かに生きられるエコシステムの生息空間というそうです。そのために、現在はコンクリートの3面張りの護岸工事が行われた河川を取り壊して、本来のヨシ群落や水草が繁茂する自然の岸に戻していると書かれてありました。こうした方法も川の浄化の一つであろうと思われます。建設省においても、多自然型の護岸工事の通達が出されておりますが、古くから洪水に悩まされている本市にとりましては難しいのかもしれませんが、できることから実施していただきたく思います。また、木炭による水の浄化法は全国で30ヵ所ほどで、目覚ましい成果をおさめています。そのほか、昨今脚光を浴びているEM菌の利用など、全国の水質浄化の例を調査研究していただきたいと思います。ぜひ、水都大垣のイメージアップのため、また心いやされる清流を取り戻すためにも川の浄化をお願いするものであります。  次に、緑についてお伺いをいたします。  空気中の二酸化炭素を吸い酸素を吐き出してくれる緑、いわゆる樹木は我々の生命の源であります。例えば、成人男子1人が必要とする酸素を供給するには、日常30から40平方メートルの樹木が必要とか。例えば、市役所の前の丸の内公園のすべてのクスノキを考えますと、40人分程度であろうと思われます。さらに、都市部の緑が都市景観にも一役を担い、夏の気温上昇を和らげる、いわゆるヒートアイランド現象を防止する働きがあります。また、自動車等による大気汚染も防止してくれるわけで、緑は人間の心と体の健康を解決してくれる源であると言っても過言ではないと思います。本市の緑化率は、平成2年3月31日現在で、県下においては羽島の 0.1%に次いで 4.8%の、2番目に低い数値であります。ちなみに、各務原市は22.9%、岐阜市は32.5%でありますが、山の少ない平野部という地形であり、急激な期待はできないものと思われます。しかし、その後はなみずき通りやりんごっこ通りなど、特色のある美しい景観づくりとあわせて、街路樹や公共施設への植栽も進んでいることは皆様御承知のとおりであり、関係者の御努力に敬意をあらわすものでありますが、現在緑化率はどのようになっているのでありましょうか。さらに緑化率の向上を望み、提案をさせていただきます。例えば、民間緑化の推進として、ブロック塀を緑濃い生け垣にというキャッチフレーズで、生け垣づくりに助成している自治体が全国で 140ヵ所もあります。これを発展させた地域住民参加型の緑化協定制度も国で考えられており、一度調査研究されてはいかがでしょうか。さらには、護岸工事における樹木の保護や自然を生かした河川公園などは、緑化率の低下を防ぐばかりか生き物の命を守るという観点もあり、ぜひ大切にしていただきたく思います。これまで述べてきましたことは、ほんの一例でございます。水と緑のまちづくりは市民の皆さんの参加も必要であり、またきょう言ってあすできるものではないと思います。しかし、きょうから一歩一歩始めていかないとだめなテーマでもあります。市長が4期目を完成されるときは21世紀の幕開けでもあり、ぜひきれいな川、豊かな緑に囲まれた、自然と共生が図られた大垣市が誕生していることを願いつつ、第1回目の質問を終わります。市長並びに関係部長の誠意ある答弁をお願い申し上げます。 118: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 119: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、スポーツ振興によるまちづくりを目指してということで、いろいろ御提言をいただきました。後ほど教育長が答弁申し上げます。私からは、水と緑のまちづくりを目指してということでお答えいたします。  県は、水質汚濁防止法第15条に基づきまして、昭和46年から木曽、長良、揖斐等の7河川と、その支流であります44本を中心に水質汚濁の状況を把握するため、水質調査を 117地点において実施しております。平成6年度は、異常気象による渇水が影響いたしまして、水門川の観測地点にて初めて環境基準が超えたものと思われます。なお、平成7年度は、工場、事業場に対する監視指導の強化を図るとともに、生活排水対策として、昭和63年より実施しておりますブルーリバー作戦の推進、さらに平成4年度からは、生活排水対策指導員として各校下の婦人団体等に依頼し、地域において浄化対策の指導等を実施し、おかげさまで環境基準は達成されるようになりました。また、平成7年度には大垣市水環境懇話会を設置し、水の都にふさわしい御意見を各委員より御提案いただき、その中に河川浄化についての御意見もございました。河川の浄化対策につきましては、各地でコンクリート張りの河川を、小石とか砂など自然の河床へ修復する試みが行われております。本市におきましても、最近市民の要望によりまして、自然との共生を図るよう魚やホタルなどの生物の自然生態系を考慮した魚巣ブロックやホタルブロックを使用して、人と川との親水性を図るため多自然型河川として河川改修を実施しておりますが、今後とも御提言の趣旨を踏まえまして、県並びに関係機関と協議をし、水質浄化に努めてまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いをいたします。  次に、県下緑化率が下から2番目ということで、現在の状況や緑化率アップの施策についてということでございますが、緑は改めて申し上げるまでもなく、植物とこれが存在する空間の複合機能によりまして、美しい景観を形成いたします。植物による二酸化炭素の吸収や蒸散作用等によりますヒートアイランド現象緩和、延焼防災性など多くの役割を担っていることは御指摘のとおりでございます。本市の緑被率、いろいろ最近緑化率という言葉が出てきておりますが、本来緑被率とか緑視率という言葉が使われておりますけれども、本市の緑被率は県下14市のうち下から2番目ということでございますが、一般に緑被率とは樹林地を言いますが、樹林地、林でございます。本市は他市町村と異なりまして、山が少なく田園が多いため、どうしても大幅に率を上げることができず苦慮いたしているところでございます。ワーストワンは先ほど羽島というふうに言われましたけれども、あの町も山が全くありません。ちなみに、平成元年度の調査データによりますと、全市平均が 7.5%で、最高が青墓校下の 42.98%、最低が安井校下の 1.2%となっておりまして、中間に中心市街地の校下が位置しております。これから推察いたしますのは、青墓は山によるものでございまして、中心市街地は公園や街路樹によるものだと思います。このほかの校下は市民の屋敷林に負うところが大きいものと考えられます。本市では、平成元年度以降毎年2億円以上の予算を緑化推進費として計上し、公共施設、道路、河川などへ積極的に植栽を行っております。また、やむを得ず木を動かす場合には、木は生き物であるという考えから、切らずに公園などに移植する努力もいたしております。なお、民間で不用になった木も同様、できる限り利用させていただいております。このように、公共の樹木拡大は順調に進み、現在は管理へ重点を移しているところでございますが、民有地による緑化は、まだまだ十分とは言えず保全に苦労している状態でございます。今後は、民間緑化にも力を入れていかなければならないと考えております。大垣市緑化推進条例も昭和48年に制定いたしておりますが、国において平成6年度に都市緑化保全法の一部改正により、緑のマスタープランにかわる緑の基本計画策定の義務化や緑の政策大綱の発表により、緑の効用を取り入れ、住民参加を打ち出すなど、緑を取り巻く考え方が大きく変換されようとしております。このため、この動きを的確に把握し、生け垣条例や自然を生かした公園づくりなど、御指摘の施策も含めまして、住民のニーズに合った条例改正や緑の基本計画策定を進め、緑の拡大に努めてまいりたいと考えております。一層御理解、御支援を賜りますようお願いを申し上げます。 120: ◯議長(渡辺雄次君)  教育長。 121: ◯教育長(山本次能君)  スポーツ振興によるまちづくりについて3点の御提言、御質問をいただきましたが、第1点のJリーグ誘致に向けた運動についてお答えを申し上げます。  ただいまは、大変夢と希望のある御提言をいただきましたが、Jリーグ2部に名乗りを挙げることにつきましては、乗り越えなければならない多くの難問がございます。まず、法人化の問題がございます。そして、さらに施設及び設備につきましても、1万人収容の個席観客席や夜間照明が必要となりますし、そのほか観客動員や優秀選手の確保などがございます。この件につきましては、何よりも市民各位の御理解が必要ですが、今後関係機関、サッカー関係者の御意見を聞きつつ、調査研究してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  2点目の高校総体に向けた小中一貫体制とスポーツクラブについてお答えをいたします。  競技力向上につきましては、学校部活動及びスポーツ少年団、スポーツクラブ等の活動の両面ともに力を注ぎたいと考えております。学校部活動につきましては、指導者を養成する部活動指導者講習会や、指導者の不足する学校への指導者派遣事業を行い対処しているところでございます。また、競技力の向上を目指し、昨年に引き続き本年度も6中学校の部活強化指定をいたしております。さらに、体育連盟では強化委員会の新規事業として、大垣市で開催される種目の強化を目指し、小中高生を対象としたフェンシングと水球のスポーツクラブを開設したところでございます。今後、それぞれの成果を見きわめた上、小中一貫した指導体制が整うよう競技種目の拡充を含めて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  三つ目のスポレク祭とスインク事業とを一体化して大垣、西濃をアピールしてはどうかという御提言でございますが、全国スポレク祭は、国民一人一人のスポーツレクリエーション活動への参加を喚起し、生涯を通じたスポーツレクリエーション活動の振興に大きく貢献をいたしております。全国スポレク祭の一部大垣開催に当たっては、平成10年10月ごろの予定となっておりますが、全国から参加される方々に大垣をPRする絶好の機会であると同時に、スポーツ交流を中心に広く市民との交流も考えていきたいと思います。御提言のように、スインク事業の日程と合わせて開催できれば一層の相乗効果が得られることと存じます。今後、企画運営につきまして関係機関、団体と協議、検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 122: ◯議長(渡辺雄次君)  12番。           〔第12番 伊藤秀光君 登壇〕 123: ◯第12番(伊藤秀光君)  ただいまは、市長並びに教育長より私の質問に対し一つ一つ丁寧に御答弁をいただきました。ありがとうございます。  スポーツの振興や水と緑の問題は、どれも21世紀に向けた大垣のまちづくりに大切な問題であろうと思いますので、できるところから一つ一つ着実に実行していただきますようお願いを申し上げます。そこで、いま一度2点ほど要望をさせていただきます。  まず、1点はJリーグ誘致の問題であります。同僚議員の中にもサッカーをこよなく愛する人が大勢お見えのことと思います。どうか御支援をいただきたいと思います。御答弁いただきましたように、いろいろな難関があろうかと思いますが、特に財政問題であろうと思います。また、関係機関との協議も入ってもらえるとのこと、ぜひお願いをいたします。私がこれほど申し上げますのは、Jリーグの2部の募集の締め切りが来年の12月であり、その準備が急務であること。そして、こういったチャンスはもう二度とないということ。また、Jリーグ2部になるとホームタウン方式となり、企業のチームとしてではなく地域のクラブチームとなること。そのために、西濃運輸サッカー部がほかの他府県から誘いがかかっているということ。また、大垣の青年団体、竹の子さんを初め多くの青年がサポーターとして頑張っていること。また、東海3県で岐阜県だけがなくなり、また1部、2部が発足すれば32チームができ、岐阜県だけがないというのがさびしいものであります。いつだったか九州の方を視察したときに、駅のホームから大きなスタジアムをつくっている、鳥栖フューチャーズだったと思いますが、スタジアムの現場がありました。きっと鳥栖フューチャーズはことし1部に上がると思います。その他、山形や福島でも立ち上がってくると思いますが、経済的に岐阜だけがおくれていると思えません。いま一度前向きに検討していただくことを要望しておきます。  最後に、緑化率の問題ですが、国、県ともタイアップしながら今後とも定期的に調査をしていただき、緑化率の向上に向けて努力していただくことを要望しまして、質問を終わらせていただきます。 124: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  15番 国枝三喜男君。           〔第15番 国枝三喜男君 登壇〕 125: ◯第15番(国枝三喜男君)  大垣市におきまして、ことし6月ソフトピアジャパンのセンタービルがオープンし、情報化への大きな一歩を踏み出しましたところでありますが、大垣市が西濃地域の中心都市として、21世紀に向け高度情報化の推進による地域づくりを目指し、全国さらには世界への情報の受発信拠点としていくためには、やはり広域的な連帯交流が必要となってきます。さて、その広域的な連帯交流を図るには、交通ネットワークの形成が重要であると考えるのであります。当地域の広域交通ネットワークは、現在名神高速自動車道、国道21号、同じく 258号線等で形成されています。しかし、21世紀に向けて当地域が広域的に展開するためには、交通の骨格となる東海環状自動車道が一番重要であると思います。特に、私がこの事業の推進に情熱を傾けますのは、ことし3月に名誉県民章を受章されました、私が師と仰ぐ松野先生が、国土庁長官時代の昭和57年の念頭あいさつに、中部圏の特性と活力を生かすためには、世界に直結し新しい時代を開く中部圏づくり構想が提案されたことに思いをはせるのであります。松野先生の御恩に報うるためにも、私が先生の意を継ぎ、松野構想の実現の主軸になります東海環状自動車道路の推進に一役を買えれば幸いと思います。松野構想は、その後国土庁、建設省、通産省、農林省、運輸省の5省庁の合同調査により、名古屋を中心とした30kmから40km圏内にある当大垣市、岐阜、関、土岐、愛知県の瀬戸、豊田、三重県の四日市等の諸都市の特性を生かした相互連携を図るための地域整備構想として打ち出されました。いわゆる東海環状都市帯構想として取りまとめられたのであります。この構想の推進の基盤として、東海環状自動車道路の計画ができたと聞いております。今本県におきましては、東海環状自動車道には土岐周辺における東濃研究学園都市構想が具体化し、プラズマの研究開発等が推進されております。また、可児市におきましても、花トピアの整備、関市におきましては、ロジスティックスセンター計画等が着々と進められております。本市におきましても、ソフトピアジャパンを中心とし、情報科学の展開等、洋々たる研究開発文化施設の整備が進められております。さて、愛知県におきましては、21世紀万博、中部国際空港等の大プロジェクトが進行中であり、三重県でも鈴鹿山ろく研究学園都市構想が考えられております。このように、国内のみならず世界に誇る多くの地域整備計画が東海環状自動車道路を介し、互いに交流を進め、連帯を深めるのは3県1市にまたがる名古屋大都市圏が大いなる活力を生み出すものと考えます。大垣市はもとより西濃地域にとっても、将来の発展のために大きな効果をもたらすものであり、さらに松野先生の考えられた世界に直結し新しい時代を開く中部圏となると思います。したがいまして、私は中部自動車道の一日も早くの実現を望むものであります。聞くところによりますと、平成6年10月に市民の皆様に本事業の地元説明が行われ、所要の手続がされ、昨年の秋には都市計画決定がなされる予定でありましたところでありますが、岐阜市や高富の一部住民が反対運動をし、大幅に事業がおくれるようであります。私は前に述べたように、大垣市の発展や活性化に、特にこの事業が多大な寄与をするものと考えております。この事業が1年でもおくれれば、それだけ大垣市にとりましてはマイナス度が上がるばかりだと思います。  ここで、第1点目として、既に関、土岐の東部方面では6割近くの用地買収が完了したと聞いていますが、大垣市周辺の当事業の現在における進捗状況はいかがかをお聞きしたいのであります。また、今後の予定についてどのように進められるかをお聞かせ願いたいと思います。  第2点目といたしまして、当大垣市が世界の情報受発信地になるためには、中部新国際空港とのかかわりを深く持たなければならないと思います。そのために、アクセスとして東海環状道路の三重県側への整備が重要であると思います。大垣市として今後この事業をどのように推進されるか、国に働きかけるかという点をお尋ねし、以上の点について市長の誠意ある御答弁をお願いし、壇上をおります。 126: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 127: ◯市長(小倉 満君)  ただいまは、東海環状自動車道の本市に対するメリット等、ぜひとも建設促進を図るようにというお話でございます。  この東海環状自動車道は、御案内のとおり名古屋市の周辺30kmから40km圏の地域、大垣市を初めとしまして諸都市を連絡することによりまして、これらの東海環状都市帯ゾーン間の連携強化を図りながら、周辺との交流を促進し、地域の秩序ある発展を図る基盤として整備されるものでございます。この東海環状都市帯ゾーン、これはかねてからいろいろこの連携等が言われておりまして、さらに相乗効果を生むであろうということが言われております。まさに、本道路は大垣市を中心として21世紀型情報都市を目指します西濃地域にとりましても、情報ネットワークによる交流とあわせ、広域的な人、物の交流に大きな役割を果たすものでありますとともに、地域内の交通緩和を図るためにも重要な道路であります。本道路の現在までの事業の進捗状況でございますが、平成6年2月に建設省から東海環状自動車道西回りルート、関-養老間でございますが、これが公表されましたのを受けて、同年の10月に地元説明会を開催し、地元の皆様の御理解を賜り、平成7年1月、市の都市計画審議会の議を得まして、県に都市計画決定の申請をいたしました。しかし、今お話しのとおり、岐阜市御望地区、それから高富町の一部住民の間で強い反対運動が起きまして、1年以上経過しました。本年8月23日、県の都市計画地方審議会の議を得まして、県知事に都市計画決定の答申がなされました。御案内のとおりであります。現在は、建設大臣認可の手続中でありまして、近々正式に関-養老間の都市計画決定がなされると伺っております。今後につきましてでございますが、順調に進みますと、建設省において今年度じゅうには地元の皆様の御了解を得て、現況の測量、それから地質調査等が実施される予定となっております。その後、測量、調査の資料に基づいて詳細設計が行われ、地元及び関係機関との具体的な協議を行う運びとなり、地元の御理解が得られれば、おおむね3年後には用地買収に着手できるものと聞いております。本市といたしましては、事業推進体制を整え、事業効果の最も高い名神高速道路と直結する(仮称)養老インターから(仮称)大野神戸インターまでの区間を一日も早く完成できるよう努めてまいりたいと存じております。また、御指摘の中部新国際空港へのアクセスでございますが、これも養老-北勢間の事業決定を強く国、県に要望してまいりたいと存じております。今日までも中部新国際空港へのアクセスにつきましては、県におかれましても、そして西濃議員団からも国、県に要望しておりまして、何としてでもこのアクセス道路を早い時期に決定、建設をしてほしいという要望をしてまいりました。現在もそれを続けております。ぜひとも御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。 128: ◯議長(渡辺雄次君)  15番。 129: ◯第15番(国枝三喜男君)  自席で失礼させていただきます。  ただいま市長さんから大変前向きな答弁をいただき、そうしてまた今注目をしております新空港、名古屋の新空港のアクセス道路として、養老、北勢、四日市間を進めるというお言葉をいただきました。大変ありがたく思います。この計画が実現される、すなわち国土庁で発表され12年の歳月が流れました。この間に、大垣市におきましても、平成6年10月には環状推進室が設けられ、また建設省から7年4月には北野技監をお迎えし、そうしてこの推進に御努力されました。今後もまた倍旧の御努力が必要かと思いますが、ここで私は北野技監の前向きな答弁と申しますか、希望のほどをお願いし、私の質問を閉じたいと思います。 130: ◯議長(渡辺雄次君)  技監。 131: ◯技監(北野和基君)  技監というお言葉でございましたので、お答えいたします。  昨年の4月からこちらに参りまして、皆様には大変温かく私を見守っていただきまして、本当にありがとうございます。また、ここで東海環状自動車道を担当させていただきまして、大変光栄に思っております。今後は市長の答弁のように、これを踏まえまして建設省と十分調整を図り、事業の推進に幾らかでもお役に立てれば幸いと思います。どうぞよろしく御指導をお願いいたします。 132: ◯議長(渡辺雄次君)  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
     次に移ります。  25番 杉原幸子君。           〔第25番 杉原幸子君 登壇〕 133: ◯第25番(杉原幸子君)  通告いたしました6点の問題について質問させていただきます。  第1点目の問題は、本会議、きょう冒頭市長が発言されました徳山ダムに反対する皆さんに対しての大垣市の会場を拒否したこの問題についてでございますが、私は、けさ冒頭市長からお聞きいたしました。けれども、この質問に対しまして、私のやはり言いたいことがございますので、質問という形でさせていただき、また市長からも御答弁をいただきたい、このようにも思います。市が徳山ダム建設に反対する人たちにスイトピアセンターの会場の貸し出しを拒否したことは、民主主義、言論、表現、集会の自由という市民的権利の擁護という観点から見ても明白な誤り、暴挙であり、今後市政に重大な汚点を残すことになりますし、大垣市はどういう非常識な町かと物笑いにもなり、はかり知れない対外的な信用を失うことになると思うわけであります。  まず第1に、生涯学習の拠点としているスイトピアセンターの各会場も含めて、およそ公共の会場は広く市民に開放されているものです。市民の中には、問題について賛成の人も反対の人もあるのは当然で、どちらの側からの市民も、まさにそうした会場を自由に使用できて、むしろそういう意見を主張したり闘わせたりする中にこそ施設は存在しているわけであります。市民の税金からそういう施設を設けてよりよい合意をつくり出していく、そういう場として市民に自由にといいますのは、便利で気楽に低料金でということです。その施設が使われてこそ、その施設が社会の進歩に役立つのであり、市政のあり方を市民本位に貫いていく保障になっていく、ここに根本的目的があるわけであります。今回のこの問題は、こうした民主主義の初歩的な原則を踏みにじるものであり許すことはできません。一体これからどうしようというのか、私は一瞬恐ろしさも感じるものがありました。第2に、徳山ダム建設の問題に絡んで、西濃1市5郡が推進している問題だから貸し出しを拒否した云々の報道がありましたが、今でもそう考えているのかどうか。徳山ダム建設については、私は見直しを求めており、ここで2回にわたって質問いたしましたが、市長の答弁は一般的なもので、市民の疑問や一般マスコミも報道されている疑問にも答えていません。もっともっと市民レベルの討論が必要だと考えております。何より政府、建設省そのものが徳山ダムのような巨大な建設事業について、国民の中に反対意見や土木技術的にも疑問が多いので、大垣市長、議長も含め徳山ダム建設事業審議委員会が、少なくともそういう理由で昨年発足したのではないでしょうか。例えば、ことし6月の総合福祉会館での公聴会でも賛成、推進の人も反対の人も一堂に参加して、次々発言がありました。市民を代表して委員になっている市長や議長は、徳山ダム建設に反対や疑問を持っている人の意見も含めて、市民に何らかの説明、報告があってしかるべきだとも考えているわけであります。それが民主主義だと考えます。同時に、賛成の人たちだけの、また反対する人たちだけの集まりも相当行われてしかるべきです。ましてや、建設省そのものが反対意見が多いことを前提に行っているのに、なぜ反対の人たちに会場を貸し出しを拒否したのか、どういう問題が予測されたのか、何か政治的圧力があったのか、私は再度説明していただきたいと思います。また、1市5郡が推進しているからとかいう理由になっているようですが、とんでもないことです。市民が全部賛成しているわけでもありませんし、反対派を締め出すことは、まさにファッショ的ではないでしょうか。けさの冒頭市長の発言で、私は会場貸し出しにつきましては、ほかの施設を考えていく。このような答弁もございましたが、再度市長のお考えをお聞きしたいと思います。また、けさの中日新聞に私のコメントも載っておりました。私は、今まで大垣市の建物を、施設を借りるときに、市の窓口で嫌な思いをしたことは余りありません。ですから、ここには反対という名前をつくのでなくて、シンポジウムと名前を申請したらどうかというような書き方がしてありますが、こういう意味ではなくて、市の窓口の職員の皆さんが親切にアドバイスをしてくださっているのが現状だったと私は認識をしております。ですから、市の窓口の職員の皆さんは、何ら疑問も持たなく貸し出しを許可したのだと思います。でも、その後にわたりそれを拒否したという、その経過についても私は再度お聞きしたいと、このようにも思うところでございます。  第2点目の問題は、首都機能移転の誘致運動に反対する立場から、私は中止すべきであるということについて質問し、市長のお考えをお聞きしたいと思います。  この議会で首都機能の岐阜県への誘致を促進する意見書が採択されたことは、極めて遺憾に思うわけです。私たち日本共産党は、中央段階でも、また県段階としても、政府みずから財政危機宣言をしている緊急事態にもかかわらず、こうした事業は膨大なむだ遣いであり、到底納得できないものとして反対しているところであります。まず、首都機能移転に必要な費用は、直接的な費用だけで約14兆円とも20兆円とも25兆円とも言われ、交通基盤の整備など関連投資を含めると、総事業費は 200兆円とも推定される大事業計画であります。この事業について、国会等移転調査会会長、関西経団連会長の宇野氏は、たとえ経済的に不効率なことがあっても、ここらで少し膨大なむだをしてと公式に語り、また鹿島建設の担当者は、建設業界が第一義的にその恩恵をこうむると、いずれもあけすけに語っているのです。今国会は歴代政府の軍拡、そして大企業優先の放漫財政の結果、深刻な財政危機にあることは御承知のとおりでございます。国債残高は 240兆円、国民1人当たり 200万円です。岐阜県の地方債残高は 6,729億円、県民1人当たり32万円と深刻です。政府はこうした財政危機を口実に消費税率5%への引き上げや、医療や社会保障の切り下げを進めてきており、今後も目白押しに国民いじめをやろうとしています。大垣でも、国保料金の値上げも、もとはここにあります。昨年の6月議会で、病院の入院給食費の問題で政府に反対する意見書を出しましたが、1日 600円になり、今回厚生省の審議会の一つである医療保険審議会は、この10月から入院給食費を 760円に値上げせよと答申し、値上げされます。こうして、国民にはしわ寄せさせながら、その上どうして費用を捻出しようとするのでしょうか。宇野氏は国会で、その財源を消費税率を上げるか、あるいは建設国債にするかと語っています。梶原県政は、今年度予算で何と2億 5,848万円をもこの誘致運動のための予算を使っているのです。そこで私は思うのですが、議会が本当に市政や県政を市民本位、県民本位に発展させようとするなら、当然そういうやり方に対して抗議をすべきだと考えるのですが、市長はこうした市民不在、ゼネコンのための計画、むだ遣いについて、どう考えているのかお聞きしたいと思います。  第2に、既にいろいろ論じられていることですが、この計画は、一つは、仮に20兆円とすると元利合計で60兆円にもなり、今後60年間、孫子の代まで毎年1兆円ずつ、つまり国民1人当たり 8,000円から1万円ずつ払っていかなければならないということです。二つ目には、首都圏に約 3,200万人が住んでいますが、そのうち15万人、あるいは30万人が移転しても、過密を解消することはできないということです。三つ目は、震災対策等も言っていますが、日本はどこへ行っても震災の心配はなくなりません。四つに、昨年都知事選でも争点になった副都心計画、つまりもっと東京に首都としての機能や人口を集中させようとする大規模な計画を、ゼネコンが一方で進めつつあるということです。五つ目には、首都機能の移転と言いますが、政府、行政機関は全部東京に残すわけです。そして、国会と関係機関だけを移そうという計画です。例えば、大垣市で言えば、市役所は全部今のままにして、議会関連機関と施設だけ赤坂とか、南の方の浅中とか、こういう引っ越し方をする。これが今の首都機能の移転の問題です。これでは市民と議会とを切り離すことになり、議会制民主主義に反するものではないでしょうか。さらに、危機管理ということで 300億円以上もかけて首相官邸を建設しているのです。警察庁、人事院から、どの官庁も軒並みに建てかえ中、あるいはその計画がまたあるのです。まさにむだ遣いだと思うわけです。こうした無数の問題を抱え、まさに建設のための建設の計画を、県の旗振りに従ってあくまで推進していくのかどうか、市長の考えをお聞きしたいと思います。  三つ目の問題は、病原性大腸菌O-157の問題について質問いたします。  私は、ここに農民運動全国連合会の新聞を持ってまいりました。この農民組合の団体の機関紙をもって、この中で勉強させてもらいましたが、これにはO-157について、既に14年も前、アメリカでハンバーガーの中毒事件があり、牛の腸からO-157が発見されたにもかかわらず、厚生省が専門家の忠告をも無視し、一切その検閲せずに、アメリカ牛肉の輸入を推進してきたのが今日の蔓延の真の原因であるというふうに書かれております。日本は世界一の食料輸入で自給率が下がり、最大の素性のわからない食品が横行していますが、なぜ政府は検閲を厳しくしないのか。それは米の輸入自由化を認めたWTO協定の中にSPS協定というのがありますが、この協定は、衛生植物の検疫に関する協定というもので、それによりますと輸出国、この場合はアメリカですが、安全だと保証したものを輸入国、この場合は日本が検査して安全でないと言うことは、国際貿易に対する悪影響を及ぼすとしてできないという屈辱的な仕組みになっているからだと言っています。政府は、断定はできないが、カイワレ大根である可能性も否定できないとし、また本当の原因は国民にはわからないままです。岐阜県はカイワレ大根日本一の生産高ですが、大変な被害をこうむっておられるわけです。市内の中小業者、特に生鮮食品を扱う業者は売り上げが大幅に下がり、これまた営業は大変でございます。私はここで、このO-157の問題に関連して市の学校給食について質問いたします。第1に、政府はこの問題に関連して学校給食設備の改善、衛生管理などについてたくさんの通達が出されていますが、それはどのようなものでどう対応しているか。対応していく上でネックとなるようなものはなかったのかどうか。また、市として予算措置はどうなっているのか質問いたします。第2に、現在の給食センターについて、市の第三次総合計画の 142ページにありますが、「調理施設の老朽化も目立ち、衛生的で効率的な調理施設の整備及び給食内容の充実が求められている」、このようになっています。土地も確保されていることであり、現在の施設について、最小限にしながらも応急処置をしながら、おくれることなくこの計画を早めて新規移転に取り組むべきでないかというふうに思っておりますが、そのことについて答弁をお願いしたいと思います。  4点目の問題は、下水道管に光ファイバーを設置する問題について質問いたします。  下水道管の中に光ファイバーを引いて、情報ネットワークの機能を持っている情報工房を核として、小中学校や福祉施設等の公共施設を光ファイバーを利用してネットワーク化し、市民に必要な情報を発信する行政情報ネットワーク構想が具体的な実験段階に入ろうとしています。いただきました資料でも、1、マルチメディア教育システム、2、同じく福祉システム、3、同じく行政システムと計画されているようであります。一方、これと関連して下水道事業の問題ですが、昨年7月に発表された都市計画中央審議会の答申、今後の下水道の整備と管理はいかにあるべきかでは、「下水道は、人間が汚した水を人間の手でもとに戻すという意味で、水を基軸とした生態系や自然の循環システムを健全に保つための重要な構成要素」として、「環境を守ることを使命とする最も基本的な社会資本である」とうたっております。また、「全国どこでも豊かさを実感できる生活空間づくりに向けて、そして、水道・電気などと同じく暮らしに欠かせないライフラインとして、その整備が広く国民から求められている」としています。そして、さきの国会では下水道整備緊急措置法が改正されました。それは、第8次下水道整備五箇年計画を立てて、全国平均で平成12年度、つまり1999年度末で普及率66%にしようというものです。さらに、下水道法も二つの点にわたって改正されました。一つは、発生汚泥等の処理に関する規制の整備が行われたこと、もう一つは、下水道管内に光ファイバーを敷設することができるようになったことであります。そして、公共下水道管理者がこの設置を認め使用料を徴収できるようにしようというものです。問題は、この使用料金をどれだけにするかということです。我が党の質問に対して建設省は、地方自治体が決めることであり、一般に光ファイバー敷設によって維持管理費がふえる分は最低限徴収すべきものとし、同時に地方公共団体の判断において、一部の暗渠の減価償却分を加えることも可能だと答えております。そこで質問いたしますが、市の下水道の普及率はたしか53%で、その拡大が強く望まれているわけですが、政府の計画の関連で今世紀中にはどれくらいの見通しか。また、さきの審議の答申のように、人間生活にとっての下水道事業の重要性からいって、特別に重点的に取り組んでいくべき課題であると思うが、どのように考えますでしょうか。また、下水道事業が進める上で一番困る問題、事業の進捗を妨げている原因としてはどのような問題があるか、あわせて御答弁をお聞きしたいと思います。第2に、この下水道管を利用した光ファイバーにより、市民に教育、福祉、行政に関する情報を提供しようと計画しているわけですが、市民の立場に立つならば投資の仕方があべこべではないか、こんなことに市民の税金を使う必要はないと思うことです。情報産業がどのようにやるのかは別として、市民はまず下水道事業の 100%普及に全力を尽くすべきではないかという方が多いと思います。第3に、下水道の普及率をそのままにしておいて、お金をかけて光ファイバーによる情報サービスに使うということになると、下水道のない地域の市民は、同じ市民でありながら二重に差別されることと考えますが、その点どのように考えているのでしょうか。また、この光ファイバーの問題についてはどの部局が所轄して今後この予算化をしていくのか、あわせて質問したいと思います。  4点目の問題は、高齢化社会対策について質問させていただきます。  15日は敬老の日です。高齢者の皆様に長寿のお祝いを心から申し上げますとともに、一層の御健康と幸せを願わずにはいられません。この大垣市で暮らしていて本当によかったと言える町へ、一層努力してまいりたいと改めて決意をするものです。  さて、高齢になっても在宅で安心してサービスが受けられるようにと願ってきたわけですが、昨年7月から市内の興文、東、西、南、北の5校下で、国のモデル事業として24時間巡回型ホームヘルプサービス事業が開始され、1年余が経過したわけでありますが、御本人はもとより家族の人たちから大変喜ばれていることは前回にも申し上げたとおりです。そして、この適用範囲を一日も早く市内に広げられるように強く要望したわけですが、今回在宅型時間延長ということで、全市を対象に実施するための補正予算が提案されており、まさに在宅福祉の町へ大きく前進するものと、私は大変喜んでいるわけであります。それに関連して、今後の一層の充実、巡回型24時間、また滞在型時間延長ホームヘルプサービス事業を一層効果あるものにするために、何としても給食サービスを充実させていくことが重要な課題だと考えます。再び給食サービスについて、どのように考えているのか質問いたします。  施設の面からについて私は質問いたします。痴呆性のお年寄りを抱える家族の1人として、施設の充実、特別養護老人ホームのお世話になっているお年寄りにとっての生活環境をよくすることが課題です。私の母は、この4月からくすのき苑でお世話になっております。入所の当初は、職員の方々を大変てこずらせました。今では落ち着いて、すっかりくすのき苑が好きになり、外出してもくすのき苑に戻ってくるとほっとするのでしょう、ほほえみがあらわれるのです。母は24時間痴呆ということではありません。また、痴呆性の方が24時間痴呆だということはないと思います。私は、母から二つの希望を言われました。その一つは、この定員の問題です。お年寄りが多過ぎる、このように言われました。もう一つは、散歩に出たい、このことでした。痴呆の母からも、このようにして二つの問題を聞かされたときには、本当にはっといたしました。くすのき苑の周りです。私はこの定員の問題は、今の 100名の定員を半分にということは到底できることではございません。けれども、二つ目の散歩に出たいというこの願いは、母だけでなくて多くの特別養護老人ホームに入所している人たちの希望ではないか、このように思います。また、散歩に全然行ってないというわけではございません。けれども、くすのき苑には庭もありません。ですから、くすのき苑の周りの農地を、農家の皆さんや、また農地を持っている皆さん、そして地元の皆さんの大きな御理解を得て、福祉の小道とでも名づけましょうか、ぜひ散歩の道をつくることはできないか質問したいと思います。また、母は耳もほとんど聞こえなくなっているのです。いつも筆談で対話してくるわけですが、読む力を低下させないためにと考えて、家にしまってありました子供の絵本や童話の本を私は勧めてみました。私が思っていたよりも喜んでおり、特別養護老人ホームに適切な図書コーナーがあってもよいのではないか。私は、このような特養でもやはり図書コーナーが必要だ、このことに気づきました。どうか図書コーナーを設けるよう、このことについてもお考えがありましたら質問したいと思います。さて、最後になりますが、大型ごみ収集に当たって、特に独居老人の家では、大型ごみを出そうとしてもなかなか所定のステーションまで運び出すことができません。こうした独居老人家庭がふえていることが実情です。大型ごみ収集の問題についても、今後の課題として考えまた検討していただきたく、このことについてはお願いいたします。  質問の最後になりますが、留守家庭児童教室の時間延長について質問いたします。  留守家庭児童教室の経過を申し上げますと、1972年、昭和47年4月、林町にあった市の消防署の分団の建物を借りて、共同運営の学童保育所めだかクラブの発足があります。そして、やがて6年後の1978年、昭和53年6月より17小学校中6校で開設される運びになりました。その後毎年増設されていき、現在では17小学校校下全部で開設されております。この間、市として始めてから18年の経過があるわけですが、この18年間、多くの子供たちは集団の中でたくましく育ち、母親たちは働き続けることができたわけです。今日では障害児の子供さんたちも元気でここに保育されており、また各教室の指導員の複数配置も実施されるなど、中身が充実しつつあり大変喜んでいるところでございます。平日は午後から夕方の5時半までとなっていますが、ところが夏休みになりますとどこでも、いわゆる夏休みなのに、この留守家庭児童教室の指導員の皆さんは、夏休みどころか朝からの保育になり、指導員の肉体的な負担も大きくなっていくわけですが、この問題については心から感謝している次第です。このように、18年間次第に改善、充実されてきた点もある一方、この18年間、私も何度か議会で取り上げてきましたし、また親さんも毎年のように市に要望されている問題が、解決されない問題があります。この問題が時間延長の問題です。保育園では午後の6時まで、あるいは7時まで実施されているのですが、留守家庭児童教室だけが午後5時半までです。ここに大きな矛盾があります。少子化と言われる中、若いカップル、特にお母さんたちにとって子育てしやすい町にするために、留守家庭児童教室の時間延長は緊急を要する課題だと考えます。明快な御答弁をお願いするものでございます。  以上、第1回目の質問を終わります。 134: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 135: ◯市長(小倉 満君)  スイトピアセンター会場借用問題につきましては、けさほど貴重なお時間を拝借いたしまして、自分の考えを述べさせていただきました。あのとおりでございます。経緯につきまして、教育長より後ほど答弁をしていただきます。私からは、首都機能移転問題についてを御答弁申し上げます。  首都機能移転につきましては、本年6月に国会において、国会等の移転に関する法律の改正案が可決成立し、7月には国会等移転審議会の事務局が設置され、首都機能移転に向けた検討が本格的に開始されたことは、既に御案内のとおりでございます。岐阜県におかれましては、日本の中央に位置し、交通アクセスの整備が進む岐阜東濃地域が最高の移転候補地であることから、「東京から東濃へ」のキャッチフレーズのもと、県並びに本市を含む市町村はもとより、県内の各種団体で構成する岐阜東濃新首都構想推進協議会、地元経済団体等で構成する岐阜東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会などが中心となって、積極的に活動が展開されております。さらに、大垣市議会におかれましても、9月2日に岐阜東濃地域への首都機能移転に関する決議をされておられます。東濃地域への首都機能移転は、私たち西濃地域とも東海環状自動車道などで至近距離で結ばれ、政治、行政、経済、文化などさまざまな面で大きな恩恵を西濃地域へもたらすものと存じますので、今後とも御理解、御支援を賜りますようお願いを申し上げます。現時点では、定かな方向がまだ決められておりませんので、今後の動静ということでございますけれども、私どもは県の考え方に沿って、これからも進んでまいる所存でございます。  病原性大腸菌O-157対策、これも先ほど私御説明申し上げましたが、その他それぞれ担当部長より御答弁申し上げます。 136: ◯議長(渡辺雄次君)  教育長。 137: ◯教育長(山本次能君)  スイトピアセンター学習館、文化会館の使用許可取り消しについて大変御心配をおかけし心苦しく思っております。経過につきましては、議員総会でも御説明申し上げましたが、念のためにもう一度申し上げたいと思います。  既に新聞紙上でも報道されておるとおりでございますが、8月24日、徳山ダム建設中止を求める会から、11月24日に徳山ダム建設反対全国集会の会場としてスイトピアホールを使用したい旨申請があり、窓口担当者はその場で許可書を発行いたしました。このことについても、先ほど岡田議員からお話がございましたように、今後そのあり方について研究をしたいと思っております。その後、この集会が反対集会であり、学習というよりむしろ運動ではないかとの疑義が出まして、事務局関係者が協議の結果、社会教育施設の設置目的にそぐわないものとして取り消すと、こういうことで、スイトピア条例の規定に基づいて教育委員会の議決を経て、徳山ダム建設中止を求める会に8月30日付をもって通知したものでございます。この際、10月10日開催予定の同会の集会について、建設省との対話集会となっておりましたが、これも一連のものとしてあわせて取り消しを通知したものでございます。これに対し、8月31日付で取り消し撤回の申し入れがありましたが、9月2日付で、この集会は設置目的から教育委員会所管の施設では受け入れることはできず撤回できない旨回答をいたし、金曜日の提訴に至ったものでございます。この決定までには、教育委員会といたしましても真剣な論議をいたして決定したつもりでございますし、今後は、けさほど本会議冒頭でございました市長の表明に従いまして対応をしてまいりたいと存じますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 138: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 139: ◯環境部長(高橋邦夫君)  病原性大腸菌O-157対策について御答弁申し上げます。  病原性大腸菌O-157等による感染症の原因がいまだ特定されていないというところから、一部沈静化の傾向が見られるものの予断を許さない状況下にあります。このO-157対策は当市のみならず全国的な事柄ですので、近く美濃市で開催されます県下市長会におきまして当市が提案市となり、他都市とともに感染源、感染ルートの早期解明を求め、市民の不安解消を強く国に要望してまいりたいと存じます。また、既に自治省が打ち出しております特別交付税による措置につきましても、予防対策を含む必要経費の補助もあわせてお願いをしていきたいと思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 140: ◯議長(渡辺雄次君)  教育部長。 141: ◯教育部長(小倉武彦君)  病原性大腸菌O-157対策についてのうち、学校給食関連についてお答えをいたします。  御質問の学校給食センターの衛生管理につきましては、6月10日に岐阜市で発生と同時に早速大垣保健所に相談、助言を受けて細心の注意を払ってきたところでございます。それと並行して6月と7月の献立の見直しをいたしました。7月3日、感染源がおかかサラダと発表されましたので、翌日から生野菜はすべて加熱処理できるものに変更いたしました。また、夏休み期間中には、文部省などから夏季緊急点検の実施並びに日常点検の充実と食品原材料の保存期間の延長などの通達がございまして、それらの対応といたしまして、冷凍庫の購入や病原性大腸菌などの検便を実施し、万全を期しているところでございます。予算につきましては、現段階では予算の範囲内で対応しておりますが、今後文部省、保健所などからの指導があれば、予算面で補正をお願いすることにもなりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。  給食センターの建設につきましては、多様化する学校給食のニーズに対応できる共同調理施設の必要性から、南部、北部給食センターの統合整備を促進するということで、第三次総合計画に基づいて行う予定でございます。なお、用地につきましては、平成6年3月までに土地開発公社におきまして、外野3丁目地内に1万 4,800平方メートルを取得しており、今後は建設に向けて関係部局と協議をしながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 142: ◯議長(渡辺雄次君)  水道部長。 143: ◯水道部長(森 富男君)  下水道管に光ファイバーを設置することについてお答えいたします。  下水道管理用光ファイバーにつきましては、御案内のとおり建設省のモデル都市に本市が指定され、全体計画18.4kmの光ファイバーを下水管渠内に今年度から4年間で敷設し、ポンプ場の遠隔操作や工場排水の水質監視などを行うものでございます。さらに、建設省から下水道管理用光ファイバー等を利用したマルチメディアモデル都市づくりの地域選定も受けており、下水道の管理用以外にもこの光ファイバーを有効利用することが可能となりましたもので、現在建設を進めております(仮称)大垣市情報工房の通信回線として活用してまいります。また、現在建設省では、この下水道管理用光ファイバーの有効利用のほか、道路、河川に敷設されています国の公共施設管理用光ファイバーを、広範囲できめの細かい情報通信ネットワークとして活用する制度整備や規制緩和の検討が行われておりますので、本市といたしましても、地域内における情報格差の是正に、これらの活用を要望してまいりたいと存じます。また、下水道管理用光ファイバーに対する事業費につきましては、事業の性格上、下水道料金で賄うものではございませんので、よろしく御理解と御支援をお願いいたします。 144: ◯議長(渡辺雄次君)  福祉部長。 145: ◯福祉部長(一柳瑞賢君)  高齢社会対策について御答弁いたします。  初めに、給食サービスについてでございますが、高齢化社会の進行に伴い寝たきりや痴呆性等の要援護者、そしてひとり暮らしや高齢者夫婦世帯が増加してまいります中で、給食サービスの提供は、訪問時に会話を通じての孤独感、孤立感の解消、あるいは身体異常の早期発見等に大きな役割を果たすものと存じます。幸い食生活に関しましては、ホームヘルプサービスの中で、食事の準備から食事の介護まで対応できるサービスが既にメニュー化されております。したがって、ホームヘルプサービスの有効利用を積極的に図りながら、今後も行政と市社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会等と連携を密にし、検討してまいりたいと存じます。  次に、くすのき苑に福祉の散歩道をについてでございますが、四季を通じて花や鳥、虫など自然に親しむ施設環境づくりは最も重要であると深く認識しております。とりわけ農地を利用してのレンゲやヒマワリ畑での自由な散策は、痴呆性老人などにとって効果的な活用方法の一つであろうと存じます。農地所有者の御理解と御協力が得られれば、市社会福祉協議会を初めボランティア団体や地元老人クラブ、そして地域住民の方々の協力を得て、自然に親しむ環境づくりを検討してまいりたいと存じます。  次に、施設に図書設備をについてでございますが、入所してお見えになる方の中には、絵本や童話の本等に興味を持ち、楽しまれている方もおられると思いますので、市立図書館と協議して取り組んでまいりたいと存じます。  また、高齢者のための大型ごみ収集につきましては、関係各課と多角的に研究してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 146: ◯議長(渡辺雄次君)  文化部長。 147: ◯文化部長(小林正司君)  留守家庭児童教室の時間延長についてお答えいたします。  現在の保育時間は、御案内のとおり5時半までとなっておりますが、実際には保護者からの御連絡を受けました場合は、5時30分を多少過ぎましても対応しておりますのが実情でございます。保育時間の延長につきましては、近年女性の社会進出、家庭環境、社会情勢などの変化によりまして、検討しなければならない時期に来ているのではないかと思います。したがいまして、この件につきましては指導員の勤務体制の問題等もございますので、留守家庭児童教室運営委員会で協議を重ね、より充実した教室運営、望ましい学童保育を進めてまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 148: ◯議長(渡辺雄次君)  25番。           〔第25番 杉原幸子君 登壇〕 149: ◯第25番(杉原幸子君)  1点目の質問につきましては、教育長から経過報告も受けました。また、市長も今議会の冒頭で言われたとおりだと思います。市長は、四選を目指すということの中で、やはり清潔と公正を信条にして今後もやっていきたいとか、一党一派にとらわれず市民党として頑張っていくと、このような答弁がありましたが、こういう中で今回のことは非常に残念だというふうに思っております。それも、やはり本会議が開催された冒頭の日に市長からそういうのが欲しかったなというふうにも思います。やはり議員から出たり、一般質問も、私も他の議員も予定したと思うんですけれども、それも取りやめということで、今回の市長冒頭の発言となったわけですが、対応の仕方につきまして、もっとやはり機敏に対応していたら、毎日のように新聞に書かれなくても済んだんでないかなと思って、非常に残念に思っております。反対する人たちの団体に対しまして、やはり謝り、今後の対応をきちっとしていただきたい、このようにお願いする次第でございます。  それから、首都機能移転の問題につきましては、いろいろ見解の相違があると思いますけども、私たち日本共産党は、今財政危機の中で、この膨大なお金を使うべきかどうかということは非常に疑問も感じますし、私たちとしては反対していきたい、このようにも私はきちっと述べておきたいと思います。  それから、O-157の問題につきましては、先ほど私はこの9月議会に補正が組まれるのではないか、このようにも思っておりました。けれども、補正がありませんでしたので、先ほど部長の答弁の中で、もし必要だったら12月議会だと思いますけども、そのときには頼むということがありましたので、やはり全力を尽くしていただきたいなというふうに思います。特に、大垣の場合は学校給食センターが老朽化しておりまして、職員の皆さん、非常に苦慮しているのではないかというふうに思いますので、その点については、やはり命の問題にかかわる問題です。やはり、12月議会、補正をつけてでも全力を挙げていっていただきたい、このように思います。  それから、下水道に関する光ファイバー設置の問題ですけども、まだきめ細かに聞きたいことがありますので、委員会の中で再度質問していきたいというふうに思います。この光ファイバー設置も膨大な費用がこれから必要でないかというふうに思います。第三次総合計画の中にはなかった問題だというふうに思いますし、先ほどからも大垣の財政の危機が言われている中で、今後どのようにしていくのか、大きな課題だと思いますので、再度委員会の中で私は質問し、また光ファイバー網の通る水道管とか国道、河川、そういうのも、できましたら図面でお知らせしていただきたいなと、このようにお願いしておきます。  それから、高齢化社会の問題につきまして、在宅福祉をやっていく中では、やはり在宅福祉の中心は、食べて、排せつして、眠る、この三つが人間が生きていく上での基本的なことだと思います。この食べるということに関して、やはり手を抜きますと体力も弱ってきますので、やはり早急にこのことも考えていただきたいというふうに思います。くすのき苑の問題につきましては、地元の御協力が絶対必要です。岐阜県では花いっぱい運動をしてるんですけども、残念ながら土地が狭くて、建設以来私も余り足も運ばなくてくすのき苑をしっかり知らなかったわけですが、やはり周りにはいっぱい、自然がたくさんありますから、それを上手に利用し、また県立養護学校の生徒たちも利用できるような、余りお金をかけなくてできる問題でないかと思います。また、図書コーナーも市立図書館との御相談も必要かと思いますけども、ちょっと呼びかければ家に眠っている本がたくさんありますし、あえて図書棚をつくらなくてもお年寄りの皆さんがつくった段ボールの箱の中に入れてでも結構なわけですので、お金をかけない二つのアイデアとして私は実施していただきたいと思います。それと同時に、一つ一つこういうことをやりますと、職員の負担にかかってくるのは私は目に見えております。やはり、特別養護老人ホームができましてから、中にいらっしゃるお年寄りの皆さんが非常に重度化されてきているのではないかと、このように思います。もちろんその持ち人数は、国の基準に市はまだプラスしているかと思いますけども、私は保育をやっているときのことを思い出しました。厚生省は、ゼロ歳児保育を幾ら市町村で始めても一貫して6対1だったんです。6人の子供に対して1人の保母しかよこさない、こういうのが数十年続きました。ですから、本当にゼロ歳児保育を3人の子供に1人の保母の予算がついてきたのは最近だと思います。今度は、高齢化のお年寄りの問題にこのしわ寄せが来ているのではないかというふうに思っております。ですから、今高齢化の人たちの、持ち人数がちょっと記憶にないんですけども、絶対足りない人数で定員の職員が配置されております。もちろんプラスはされていると思いますけども、もっと国に、やはり痴呆性老人の問題、重度化の問題を、やはり国にはっきり提言し、そして持ち人数の変更を国に要求していただきたい。このことについては、私は市長さんにぜひお願いしたいと思います。そして、やはり来年度の予算の中で、このくすのき苑の職員の問題、そういうこともあわせて検討していただきたいと思います。  留守家庭児童教室につきましては、私は平成元年の議事録を見てちょっと自分ながらびっくりしたんです。山本教育長が答弁をしているのですが、このときすごく前向きでいろいろ検討したいということも言われました。それから、平成6年にも私は質問しております。もう留守家庭児童教室ができましてからやはり18年過ぎましたので、やはりこの辺で一度、条例、規則を見直しながら、時間延長の問題を前向きで考えていただきたい、このようにも思います。  最後に、私は特養の職員対老人の定員の問題につきまして、国に強く要望していただきたいと思いますので、その点についての市長の見解をお聞きしたいと思います。 150: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 151: ◯市長(小倉 満君)  高齢社会対策の中で、特に重度の方が多いくすのき苑の場合は、公共施設でございますので、なかなかといいますか、軽い人が少ないわけであります。そうしたことから余計手間がかかるということでございますので、国へ対して、今御要望のとおり私からももちろん、しっかりそうした要望をしてまいります。  次に、留守家庭児童教室の時間延長という中で、現実にはかなりケース・バイ・ケースで対応しているというふうに聞いておりますが、見直しというお話がございましたが、その点につきましても一度検討してまいります。  それから下水道管に光ファイバー、これの対応ですけれども、窓口はどうかということでございますが、現時点では情報工房建設推進室を充てていこうということでございます。将来的には、先ほどお話しになりましたように、下水道管だけではなしに道路も河川も、現在現実に光ファイバーが通っておりますから、そうしたものを活用していくという中で考えてまいります。 152: ◯議長(渡辺雄次君)  次に移ります。  10番 横山幸司君。           〔第10番 横山幸司君 登壇〕 153: ◯第10番(横山幸司君)  きょうはもう既に5時40分ということで、早く終われという、そういうささやきが私の耳に入るわけでございます。皆さんの御期待にこたえれるかどうか、一生懸命やりたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず最初に、通告に従いまして、第1点目、公園の安全と美化について、第2点目、市民窓口のコンピュータ化について提言いたします。  大垣市内には、都市公園 117ヵ所、児童公園 100ヵ所あるとのことでありますが、子供からお年寄りまで楽しく遊んだり、憩いの場として利用されている市内数々の公園で、一部の心ない人によって大変迷惑をこうむっている現状があります。  その第1は、公園のあずまやについてであります。船町の水都公園では、5月ごろから午後また夕方になるとホームレスの人々が、あずまやの中に段ボールやラジオ、生活用品、自転車などを持ち込んで宿泊しているのであります。三、四人の男性が酒盛りをし、時には口論をしたり深夜まで騒いだりしております。小さな子供を連れたお母さん方や自治会の方々から、公園で子供たちを遊ばせられない、近づけないということで、何とかしてほしいと、こういうことでありました。市へ連絡をし、指導を願っても一向に改善された様子がないとの声でありました。安全で明るい公園、あずまやの本来の良好なる活用がなされますよう具体的な改善を要望するものであります。  第2は、公園や街角でのポイ捨て、ふん公害であります。  「きれいにしたいな、私の街!」、この標語のもと、愛知県春日井市では、都市環境の美化を図り、市民の快適な生活を確保することを目的に、ポイ捨て及びふん害の防止に関する条例を制定し、ことし10月1日から施行するそうであります。この条例によりますと、1、何人も、ポイ捨てをしてはならない。ポイ捨ての禁止等。2、飼い主は、飼い犬等が公共の場所でふんをしたときは、直ちに回収すること。飼い主の遵守事項などが定められております。また、ごみ散乱防止重点地域を指定し、同地域内でルールを守らない人には勧告、命令を行い、罰金が科せられることもある罰則条項を設けております。一方、条例に、著しく功績のあった人は顕彰することにしておられます。春日井市では、この条例施行に先立ち、公園にふん害防止の啓発プレートを設置したり、 200ヵ所の公共施設のネットフェンスにPR看板を取りつけるなど、啓発活動を展開し、ふん害の減少への効果を上げているとのことであります。本市におきましても、ポイ捨て、ふん害防止条例の制定については本気で考え、取り組む時期が来ているのではないでしょうか。市民の意見により、私は過去3回この種の質問を行ってまいりました。環境部長の前向きな御答弁を期待するものであります。  次に、市民窓口のコンピュータ化について。  コンピュータ化は既になされているのではないかと言われるかもしれませんが、世はすべからくマルチメディア化の真っただ中であります。これから提言いたしますのは、戸籍総合システムの導入についてであり、ホストコンピュータを利用したクライアント・サーバー型で構築された戸籍総合システムのことであります。  去る6月、藤沢市戸籍情報システムについて学習する機会がありました。藤沢市情報統計課と市民窓口センターの職員の方の説明によりますと、平成5年初めN社より戸籍情報システム開発の共同研究の話があり、以来丸3年かけてヒアリング、事務改善委員会、専門部会、平成改製原戸籍マイクロ化、システムリリース、セットアップ、法務省によるシステム検証、市民に対するPR、職員研修、そして本稼働の流れであります。さて、戸籍事務のコンピュータ化については、平成6年6月、戸籍法の一部が改正され、戸籍事務をコンピュータで処理できるようになり、全国で40以上の先進自治体が移行しております。今まで制度発足以来、戸籍事務は和紙でつくられた戸籍原本を基礎に行われ、タイプライターでの記載、コピーによる謄本、抄本の発行など、多くの手作業と複雑な記載などのため大変な時間と手間がかかっておりました。コンピュータを用いると自動審査機能、自動戸籍編集機能など、コンピュータの持つさまざまな機能によって、より早くより正確に戸籍をつくり証明書を発行することができることになります。現在コンピュータ化され行われている市民課の窓口業務でありますが、本市においてももう一歩進めて戸籍情報システムの導入を思い提言するものであります。  さて、次に例を挙げさせていただきますが、町村が力を合わせて高度情報化時代に質の高い住民サービスの向上を目指している北海道自治体情報システム協議会、会長は根室の別海町、佐野力三町長であります。ここでは、行政用コンピュータシステムの共同開発、共同利用に取り組む中、住民記録ネットワークを構築し、戸籍情報システムを初め税務、国民年金、福祉サービスなど各種業務のプログラムを共有し、大いに活用しているのであります。現在35町村1団体が加入しての共同活用であるため、自治体単独で処理するのに比べ費用では3分の1、労働力も大幅にダウンとのことでありました。北海道の小規模町村では昭和63年4月、北海道行政システム共同利用会議が発足し、自治体が個々に処理してきた住民登録や税金、福祉などの煩雑な電算プログラムの開発、更新を共同処理することで、労力、費用の負担軽減を図ることに成功したとのことであります。その後自治体数も12町村から30を超え、平成7年4月に北海道自治体情報システム協議会として新たに設立されました。札幌市内に置かれた事務局兼情報センターには約20台の管理コンピュータが設置され、各町村から集まった職員らが常駐し、システムの開発、運用状況の管理、サポートなどを行っております。また、各町村がLAN、庁内通信網を構築し、情報センターとの間をISDN、総合デジタル通信網で結び、町村が処理するコンピュータ業務についてどんな遠隔地であっても瞬時に対応し、技術支援、システム管理を行っております。各町村が業務別の分担を行い、プログラム開発、データの更新も担当を分けることにより作業が早くなり、人材の共有、活用がなされ、費用面でも1町村当たりの負担が、単独で取り組むのに比べ3分の1程度に大幅減少されたとのことであります。このほか付加サービスとして、1、住民票などの各種証明書の相互発行、2、テレビ電話、テレビ会議、3、地理情報システムなどの開発にも着手しているとのことであります。今後、時代の流れが早いこうした中にありまして、本市においても情報システムの採用を前向きに検討していただきたく提言をいたしました。 154: ◯議長(渡辺雄次君)  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 155: ◯市長(小倉 満君)  公園の安全と美化について、後ほど計画部長、環境部長から御答弁申し上げます。私は、市民窓口のコンピュータ化についてをお答え申し上げたいと存じます。
     ただいまは、具体例を挙げていただきまして、示唆に富んだ御提言を賜りました。戸籍情報システムの導入についてでございますが、本市は現在住民票等の証明書交付は、コンピュータにより実施いたしております。戸籍につきましては、平成6年6月に戸籍法が改正され、情報化社会にふさわしい磁気媒体の戸籍情報システム処理が可能となりました。戸籍は、国民の身分関係を登録、公証する唯一の重要な公文書で、その重要性は他に類を見ないものでございます。本市では、平成7年度から3ヵ年計画で戸籍事務のコンピュータ化への移行準備作業として、除籍・改製原戸籍の再製事業を実施いたしております。これは 100年以上経過しているものもあり、傷みが激しく、虫害、手あかの汚れ、それから剥離等が顕著で、再製を実施することによって初めてコンピュータ化が可能となります。御指摘のとおり、戸籍情報システムを導入いたしますと戸籍事務の正確化、迅速化が図られ、住民サービスの向上につながるものでございます。先ほど藤沢市の例を挙げていただきましたが、平成8年9月1日現在、全国で45の自治体においてコンピュータ化され、戸籍情報システムによる戸籍事務が行われている。よく承知しておりまして、今改めてお話を伺ったわけであります。このように、除籍・改製原戸籍の再製事業完了後には、国の指導を受け、大垣市第三次総合計画後期基本計画に位置づけまして、計画的にコンピュータ化してまいりたいと存じますので、よろしく御理解、今後とも御指導をお願い申し上げます。 156: ◯議長(渡辺雄次君)  計画部長。 157: ◯計画部長(古坂 滋君)  公園の安全と美化についてお答えいたします。  公園、あるいは河川環境等の整備がなされました箇所に設置しておりますべンチ、あずまや等の施設につきましては、公園に遊びに来られた方や散策を楽しまれる方が自由に休息できるように、また年齢層も幅広い方々を対象に地形やスペースを考慮して設置いたしております。しかしながら、御指摘のようなそれぞれのあずまや等の休息施設が近づきがたいものであってはなりませんので、施設の現状を調査し、周囲が明るくなるように、接近しております樹木の剪定、あるいは照明灯等につきましても検討をしてまいりたいと存じます。  なお、ホームレス対策につきましては、その解決策に決め手がなく、対応に苦慮いたしております。今後は、定期的に公園を巡回し、時には警察の御協力をも得ながら適切に対処してまいりたいと存じますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 158: ◯議長(渡辺雄次君)  環境部長。 159: ◯環境部長(高橋邦夫君)  自動販売機等で購入した後の、いわゆる空き缶のポイ捨てにつきましては、廃掃法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律でございますが、第16条で、みだりに廃棄物を捨ててはならないという条項があります。罰則規定もありますが、なかなか履行されないのが現実でございます。したがいまして、市といたしましては、自販機設置者に回収箱の設置をし、散乱することのないように求めてまいりたいと考えております。  また、犬のふんの処理につきましては、狂犬病の予防注射のときに、見本といたしまして回収袋などを配布し協力を呼びかけるとともに、公共用地にはその始末を促す立て看板を設置するなどして啓発に努めているところでございます。現在県内でも、これらの条例を設けている市町村もございますが、罰則適用など難しい点もあるやに聞いております。その実効性も含めてよく研究してまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、肝心なのはモラルの向上であり、教育の場で子供のころから身につくよう指導の方法について関係者と調整を図ってまいりたいと思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 160: ◯議長(渡辺雄次君)  10番。           〔第10番 横山幸司君 登壇〕 161: ◯第10番(横山幸司君)  ただいまは、計画部長さん、そして環境部長さん、そして市長さんと、いろいろ御答弁いただきました。  まず最初の、第1点目の公園の安全と美化についてでありますけれども、ぜひとも、現実的に行きますと、これが本当に公園なのかなという、この水都公園であります。何とか早く改善していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それからポイ捨て、それからふん公害ですけれども、まあ全く前回と同じ御答弁でありました。答弁書が同じかなと思うぐらい同じでありました。まあ事柄が事柄でありますので、そういう回答しかできないのかなとの思いもあるんですが、今回私は、これ春日井市なんです。春日井市の方から防止条例を取り寄せて、そしてそこからピックアップして今申し上げたようなことでございます。どうかよく研究してお願いしたいと思います。  それからコンピュータ化につきましては、本当にこれ時間がかかりお金もかかる事業であります。岐阜市では平成7年10月からこのコンピュータ化といいますか戸籍情報システムに近い形でやっております。まず一つは、住民票のコンピュータ化で6事務所と市民課でやっております。それから印鑑証明も同じく平成7年10月です。印影とかもコンピュータ化されております。外人登録済証明書についても、そのようにやっております。今度12月に、JRの岐阜駅に事務所をつくりまして、そこへ自動交付機を置きます。そして、そういう自動交付ですから、もう駅へ来た人がみんなそこでとれるという、市庁舎まで行かなくてもとれる、そういう形になります。そのように岐阜市では進めておるようです。どうもシステムを聞きましたら10億ぐらいかかったということでありますが、お金がかかることは承知しておりますが、ぜひおくれないで、本市もちょっとおくれておりますので、改製原戸籍を遠くから引っ張ってこなきゃならないんで大変だと思いますけれどもよろしくお願いいたします。大垣市の情報工房ができていくわけなんですけれども、こういった中でマルチメディアの機器の開発とかはもとより、行政の情報化の推進をしていただき、またLANの整備とかインターネットの有効活用を研究したり、あるいはまた何人かの議員さんが言っておられました市民カードですね、市民カードのシステムの構築とか福祉総合システムの開発とか、そういったもの、あるいは広げて1市5郡にこのネットワークを築いていく、そういうことを大きくとらえて進めていただきたいなというふうに思います。そういうときには、各町村からも出資してもらったりして情報システムセンターをこの大垣につくって、それが情報工房になるのかどうなのかちょっと私よくわかりませんが、共同活用してはどうかなあとか、いろんなことが考えられるんじゃないかなと思います。一般的に行政というのは、庁舎とか体育館とか学校とかいう、そういう箱物、あるいはまた道路や橋などのその建造物に目が行きがちであります。医療とか福祉、住民の、先ほど言いましたカードシステムとか、あるいは今言いました駅やデパートや街角に住民票や各種の証明書の自動交付機の設置などがなされれば、市民にとっては本当に身近な行政が、自分のこの目の前に来たという、そういう感覚でとらえられるんじゃないかなと、それが本当の市民サービスじゃないかなというふうに思います。どうかこれらの市民の基本情報となる戸籍事務の向上から出発して、今後一層そうしたものを充実して、また予算もかかりますので、計画的に策定にこの力を注いでいただいて、そういう中で戸籍情報システムの導入を確実に推進していただけますように提言をいたし、終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 162: ◯議長(渡辺雄次君)  以上をもって、通告者の一般質問は終わりました。  この際、ほかに御発言はありませんか。           〔「なし」と言う者あり〕 163: ◯議長(渡辺雄次君)  御発言もないようでございますので、これをもって、一般質問を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま上程中の各議案につきましては、それぞれ担当委員会に付託して御審査願いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 164: ◯議長(渡辺雄次君)  御異議なしと認めます。よって、さよう付託することに決定いたしました。  お諮りいたします。  本日はこの程度をもって散会し、以降の日程については、別紙日程表のとおり各委員会で御審査を願い、17日午前10時から本会議を再開して、各付託議案の委員長報告を願いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 165: ◯議長(渡辺雄次君)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。  なお、別紙日程表をもって、それぞれの招集通知にかえますので、さよう御了承願います。  本日は、これをもって散会いたします。              午後 6時 2分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。   平成8年 9月 9日                  議   長    渡   辺   雄   次                  議   員    藤   崎   紀 久 子                  議   員    小   寺   繁   好 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...